意識の高すぎる勘違い?

現在は、高校生の中間テスト真っ只中!

新高1にとっては、JK, DKとなって初めての定期テストになります。

長らくこの仕事をやっていて感じるのは、新高1の最初の定期テストで華麗なスタートダッシュを切った生徒は、たいてい3年後に、指定校推薦をバッチリ取っていくということ。

今年度、めでたく中央大学法学部への指定校を勝ち取った生徒さんは、まさにそれに該当しています。

推薦入試を視野に入れている新高1生の皆さん、まずは初めが肝心です!

現代の日本社会には「明日から本気出す!」という愛されて止まない名言(私も大好き)がありますが、これは、ある意味で敵なのです。

☆ ☆ ☆

6月1日(土)、当教室で英検の準会場試験が行われます。

今回も、多くの方にお申し込みを頂いております。本当にありがとうございます。

さて、今回は英検の3級を初めて受験する“とある生徒”のお話。

部活で忙しくて時間が取れず、昨日(26日)に、やっと過去問と対面を果たしたI君。

自分の意見を「25語~35語」で述べるライティング問題を解き終えた時、

I君:「せんせー、こんなに短くてもいいんですか?」

“25語も書けないよ~”と、最初は悲鳴を上げる生徒も多い中で、彼の発言は斬新そのものでした。

小池:「君は、なんて意識が高いんだ!どれどれ、早速添削させておくれ~。楽しみだな~♪」

しかし、そこに書かれていたのは、わずか1行の英文のみ。

小池:「ちょ、ちょっと、もう冗談でしょ!まったく指定の語数に足りてないよ~。ちゃんと数えたの?」

I君:「ええーっ!しっかり数えましたよ!いち、にい、さん、しい…」

彼の指先を見つめながら、私はあることに気が付きました。

小池:「文字で数えてどーするのっ!25字でなくて、25語!少なくとも、アルファベットじゃなくて、英単語が25個必要なのっ!」

I君:「こ、こんなの罠ですよーっ!。だって、これって英語の試験じゃないですかーっ!これは国語のエラーです。僕は無罪です。」

小池:「・・でも、冤罪でもないよね。」

 

*ちなみに、元ドリフターズの荒井注の名言 This is a pen は、4語10字)です。

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