英検
中3生や高3生はすでに受験モードに入っているので、今回の主役は中学2年生。
この学年は、チャレンジで3級という流れが一般的。それゆえ、12月に中2女子2名が準2級(高校2年終了程度)に申し込んだ時は、正直少し驚きました。
英検対策といっても、中学2年生の彼女たちが仮定法や分詞構文といった高校英文法を知るはずもなく、過去問を眺めてみても初めて見る単語だらけ。
しかし彼女たちは、ハンデを言い訳とせずに黙々と問題に取り組んでいきました。知らない単語はどんどん雑記帳に書き留めていき、ボキャブラリー・ビルディングに努めました。
新学期を迎えた頃、雑記帳は高校生が持ち歩くようなイディオム集になっていました。自然と彼女たちの合格を確信しました。
中2に負けじと、中3にも大きなチャレンジを敢行した生徒がいます。高校入試を直前に控えた身でありながら、2級(高校卒業程度)に挑んでしまったFさん。彼女は特に帰国子女という訳ではなく、英語を本格的に習い始めたのは中学に入ってから。中2で4級→3級→準2級と順調にランクアップを果たした彼女にとって、今回の英検は、まさに受験勉強との二足の草鞋。
どこまでも真っ直ぐな気持ちで、自己を高めようとした彼女たち。この姿を見て、「一般的に」が常套文句となっている私のようなつまらない大人が受けた衝撃は、本当に計り知れません。
本年度のジャム中学部は、本当に女子陣が強いたくましい。
小池
*P.S.
自己採点の結果、前述の中2生たちと中3のFさん、1次合格は間違いないようです。もうびっくり!!
とは言えども、英検2次試験の2月23日は東京マラソン。都内の交通網は大混雑必至。そして翌日24日は、中3の彼女にとっては大本命の“都立高校入試”。何という運命のいたずら。
「思い切って、気分転換に受けちゃいたい!」と彼女は張り切っておりますが、どうしたものでしょうか・・・。