たった一日のために
7月7日。年に一度だけ、琴座の織姫と鷲座の彦星が再会を許される日。
街を歩いていると、さまざまな願い事が記入された短冊を目にしました。
何ともロマンチックな日です。
ところが、やはりというか、否が応にも仰天してしまう短冊も目にしてしまいました・・
― 仰天した短冊ベスト2 ―
「雨が降って、織姫と彦星が再会できませんように。」
これを書いた方は、何かしらの重いストレスを抱え、よほど心を痛めていたのでしょうか?
残念ながら、雨が降って二人が再会できないのなら、そもそも願い事自体が二人に届かないと思うのですが・・
― 仰天した短冊ベスト1 ―
「この世から、リア充が消えますように。」
残念ですが、まさに七夕の日こそ、
「リア充の、リア充による、リア充のための日 ― the day of the Riajyu, by the Riajyu, for the Riajyu」
とは言えないでしょうか?残念ですが、静かに7月8日の到来を待つしかないようです・・
冗談はさておき、よくよく考えてみると、七夕の話って、なんか惨い凄いですよね。
乙姫と彦星の二人は、この日のためだけに、残りの364日を真面目に働き続けるのですから。
一日経ったら、もう終わりなんですよ。「また、来年~~っ!」という感じで。
それでも、この一日を楽しみに、二人は毎日仕事に精を出していくのです。
変な例え話となりますが、我々は一年間頑張れば、憧れの高校や大学と365日いつでも会える状態になれるんです。
織姫や彦星と違って、高校なら3年間、大学なら4年間以上のフリーパスポートが発行されることになるんです。
二人が見たら、めちゃくちゃ羨ましがることでしょうね。
エン単語3.0~基本例文集より
夏になると、白鳥座のデネブ、鷲座のアルタイル、琴座のベガ、そして地球のエンちゃんが、いわゆる「夏の大三角錐」を形成する。
In summer, Deneb in the swan, Altair in the eagle, Vega in the lyre, and En-chan on Earth form the so-called “Summer Trigonal Pyramid.”
暑くなってきました、皆さまご自愛ください。