ヒーローの手
夏期講習は前期が終了し、いよいよ中期に突入しました。
でも、考えてみたら全日程の半分にも達していないんですよね。
生徒が先にバテるか、講師が先に倒れるか…
そんな暑い午後、思わぬ出来事が起きました。
入口の自動ドアが開いたその瞬間、生徒と一緒に、なかなか立派なセミが教室内に乱入!
「きゃー!」「うわっ!」と、一時教室はちょっとしたパニックに。
天井に止まったセミを見上げてみんなが騒ぐ中、
ひとり、まったく動じない男がいました。
そう、我らがエンちゃん。
高橋:「ったく、だらしないなー。俺が子どもの頃は…」
歓迎されない昭和節を吐きながら、迷うことなく机の上に立ち、スッと手を伸ばし、なんと素手でセミをキャッチ!
そのまま外へやさしくリリースして、一件落着。
教室に、再び平穏が戻ったのでした。
ある意味、エンちゃんは一時的にヒーローとなったわけですが、
その後、手を洗ってから授業に入ったかどうかは、未だ不明です。