ラブリーモーニング
答案の丸付けをしながら、なかなかユーモラスな解答に出会いました。
ネタの提供者は、とある新高1男子。
What a lovely morning it is!「なんて素敵な朝なんだ。」
*lovely(ラブリー) 素敵な
lovely(ラブリー)の意味がちょっと厄介なこの英文に対して、彼が導き出した和訳は、
「なんて恋したい朝なんだ!」
その行き過ぎた想像力に、しばらく二人で笑い転げてしまいました。
リア充デビューを切望するかのような力強さだけでなく、なんとなく、昔流行ったトレンディードラマのタイトルみたいな雰囲気が醸し出されています。
☆ ☆ ☆
誰しも、自分の興味のないことに対しては、無頓着なものです。
私は若い頃、ファッションに関して全く興味がなく、恐ろしいほど無頓着でした。
一番ひどかったのは19歳の頃。山手線の中で自分の足元を見たら、靴下の色が左右で違っていた、という作り話のような実話があります。
しかも、黒と灰色や茶色といった”近い”色彩の組み合わせではなく、誰が見ても明らかに”遠い”色の組み合わせ。私の足元で見事なコントラストを放っていました。
さすがにその日は、靴下を脱いで素足で過ごしました。今でいうところの石田純一氏の生活スタイルを先取りしたことになります(笑)
そんな自身の”無頓着”な歴史を思い出す出来事に、先日遭遇しました。
授業中のこと、
中学生のT君が、とある英語の質問に悩んでいました。
そっとのぞき込むと、
How old are you? 「何歳ですか?」
決して、悩むほど難しい問題ではありません。
???と思って彼に尋ねてみたところ、ビックリする箇所でつまづいていることが発覚しました。
どうやら、自分の歳が思い出せない…と。
小池:「あの~、自分の年齢にまったく興味がないのかい?」
T君:「そのようです。私って何歳ですか?」
小池:「中2になってから、もう誕生日は迎えたの?」
T君:「いいや、まだです。」
小池:「じゃあ、13歳だ。」
T君:「わかりました。」
小池:「で、誕生日を迎えたら、14歳だからね。」
T君:「はい。」
この仕事をして25年近く経ちますが、未だに驚きと発見が尽きることはありません。←なんか、綺麗にまとまった(笑)