ワナビー
中3生のI君。府中市から自転車で30分かけて通塾しています。
そんな彼に、ねぎらいの言葉をかけていたエンちゃん。
高橋:「本当に遠いところから大変だよね。俺だったら、22分だけど。」
ここでライバル心を燃やして、どうするんですか…。
☆ ☆ ☆
いよいよ今週末、教室で英検準会場試験が実施されます。
3級と準2級が新形式に移行して最初の試験。ついに英文ライティングが、これらの級にも登場します。
3級では25語~35語、準2級では50語~60語のボリュームになります。対策ゼロで本番に臨むのは、あまり得策とは思えません。
それ故、今週は英検受験者を対象にした「ライティング祭り」を開催していました。
そんな中、
E君:「まったくもう…、前回受けておけばよかった…」
愚痴をこぼしながら、ライティングの練習に励む中3のE君。
What kind of subject do you like?
「好きな教科は?」
というお題で、書いてもらいました。
彼は数学は好きではないのですが、なぜか、
My favorite subject is math.
「数学が好きです。」
という意見で書き始めていました。
E君:「全て創作ですから。」
そう言い切って、続きを書き始めたE君。
空想世界の夢物語を楽しもうとするかのように…。
しばらくして、
どうやら、最後に何か適当な1文を添えたいらしく、立ち往生しているようでした。
こういった場面での常套手段を伝えました。
もちろん、同業者なら誰もが知っている“あれ”です。
小池:「コテコテの例文(I want to be a(an) ~ teacher in the future./将来は~の先生になりたいです)でお茶を濁すのは?数学だとI want to be a math teacher in the future.だね。」
ところが、なかなかシャーペンを動かさないE君…。
E君:「(エンちゃんの方をちらっと見て)う、嘘でも、それだけは、絶対に嫌だぁ~。」