七夕の贈り物?
高校生のS君。英文の和訳を眺めながら、奇妙な質問を飛ばしてきました。
S君:「英熟語に、needless to say(言うまでもないが)ってあるじゃないですか。」
小池:「あるね~。」
S君:「でも、本当に言うまでもないのなら、わざわざ”それを言う必要もない”と思えませんか?」
小池:「屁理屈にしか聞こえないのは、”言うまでもない”。」
☆ ☆ ☆
その日は、ちょうど七夕でした。
短冊のついた笹の木を根こそぎ倒すような衝撃的な知らせが、英検協会からファックスで7枚届きました。
なんと2024年度第1回英検から、従来の問題に加えて新問題が追加されるというのです。
問題追加に伴い、3級と準2級は試験時間が延長されます。おそらく受験料も値上げされるのでしょう(汗)
肝心の新問題ですが、3級と準2級は、Eメールに返事を書くというものでした。
2級以上の新問題は、「うぎゃーーっ、マジかーーっ!」と思わず声が出てしまった英文の要約問題。これは、かなり厄介だと思われます。
要約問題追加の反動で、今年度は2級以上の駆け込み受験が全国的に激増するかもしれません。この件は、別の機会でお伝えしたいと思います。
一方、3級と準2級に関しては、サンプル問題を見た限り、特段の心配はないと感じました。
とはいえ、油断するのは良くないと思ったので、ファックスを一通り読んだ後で、
小池:「来年度からは、Eメールの返事を書く問題が追加される。時間も伸びて面倒になるぞ~。だから、今年度中に合格しちゃおう!」
3級や準2級を目指す中学生には、あえてそんな感じに伝えました。
そんな時、私の話を横でつまみ聞いていた我らがCEOエンちゃんは、
高橋:「今どきEメールなんて、古いな~。時代はティックトックだよ。」
小池&生徒:「…。」
なにかを、完全に勘違いしている。