不審者デビュー?
よくある授業風景。
U君:「せんせーっ、筆記用具を忘れたんですけど。」
高橋:「仕方がないから、シャーペンの芯だけ貸してやる。」
U君:「ひどい…。」
☆ ☆ ☆
よくある授業風景(続き)。
U君:「あの~、消しゴムは?」
小池:「これを使え。」
U君:「ひどい…。」
当塾が、U君から心の虐待を受けたと訴えられてしまう日も、そう遠くはないでしょう。
☆ ☆ ☆
高橋:「久し振りーー!!元気ーー!!」
突然、歩道で雄叫びを上げているエンちゃんの声が、外から教室に響いてきました。
道路の反対側を歩いていた元ジャム生のT君から声を掛けられたらしく、道路を隔てて会話をしていました。
あいにく、私の方は授業中だったので、入り口のドアを開け、T君に向かって“ニコニコしながら手を振って”授業に戻りました。
私が手を振っていた時、不思議なことにT君は、私に対して苦笑いを浮かべていました。
その後、教室に戻ってきたエンちゃんも、なぜか私に対して苦笑いを。
???
話を聞いてみると、
どうやら、私が手を振ったその先に、タイミングよく女子中学生が2人通りかかったらしいのです。
塾の教室の中から、“ニコニコした見知らぬおっさん”に手を振られて、2人は呆気にとられた様子だったと。(私の目には、T君しか入っていませんでしたが。)
女子中学生たちの目に、私の姿は一体どのように映っていたことでしょう?
私は、いよいよ不審者として、本格的にデビューを果たしてしまったようです。