他者からのアテンション
小論文の授業で、姜尚中氏の「悩む力」を題材とした入試問題に取り組みました。
― 自分自身に「私はなぜ働いているのか」と問うてみることがあります。すると、いろいろ考えた挙げ句、他者からのアテンションを求めているから、という答えが返ってきます。お金は必要ですし、地位や名誉はいらないと言ったら嘘ですが、やはり、他者からのアテンションが欲しいのです。―
ディスカッションが始まり、
Sさん:「私は、まだ働いたことがないので、ぼんやりとしか分かりません。」
小池:「人間というのは、他人から存在を認められる為に働いている、ってことなんだけど。」
Sさん:「何か、身近な例とかありませんか?」
数秒後・・
小池:「振り返ってごらん。それを実践している”お方”が立っているよ。」
Sさん:「・・なるほど。」
良い意味でも悪い意味でも、その存在を認められている“お方”は、一年中「生徒&講師スタッフ&小池からのアテンション」を全身に浴びながら、“働く”ということを、体現されておられます。
気付けば、夏期講習は折り返し地点。我らが“体現者”と共に、復路もしっかり走り続けましょう!