夏休みと宿題
私立を除いた武蔵野市内の公立中学では、27日から2学期が始まります。最近は、8月中に新学期を迎える学校も多くなってきました。
私たちの時代の夏休みといえば、8月は丸々お休みでした。
そして8月31日になると、全国で宿題に追われる”のび太君”が大量発生。そんなイメージが残っています。
ところが、いまどきの生徒も案外変わらないようです。
26日の授業で、ある中3生がポツリ。
生徒:「まだ学校の宿題がたっぷり残っているんです」
私:「まったくもう、のび太君じゃないんだから!」
とツッコミを入れつつも、私は正直「そうは言っても、たいした量じゃないだろ」と思っていました。
私:「で、どれくらい残ってるの?」
生徒:「まず、英語が○○で…」
私:「あ、それなら今日帰ってから集中すれば十分間に合うよ」
生徒:「あと、数学が△△で、国語が××で、社会が◇◇で…」
私:「いやいや、盛りすぎでしょ!そんなにあったら、もう間に合わないよ!」
生徒:「だから、今晩は徹夜です」
私:「さらっと言うけど、大丈夫なの?」
生徒:「大丈夫です。今までも間に合ってきましたから」
私:「え、今までも?」
生徒:「はい。小4のときから毎年、夏休みの最終日は徹夜なんです。これで6年連続です」
私:「皆勤賞ですね…」
思わず敬意を払ってしまいました。