故意に鯉に恋する
昨夜の午後22時41分、埼玉県と東京都で最大震度5強を観測する地震がありました。
現段階で(このブログを書いている10月8日午前3時)、すでに怪我をされた方が複数人おられるとの情報も入っております。
くれぐれも皆様、今後しばらくは余震にご注意ください。
Hさん:「せんせー、thickって何ですか?」
いつも笑顔を絶やさない中学生Hさん。英文を読みながら尋ねてきました。
小池:「この文脈では、“こい”がピッタリだね。」
Hさん:「どの“こい”ですか?」
小池:「あ~、ごめんごめん!濃度の“濃い”だよ。thick stewで濃いシチューとか。」
Hさん:「えっ、“こい”って、その“濃い”ですか。てっきり、」
小池:「はは~、予想できるよ。どうせ、loveの“恋”でしょ。」
Hさん:「いや、私はてっきり、わざとの“故意”かと。」
発想が斜め上すぎる…。
30分後…
Hさん:「せんせー、closeの“閉じる”以外の意味って何でしたっけ?」
小池:「形容詞で、“ちかい”だね。」
Hさん:「どの“ちかい”ですか?」
小池:「あ~、ごめんごめん。距離が近いの“ちかい”だよ。」
Hさん:「な~んだ、てっきり、」
小池:「てっきり?(彼女が言いそうな斜め上の答えを必死で予想→私の予想は“地階”)」
Hさん:「アーメンの方かと」
小池:「誓い、か…。」
私の予想は、全然“近い”ものではありませんでした。
☆ ☆ ☆
高橋:「武蔵野市は、住みたい街のランキングで、毎年全国1位、2位を争っているんだぞ~!へへ~。」
エンちゃんが突然、まるでドラえもんのスネ夫のように、誇らしげに武蔵野市自慢を始めていました。
確かに当教室には武蔵野市の生徒が多数派なのですが、西東京市や三鷹市からの生徒、そして私のような杉並区民も存在します。
小池(心の声):「どうせ、吉祥寺があるおかげでしょ。」
とは声に出さずに、エンちゃんの武蔵野市自慢を黙って聞いていました。
そんな中、我関せずで直前に迫った英検対策に集中していた高1生Tさん。エンちゃんの声がぼんやりと耳に入ってきたらしくて、
Tさん:「え、武蔵野市は、日本一冷たい街なんですか?」
決してHさんに引けを取らない、斜め上な空耳でした。