昭和時代の(2)

いよいよ12月に入りました。

現在の教室内は、期末テストを直前に控えた高校生や私立中学生でごった返しています。

毎度のことですが、机が足りなくなり、

「外からチラッと見られているかも?という緊張感がたまらない。」と一部のマニアに定評のある“入り口のエンちゃん机”もフル稼働しています。

ところで、室内にいる人間が増えると、室温は自然と上昇するもの。

土曜日は特に生徒が多かったいか、室温が高く感じられました。暖房を弱くするどころか、一時的に冷房のスイッチが入りました。(これ本当です)

☆ ☆ ☆

当教室の土日の時間割は、平日のものとは若干異なります。

お弁当を食べたり、一息つけられるように、お昼と夕方に40分の休憩タイムが挟んであるんです。

お弁当を食べ終わると、自習に入る“意識の高い”生徒も中にはいますが、大半の生徒は、スマホとにらめっこ状態に入ります。

そんな様子を見て、“昭和時代の理不尽な体育会系の香りを漂わす”我らがエンちゃんは、スマホに興じていた女生徒二人に向かって、

高橋:「別に、休み時間だって、自由に勉強していいんだよ~。」

さり気ない笑顔でサクッとかわして、そのままスマホに目線を戻す生徒二人。

高橋:「だ・か・ら・勉強したっていいんだよ~。」

二人:「…(汗)」

ああ~、懐かしき昭和のがっこー。自主性という名の下の強制

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