燃え尽きるまで

21日の夜は、8年ぶりという中秋の満月が見られました。

自転車で帰宅中、

「今日は、やけに空が明るいなあ。やっぱ、月ってすごい光を出せんだなあ~。」

月は光を出していません。太陽の光を反射しているだけです。

堂々たる誤爆をぶちかましながら、空を見上げてペダルを回していた数時間前の黒歴史…。

☆ ☆ ☆

高2のN君が、エンちゃんと次回の予定を決めていました。

高橋:「その時間だと、帰りは雨にならないか?俺の勘は当たるんだ!」

N君:「そろそろ人間に進化しないんですか?」

高橋:「精神年齢は退化しているぞ!」

N君:「じゃあ、次回の予定は○×で」

高橋:「オッケー牧場!」

ベテランのジャム生になると、こんな狂った会話も、眉一つ動かさずにやり取りできるようになります。

☆ ☆ ☆

さて、現在の教室ですが、公立中学生のテスト前でバタバタしております(いつものことですが)

今回はそれに並行し、某大学の付属高校に通う生徒たちの進学先の学部を決定する大切な試験も直前に迫っています。

この試験に臨むのは、当塾のJK2名。

「せっかく念願の大学付属に入ったのというのに、どうして受験生みたいに毎日勉強しなければならないの?」

という愚痴を漏らしながら愚痴もこぼさずに、夏からずっと地道に頑張ってきました。

本番まで、あと数日に迫った頃の授業中、

小池:「人生の中で、燃え尽きるほど頑張るなんて、貴重な経験だよ。」

Iさん:「それは遠慮しておきます。」

小池:「ど、どうして?」

Iさん:「だって、燃え尽きたら、」

小池:「燃え尽きたら?」

Iさん:「燃えかすになるだけじゃないですか。」

小池:「…。」

この生徒たちに幸あれ!

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