臨時休業日
小池:「だ・か・ら、そうなるのは、わ・か・も・のですよね?」
少し前の話になりますが、当塾のCEOエンちゃんがワクチン接種の2回目を翌日に控えた時のこと。
それまで、2回目のワクチン接種を受けた生徒の大部分が、翌日、発熱や倦怠感で塾を休んでいました。
若い人ほど反応が出やすいと言われておりましたが、まさにその通りでした。
ところがエンちゃんは、この若者という言葉の“幅”を、かなり自己流に拡大解釈していたようで、
高橋:「明後日の俺は使い物にならないだろう。念のため、自分の授業は入れない予定だ。」
小池:「翌日に熱や倦怠感といった反応が出るのは、若者ですよ。」
高橋:「だからこそだ。」
小池:「…だから、若者なんです。わ・か・も・の。」
しかし、2回目の接種を終えた翌日、エンちゃんは宣言通りに、早朝から強い反応に襲われたとのこと。ある意味、自らの肉体が若者であることを証明できて、ご満悦の様子でした。
そして、今度は私の2回目のワクチン接種の日が近づいてきました。
エンちゃんは、なんと私の接種日の翌日は塾をお休みにすると決めてしまいました。
タイミング的に、
定期テスト対策の最後の1人が、ちょうど終了。
小池がその日は使い物にならない(予定)。
エンちゃんが最近休みを取っていないので、そろそろ体がヤバい。または、こっそり甘いものを食べに行きたい。
こういった事情を加味した上での決断だと思われます。
“ほぼ年中無休”を謳う当塾としては、ある意味でかなりレアな事例です。連日強制的に教室で勉強させられていた生徒たちの嬉し涙が、まだ心に焼き付いて離れません。
そして、2回目のワクチン接種を受けた日の夜。
巷では、当日のアルコール摂取は“控えた方がよい”と言われておりますが、言葉の“幅”を自己流に拡大解釈した結果、摂取量を若干を減らすという形で“控え”させていただきました。
そして、お休み当日。翌朝の目覚めはスッキリ。
私はエンちゃんよりも年下(若者)なので、いずれ発熱や倦怠感に襲われるだろう、と覚悟しておりました。
しかし、お昼を回っても何も起こらず。注射を打った左腕の筋肉がちょっと痛む程度でした。
そのため、夕方になったら、スーパーに買い物に行き、
夜になったら、ランニングに行くという始末。
ほぼ無反応という結果で、単なる普通の休日で終わってしまいました。
どうやら私の肉体は、エンちゃんよりも若くはないようです…。