進撃の教室
週末に行われた勉強キャンプでは、久しぶりに宅配カレーがオーダーされました。
今年度は、“お行儀のよろしい”中学生が、あまた“いらっしゃい”ます。昨年のように“ウケ狙い”で、わざわざ5辛カレーに挑むような野人勇者はいらっしゃいません。
「食材の味をしっかり味わうことで、食材という命に対し、感謝の思いを示そう。」
今年度の“中学生様”から、そんな教えを受けたような気さえします。
そんな神聖なる現場に同席していたのは、現在ジャムで“ぼっち席研究会”の理事長を務める、さすらいの高校生T君。
すっかり落ち着いたT君ですが、かつては“激辛カレーパフォーマンス”で、夕食会を何度も修羅場に変えてきた暴れん坊。今年度の高貴なる“中学生様”たちを横目に、淡々と高校の中間テストの勉強に取り組んでいました。
勝手に彼の心中を想定すると、おそらく…
「ジャムの世界は残酷だ。そしてとても美しい。」
T君、だいたいあっていますか?