見~た~な~!
休み時間、こっそり教室のパソコンから「父の日」のプレゼントを物色していました。気が付くと、背後にFさんの視線。
動揺を隠しながら、瞬時に5通りくらいの言い訳を用意しましたが、結局は開き直って、“母の日、父の日の意義とは?”といった談義で切り抜けることにしました。
小池「・・という訳で、この日に何かしらの品物を贈るってことは、とっても大切なことなんだ。“たとえ、そのために、私用で教室のパソコンを使うことになったとしても・・多少の犠牲はやむを得ない!”」
Fさん「じろ~・・。(白い目)」
Fさん「私は毎日家族と一緒にいるので、わざわざ家族への気持ちを“形にする日”って、なんか少し違和感を感じます。」
小池「いやいや、逆に“こういう日”だからこそ、誰だって恥ずかしがることなく、気持ちを形にできるんだって!違和感があったっていいじゃない。上等上等!」
Fさん「この前の母の日は、なんとなくプリン買ってあげたの。お小遣いで。」
小池「おお、なかなかやるじゃん!」
Fさん「数百円だけど。」
小池「値段なんて関係ないよ。」
Fさん「そう言えば、写メ撮って待ち受け画面にしてた。」
・・そういうものなんだよ。