進もう!
期末テスト勉強に励む高1のK君。
分厚い英語の文法書を見ながら、不思議そうな顔をしていました。
彼の視線の先にあったものは、
なかなか非日常的な香りが漂う表現です。
私の身の回りの人物で、こんな奇行を堂々と行っても違和感を持たれないのは、言うまでもなく、エンちゃんくらいです。
K君:「せんせー、これ(踊りながら進む)って、実際にはどういう場面で見られるのですか?」
まさか、”振り返ってエンちゃんを見ろ!”とは言えないので、
小池:「リ、リオのカーニバルとか?」
K君「日本の例では?」
小池:「あ、阿波踊り!」
K君:「あ、あの~、ダンスパーティー会場とかではないんですか?」
小池:「あっ、そ、そう!それもあるね!」
K君:「…。」
最近は、常識的な風景がなかなかイメージできなくなってきました。
*注 dance one’s wayは、踊る動作以外にも、She danced her way to stardom.「彼女は踊りでスターへの道を進んだ。」(ランダムハウス英和大辞典)のような意味合いでも使われます。