昭和時代の根性論

昨日は、テレビとインターネットに釘付けの火曜日でした。

熾烈な罵り合いを続けていた半年前に、今回の米朝首脳会談の実現を、誰が予想できたでしょうか?

インターネット上において、

「仮に、今後トントン拍子に国交正常化にまで至ってしまったら、最終的に米国企業の進出もあり得る…。」

そんな記事を読んだ時、私の頭に最初に浮かんだのが、

「これって、平壌(ピョンヤン)にマクドナルドができるのか。」

我ながら、自分の視野の狭さには、ほとほと呆れ果てます。

現在の世界情勢は、昭和の常識が全くもって通用しない速さで、猛烈に変化しています。

もはや、カラオケ店でしんみりと「未来予想図2」を歌っていればなんとかなるような時代でありません。

ただ、一つだけ自信を持って予想できるのは、センター試験名称変わっていること(笑)

☆ ☆ ☆

9日の土曜日に、教室で漢検の準会場試験が行われました。

試験の開始直前、試験監督を務めるエンちゃんは、受験者たちに熱いを飛ばしていました。

まさに、昭和を代表する「精神論に重きを置く」恥ずかしい伝統的な儀式を、堂々と披露していました。

高橋:「・・・という訳で、絶対に最後まで諦めるな!最後の1秒まで、全力を出し尽くすんだ。分からない問題があったとしても、必ず埋めるんだ!」

受験者A君:「でも漢字とかは、知らなかったら書けないもん。」

高橋:「諦めるんじゃない。想像書け!」

一同:「…(唖然)。」

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