ラードは飲み物
今更ではありますが、武蔵境駅の周辺は、醤油豚骨のいわゆる「家系ラーメン店」が比較的充実しています。
ただ、私は昔から豚骨系が苦手でして、せっかくの“恩恵”にはあずかれていません。残念で仕方がありません。
一方、常日頃から「ラードは飲み物」と言い放つ“コッテリ系”大好きエンちゃんにとって、駅の周辺はまさに楽園。
「今日は○○で、××と△△を組み合わせて食べてみた。凄くよかった♪」
「生ビールにおつまみとラーメンライスで1000円ちょいなんて、ほんと神♪」
こんな歓喜の歌を、声高らかに聞かせてくれます。
☆ ☆ ☆
先日の19時過ぎのこと、
入口の自動ドアが開き、外から生徒が“生あたたか~い空気”と一緒に入って来た瞬間、
高橋:「二階の人は、“すき焼き”かぁ~」
生徒一同:「(ざわざわ)…。」
小池:「ど、どうして、そう思ったんですか?」
高橋:「ラードを焼く匂いがしたんだ。だからきっと今から、すき焼きを作るんだよ。いいなあ~。」
小池:「…。」
ある女生徒:「こ、怖い…。」
飛躍しすぎた想像と、野生動物並みの嗅覚に、ある種の恐怖を覚えました。
思わず、「今日のような冷房を使っている暑い日に、すき焼き鍋を作りますか?」というツッコミを入れ忘れました。