いきなり冬 再び
今年も、冬がいきなりやって来ました。
まだ部屋に扇風機が残っている状態なのに、数日前から一気に寒くなっています。
気温がグンと下がった初日、私は間抜けにも薄着で出勤していました。震えながら帰宅して、暖房で部屋を暖めながら熱々のお風呂へダイブ。
今年も秋を体感できなかったことを実感しながら、しばらく湯船に浸かっていました。
湯上り後。
言うまでもなく体はポカポカ。むしろ、暖房の効いた部屋が暑苦しく感じられました。
そういう場合、普通は暖房を切るものですが、私は頭がのぼせていたせいか、ふと目に留まった扇風機のスイッチをオン。
3分後、
「暖房の効いた部屋で、扇風機の風を浴びている自分って、一体何なの…?」
自身の行動の無意味さに気が付き、扇風機と暖房の両方を止めました。
これには、我ながら笑ってしまいました。
翌日、雑談ネタとして中学生のK君に話したところ、
予想外にも、K君は少し厳しい表情を浮かべました。
K君:「それは良くないです。」
小池:「え?」
K君:「電気の無駄遣いです。」
小池:「あっ…。」
K君:「SDGsの観点から見ても、環境に優しくないです。」
小池:「す、すみませんでした。」
K君:「地球の未来のために、節電の心を持ちましょう。」
小池:「で、でも、悪気はなかったんです。湯上り直後で、正常な判断が困難だったんで。」
K君:「じゃあ、今回は大目に見ましょう。」
小池:「あ、ありがとうございます。」
執行猶予が付きました。