二兎を追う者は
24日から冬期講習が始まりました。
恒例の正月特訓ですが、もちろん、今回も開催されます。
かれこれ10年以上、元日から授業をしているので、むしろ「元日こそ、仕事始めに相応しい日だ」という意識が芽生えています。
もうある意味、職業病と言えそうです。
☆ ☆ ☆
12月の中旬、今年の漢字が「税」に決まったというニュースが流れました。
「なるほど~、確かに。」と同感いたしましたが、個人的には、今年の漢字は「両」であるとも感じています。
まず、3月のワールドベースボールクラシックにおいて、日本が誇る二刀流が投打の両方で大活躍をし、世界を席巻しました。
夏の甲子園では、慶応高校が異次元の文武両道を世間に見せつけました。
「片方だけでさえ、成し遂げるのは難しいというのに…、ちぇっ。」
そんな妬ましい気持ちが芽生えない訳でもありません(笑)
しかし、よくよく考えてみると、自分の身近にも二刀流が結構存在することに気が付きます。
例えばエンちゃんは「365日仕事」と「365日筋トレ」という、ある意味で相反した二刀流を実践していますし、中3の純ジャパで英検準1級に合格を果たしたH君は、勉強だけでなく、スポーツにもガチで取り組む文武両道の化身です。
基本的に、当塾は文武両道に励む生徒の割合が高いように思われます。まあ、これは紛れもなく、エンちゃんの悪い影響だと思います。
ところが、世の中には「二刀流を目指すと、どちらも中途半端に終わってしまう」と、眉をひそめる方もいます。
確かに、そういった”諸刃の剣”のような側面もあるでしょう。
しかし、複数の分野で高みを目指すことは、自身のセルフマネジメント力を養うだけでなく、自身の視野を大きく広げることにも繋がります。
多様性が尊重されるグローバル社会において、様々な視点から物事を見つめられる能力は、今後ますます必要とされるでしょう。
だから、正しい形で「両」を追い求めることができるのなら、二兎を追う行為は、日々の生活をより充実させる「良」を生み出す元になるとは言えないでしょうか?
だから、「臆せず進めよ、二刀流の猛者たち!」
なーんて、たまには真面目なことを書いてみました。オチは特にございません(汗)
それでは皆さま、メリークリスマス♪