いい人
2月に入り、いよいよ受験シーズン本番です。
1週間後には私立高校入試、その約2週間後には都立高校入試が待ち構えています。
授業も自然と熱を帯び、問題の解説なのか、気合いの注入なのか、だんだん分からなくなってきました。
そんな中、大学受験の帰りに立ち寄ったN君が、ぽつりと愚痴をこぼしました。
「会場に向かっていたら、同じ受験生っぽい女の子に、入り口が見つからない!って急に言われたんですよ。」
自分も同じ会場に向かっていたN君。「あれ?そっちに入り口あったかなあ?」と思いつつも、別方向へ一緒に向かいます。
しかし、歩けども歩けども入り口は見当たらない。そこで彼は、誘導員を探しに走ることに。
彼女は「お願いします!」と言い、その場で待機。
やっと誘導員を見つけて確認すると、なんとN君が最初に向かっていた方向に、しっかり入り口はあったそうです。
そう伝えようと急いで戻ると、彼女の姿がない!
心配になって15分ほど探し回るも見つからず。時間も迫っているので、やむなく自分だけ会場に入ることに。
なんと、彼女、もう中にいたのです。
しかも、特に何も言ってこない。
N君は、完全に親切だけした人として物語を終えました。
「人として、どこまで優しくできるか」
彼はもう、入試とは別の意味で試されていたのではないでしょうか。
合否は神のみぞ知るところですが、少なくとも彼は、この”臨時試験”には合格したはずです。
本試験でも吉報が届いてほしいと願ってやみません。
☆ ☆ ☆
今年最初の「➡合格体験談」が完成しました。
トップバッターは、総合型選抜で見事に第1志望に合格した生徒です。準備をコツコツ積み重ね、本番ではしっかり実力を発揮してくれました。
ところで、今年からちょっとした変化があります。
毎回、合格体験談には生徒の似顔絵を添えていますが、今年は時代の最先端を行こうということで、AIに描いてもらう予定です。(*現在はまだ準備中で、文字だけの掲載となっています)
もちろん、情報漏洩などの心配もありますので、生徒の写真をそのままAIに渡すわけにはいきません。
色々と加工したものをもとに、AIに描いてもらうという、ひと手間かけた工程を経ています。
「・・それはもう、似顔絵と言っていいのか?」
という鋭いツッコミは、どうか胸の内にしまっておいてください。

