いきなり冬

いきなり寒くなりました。

私は夏服から、合服をすっ飛ばして、いきなり冬服を着て出勤しております。

今年の“いきなり”感は、例年とは質が違う気がします。冬服を着て出勤した初日は、暖房が稼働する教室に、前日まで使っていた扇風機が鎮座している有様でした。

今年の秋は、まるで存在しないかのようでした。先日、スーパーの鮮魚コーナーでサンマを見た時に秋を感じた5秒間が、どうやら今年の最初で最後の秋体験だったようです。

いきなり冬になったその日、私と同じく、秋が一瞬で過ぎたことを残念がる生徒がいました。

小池:「そーだよね。まったく、秋だけに“空き”がなかったよ。」

冷静なN君:「面白いですか?」

小池:「…。」

涼しい秋風ではなく、いきなり冷たい北風の洗礼を受けました。

☆ ☆ ☆

公民の勉強に励んでいた中3生。

「基本的人権」について、講師の先生から説明を受けている声が聞こえてきました。

そんな時、突然エンちゃんが、かまってちゃんオーラ全開で、

高橋:「人権だぞ、人面犬じゃないぞ。」

― 以上、人面猿からのコメントでした。

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