ishiki_takai「意識高い系のビジネス用語」を目にする機会が増えました。

会議を「カンファレンス」、尊敬を「リスペクト」と言ったりする程度の“アクセント”では飽き足らず、今やタイトルのような大侵食を果たしています。

正直、もう分かりにくくて仕方がないというのが、個人的な感想です。

そもそも、どうして母国語に、わざわざ好んで英単語を挟み込むのでしょうか?

「学生時代、単語集に朝から晩までかぶりつくほど、あなたは英語が好きだったのですか?」と、意地悪な質問をしてみたくもなります。

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エンちゃんと先日行った会議(勉強キャンプの食事について)の内容を、「意識高い系のカタカナビジネス用語」で染めてみました。

―カンファレンス中―

小池:「ココイチのカレーのトッピングを“全部乗せ”にしようという、現在ペンディング中のアジェンダですが、アグリーは得られますか?私はマストだと思いますが。」

高橋:「バジェットを無視したジャストアイディアなので、参加人数にアトリビュートするところが大きいな。エーエスエーピー/A.S.A.Pコンセンサスを示すのは難しい。

小池:「“全部乗せ”カレーがプレゼンスするだけで、食事の時間がメタモルフォーゼしますよ。」

高橋:「でも現実には、お店に事前のアサインも必要だろうし、ユーザーがトッピングを食べ残すというリスクファクターもある。」

小池:「リスク以上に得られるベネフィットが大きいですよ。この“全部乗せ”カレーイベントは、当塾のコアコンピタンスになり得ます。」

高橋:「しかし、明快なスキームフィックスされていないフェイズでは、フィージビリティは低いとしか言わざるを得ない。」

小池:「タイトなスケジュールでディテールまで追求するのは無理ですよ。勉強キャンプの食事は、ユーザーにフルコミットできる絶好のオポチュニティじゃないですか!我々のプライオリティは、ユーザーオリエンテッドです。」

高橋:「分かった。でも、キャンプ当日にリスケとなった場合に備えて、オルタナティブも準備しておこう。それがモアベターだ。」

*ペンディング(保留)/アジェンダ(議題)/アグリ―(同意)/マスト(必要)/バジェット(予算)/ジャストアイディア(思い付き)/アトリビュート(起因)/エーエスエーピー A.S.A.P(早急に as soon as possible)/コンセンサス(同意)/プレゼンス(存在)/メタモルフォーゼ(変容)/アサイン(予約)/ユーザー(顧客)/リスクファクター(危険因子)/ベネフィット(利益)/コアコンピタンス(中核分野)/スキーム(概要)/フィックス(決定)/フェイズ(段階)/フィージビリティ(実現の可能性)/タイト(慌ただしい)/ディテール(詳細)/フルコミット(貢献)/オポチュニティ(機会)/プライオリティ(優先事項)/ユーザーオリエンテッド(顧客第一)/リスケ(予定変更)/オルタナティブ(代替案)/モアベター(良い

もう、頭がおかしくなりそうです・・

車を見ながら「ブーブー」、犬を見ながら「ワンワン」と言っている幼児の方が、よっぽど自然にカタカナ語を操っているのではないでしょうか?