つい最近まで、英検協会のウェブサイトには、

「小学生のうちに英検5級の合格をめざしましょう!」

という特設ページがありました。

それを見て私は、「英検の低年齢化」が進んでいる(進められている?)現状をひしひしと感じました。

当教室では、2020年1月に恒例の英検準会場試験が行われる予定ですが、今回も外部の方からお申し込みをいくつか頂きました。

そういった方々の受験級を眺めるだけでも、低年齢化は十分に実感できます。

一例を紹介いたしますと、

小学3年生で英検4級(中学2年終了)チャレンジ!

小学6年生で準2級(高校2年終了)チャレンジ!

といった状況。

英検の申し込み締切日の夜、オンラインで申し込みの入力作業をしていたエンちゃんと一緒に、

「よくよく考えたら、なんかすごいことになっているぞ!」

と顔を見合わせてしまいました。

☆ ☆ ☆

英語というものを、あくまでも“試験教科”という観点から考えた場合は、できるだけ早く始めるに越したことはありません。

ぶっちゃけ、フライングした者勝ちでしょう…。

実際、当塾の生徒さんの中にも、帰国子女でないにもかかわらず、現在は中学3年用のテキストを使って勉強している小学6年生(英検3級取得済み)がいたりします。

一般的に、小学生が塾に通う理由というのは「中学受験対策のため」がダントツですが、近い将来「英検対策のため」という新参者に大きな顔をされるかもしれませんよ。

ところで、世の中には、英検に限らず「試験に向けて対策する」こと自体に、眉をひそめる方もいらっしゃいます。

そういう方々がよく口にするのは、

「テストというのは、実力を確認するもの。だから対策なんて反則だ。」

というご意見。

確かに、ごもっともです。

しかし“現実問題”として、テストというものには、どうしても製作者(学校だと先生)の個性が強く反映されています。

それゆえ、その個性に馴染めた者馴染めなかったとでは、ハッキリと点数が分かれます。

「付焼刃でない実力を測る試験」と称される模擬試験でさえ、一度出題形式にサッと目を通したことがある生徒と、馬鹿正直に挑んだ生徒とでは、仮に同等の学力であったとしても、偏差値は笑ってしまうほど異なるのです。

不運にも個性に「馴染めなかった者」の例を、一つ紹介したします。(続く)