anki_card6月11日(土)、新形式になって初めての英検が実施されました。

注目は言うまでもなく、新しくライティングが導入された2級です。

試験時間は長くなり、筆記試験だけでも85分。その後、リスニング試験が30分ほど続くので、かなり長丁場な試験となりました。

「最後まで集中力を切らさない」

今後、2級攻略における定石の一つとなりそうな気がします。

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試験が始まり、ベールに包まれたライティング問題と、やっと対面を果たしました。

Today, fewer and fewer people are buying paper books. Do you think people will stop buying paper books in the future?

記念すべき最初のお題は、「我々は将来、もう紙の本を求めなくなるのか?」というものです。これに、YesかNoの立場で意見を述べていくことになります。

今回のお題(土曜日準会場実施)に関しては、サンプル問題と流れが似ていますので、事前に目を通してきた人にとっては、取り組みやすかったのではないでしょうか?

幸いなことに、私の授業でも、このテーマに関しては何度か取り扱っていました。

そのため、ホッとする次元を飛び越えて、かなり舞い上がってしまいましたが・・。

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それでは、取り組んでいきます。

短時間でサクッと仕上げたいならば、断然Yesの主張がお勧めです。

「いつでもどこでも購入できる」
「安く買うことができる」
「持ち運びが楽になる」

といった電子書籍の利点を主張し、

「紙を使わないから、環境にやさしい~(えんばいろめんたりーふれんどりー)」

といった“意識の高い”主張を添えたら、もう十分だと思います。

<解答例>
I think that people will stop buying paper books in the future. First, more and more books are available on our smartphones and tablets because of the advanced technology. At any time and anywhere, we can search and download almost any book we want to read. We no longer need to go to bookstores. Also, e-books are environmentally friendly because they do not require any paper. Paper books are made of paper, and paper is made from trees. In other words, making paper books means cutting down trees. For these reasons, people will stop buying paper books in the future.(100語)

*ネイティブチェックはしておりませんので、至らぬ点はご了承ください。

自身の授業でこのテーマに取り組んだのは、1か月ほど前になります。読書大好きのSさんが、Yesの主張に正面から対抗してきた“事件”が、懐かしく思い出されます。

隙間時間を見つけては、必ず読書をしている本好きのSさん。

私がコピーを取りに30秒ほど離れた時でさえ、しっかり読書に“励む”ような強者です。そんな彼女にとって、大好きな紙の本が否定されるのは、気分の良いことではなかったはずです。

言うまでもなく、彼女はNoの主張で攻めてきました。

「紙の匂いを感じたり、紙の手触りを楽しむのも、読書の大切な一部だ。」
「重い本を苦労して持ち歩くことに比例して、読む喜びが増大する。」

そんな絶妙すぎる内容を、電子辞書と格闘しながら書き上げようとしていました。

以前にもお伝えしましたが、一か月前と言えば、「“書けるもの”に照準を合わせるのではなく、“書きたいこと”に照準を合わせよう!」モードが、まだ全開の時期です。

妥協なんかせずに、自分の意見をしっかり英語で伝えようと、彼女はあらゆる手段を試みました。その姿勢には尊敬の念を抱いたほどです。

今回の試験では、そんな彼女も、さすがに“大人の判断”をして、書きやすいYesの主張でサクッとまとめてくれたと思います。

まとめたよね・・?まさかっ、冒険なんかしてないよねーー??し・て・い・な・い・よねーー!!えっ、え?

お願いだから、していないって言ってよーー!!!