精神年齢

昨日18日、大阪北部を震源とする大きな地震が発生しました。

お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますと共に、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。


(*以下の文面は、6月15日の深夜に執筆したものになります)

偶然にも欠席者が重なり、授業のなかったコマがありました。

そういう時は、自習をしている生徒からの質問を、ウエルカム状態で待っています。

自習をしていた新高1のE君。

少し苦しそうな顔をしながら、教科書とにらめっこしていました。

チラッと覗いてみると、高校生になって初めて習う文法単元の予習に取り組んでいる様子。

ちょうどその単元は、私が説明を得意とする箇所だったこともあり、

「さあ、自分の出番は、今か、今か」

E君から質問が来るタイミングを、じっと待っていました。

ところが、そのまま10分が過ぎ去り、気付けば、彼は何事もなかったかのように、先に進んでいました。

彼にさり気なく「何か聞きたいところはないの?」と尋ねてみると、「なんとか自力で理解できたから、もう大丈夫!」とのこと。

これって、まさにE君の自学自習能力が向上している証拠!当塾が生徒に求めている最終形態とも言えます。

本来ならば、一緒に喜ぶべきところなのですが…

小池:「せ、せっかくの見せ場を奪いやがってーー。」

E君:「・・・。」

E君:「も、もう一回やり直しましょうか?」

小池:「その気持ちだけで、もう十分だ…。」

当塾は、「せんせー」の精神年齢が恐ろしいほど低い分だけ、生徒の精神年齢が、自然と高くなっていく傾向にあります。

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