日曜日、英検の二次試験が行われました。

「前の人が終わって教室から出てきた時、14年間生きてきた中で、一番緊張しちゃった。」

そう語ってくれたのは、3級の試験に臨んだ中2生のSさん。

「なにを大げさな・・・」

そんな風にお思いになるかもしれませんが、彼女くらいの年齢では、学校の先生を除いて、血縁関係のない大人と会話をすることなんて、ほとんど皆無の生活を送っているものです。

見ず知らずの大人と会話をしなければならない不安感が(しかも英語で)大きいのです。

そういう意味では、3級の2次試験というものは、他の級とは違った特別な緊張感を味わえる試験とも言えますね。

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二次試験まで、残り二日となった金曜の夜のこと。

放課後の教室では、とうとうおぞましき夢のカルテット(四重奏)が実現していました。

教室の左端には吉田先生+生徒。中央左に金井先生+生徒。中央右にエンちゃん+生徒。そして、右端に小池+生徒という状態で、二次試験の対策を開始。

人数にして8名の英会話が飛び交っていた教室は、まさにインターナショナルなグローバル空間、それともカオスの空間…。

真相は、ご想像にお任せします。

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水曜日に英検デビュー戦を迎えた吉田先生。

そのまま翌日も連投してもらっています。ちなみに金曜日と土曜日も。(当塾は、人使いの荒さには定評があります。)

木曜日、準2級に挑む中3生I君の面接練習を担当してもらった時のこと。

I君と吉田先生とのやり取りを聞いていて、「なるほどなあ~」と感心させられる一幕がありました。

それは、最後の質問に入った時のこと。

吉田先生:「No.5. This is the last question.(5番目の質問です。これが最後の質問ですよ)」

実際に、面接官のセリフとして対策本に記載されているのは、「No.5(5番目の質問です。)」だけです。

後でその理由を聞いたところ、

吉田先生:「なんか、“これで最後だよ!”と告げてあげる方が、生徒もやる気が出るような気がして・・」

彼女の生徒に対する気遣いを目の当たりにし、「なるほどー!」と素直に納得しました。

同じ仕事を長らくやっていると、自然と内容がパターン化してしまいます。

最近の私なんて、ただ対策本の英文を棒読みする正確に読むだけでしたから。

「常に新しい視点に立つことを忘れてはならない。」

そう反省しました。

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英検二次の前日となった土曜日の夜。

その日は、私がI君を担当していました。

最後の質問に差しかかった時、

小池:「No.5(5番目の質問です。)」

・・・

小池:「ちょ、ちょっと待ってーー!!も、もう一回言わせて!お、お願い!」

I君:「…? あ、はい。」

小池(どや顔で):「No.5. This is the last question.(5番目の質問です。これが最後の質問だよ。)」

I君(にやり顔で):「O.K.」

本番で、面接官に質問を聞き直したい時には、“Pardon?”が定番です。

面接官から、質問のやり直し“逆Pardon?”を頼まれるようなことは、100%ありませんので、ご安心ください。