あけおめ ことよろ
Eさん:「じゃあ、分かり次第連絡します。」
帰り際に、エンちゃんと次回の予定を確認していたEさん。
高橋:「じゃあ、“なるはや“で!」
Eさん:「・・なるはや?」
高橋:「あ、“なるべく早く”って意味。」
確かに英語でも、「as soon as possible(なるべく早く)」を短縮して「A.S.A.P」と書いたりします。なんか、人を“急かす”言葉って、言葉自体も“急かされて”短くなってしまうものなんでしょうか?
私が以前I君に使った“ディフィッ”(difficultの短縮?)は、言うまでもなく完全な偽物ですが、この「なる早」は本物の略語です。2006年には日本語俗語辞書というサイトに収録されるなど、地道に活躍しています。
さて、我らがエンちゃんですが、何を勘違いしていたのか、
高橋:「う~ん、ボキャブラリーが最先端過ぎたかな~、ははは。」
Eさん:「・・。」
― 言わぬが花、知らぬが仏 ―
昔の人はうまい名言を残してくれたものです。