因果関係
ご無沙汰しております。
ブログの更新を少しおサボりしてしまいました。
5月の末に、
あ、もうそろそろ6月かぁ。じゃあ、「6月に入りました!」っていうタイトルで何か書こうかな、と思い立ってから、はや2週間が過ぎました(汗)
ちょうど先週の今頃あたりは、市内の公立中学生たちが修学旅行に行っていました。行先はもちろん、ど定番の奈良と京都。
各中学の旅行日程は数日ズレてはいましたが、先週といえば、大雨が日本列島を襲っていた時期です。
そのため、修学旅行中ずっと雨に見舞われた生徒や、新幹線が止まったせいで午前中は東京駅で待機した挙句、時間がなくなって奈良が行先からカットされた生徒もいました。
修学旅行で奈良といえば、定番のコースは東大寺の大仏。
私自身、修学旅行の思い出はほとんど消去されていますが、初めて東大寺の大仏殿で盧舎那仏像を見た時の衝撃だけは、なぜか今でも記憶にあります。
だから、生徒たちが同じ体験を出来なかったことが、残念に感じられます。
是非とも大人になってから、友達同士やぼっちで1人で旅をした際に、今回行けなかった場所を含め、同じ場所をたどってみるのはどうかな、と個人的には思っています。
十代の時には見えなかった新しい景色が見えるかもしれませんよ(By エンちゃん)
ところで、
「奈良公園で、シカにせんべいをあげてみたかった。」
といった生徒の土産話を聞きながら、
「そうかあ。それはシカだけに、しかたがなかったね。」
という冗談だけは、あまりに怖くて言えませんでした。だから、今、ここで言います(こら)
☆ ☆ ☆
原因と結果のつながりは「因果関係」と言われます。
I stayed home because it was raining.
「雨が降っていたので、私は家にいました。」
雨が降っていたのが”原因”で、家にいたのが”結果”です。
しかし、ちょっと使い方を間違うと、
Because I stayed home, it was raining.
「私は家にいたので、雨が降っていました。??」
といった狂った状況にもなりかねます。
これは、英語でbecauseを習い始めたばかりの生徒さんに、私が最初にするお話です。
そんな話を聞いていたある生徒が、
冗談半分で、あえて因果関係のない事柄を口に出しました。
とある生徒:「せんせー、メガネをかけているので、鼻水が止まりません!」
小池:「おおっ、根本から間違っている。ナイス!」
とある生徒:「それじゃあ、鼻水が止まらないので、メガネをかけています!」
小池:「更にカオスな状態だ。グレート!」
東京は梅雨入りとなりましたが、教室内は今日も快晴です。