背後に雲

9月に入り、何となく暑さがしのぎやすくなりました。

とは言え、日中の気温はまだ30度を超えるので、ちょっとした小雨が舞うと嬉しく感じられます。

個人的なことですが、これを書いている私(小池)は、約9か月前の引っ越しを機に自転車通勤となりました。

通勤時間が10分もかからなくて非常にありがたいのですが(ちなみに、エンちゃんは5秒以内)、雨の日はひと悶着あります。

一番面倒なのは、家を出る時刻が30分弱早まること。

杉並区から電車で通勤していた時代は、快晴だろうと雨だろうと、家を出る時刻は一切変わりませんでした。ドアを開けて雨が降っていたら、傘を手に取って出発する。ただ、それだけのことでした。

今はそうはいきません。雨が降っていたら、徒歩又は電車になります。その場合、自転車のつもりで支度をしていると遅刻してしまうので、毎日天気予報のチェックが欠かせません。

以前に経験したのが、

― 予報が雨なので、早めに電車で出勤した。→ 雨が降り出したのは教室に着いた後。

― 予報は”夜から雨”なので、夕方に自転車で出勤した。→ 途中で”早々と”降られた。

そんなトホホ話です。

もっと天気予報を細かい単位で知りたい、

そんな願いがあった私にとって、パソコンやスマホで利用できる「雨雲レーダー」の存在は、本当にありがたいです。

ご存知の方も多いと思いますが、雨を降らす雨雲の位置が5分刻みで予測される上、その精度も結構高いです。

実際に私は、帰宅時に雨が降っていたとしても、雨雲レーダーで雨が一時的に止む(又は小雨になる)時間帯が見つかれば、その隙間を狙って自転車で帰宅を強行することもあります。

私にとって雨雲レーダーは、ドラえもんの4次元ポケットの道具のように、ハイテクな(←死語だろ)存在なんです。

数日前のこと。

その日の天気予報は雨でした。

雨雲レーダーによれば、小金井市で雨が降り始める予想時刻は、私が普段自転車で自宅を出る時刻の5分後という僅差!

しかもその時刻に、自宅のある建物から西にわずか”数百メートル”の場所まで雨雲が迫っているとも予測されていました。

その雨雲は西から東へ向かうものでした。そして私の出勤コースも、小金井市から武蔵野市へと西から東へ向かうものです。

そこで思い付いたのが、

雨雲に追いつかれないように必死に自転車を漕げば、濡れずに教室まで逃げ切れるかも?

よし!雨雲と私のチャリと、どちらが速いか勝負だ!

小学生並みの発想力を駆使して、珍チャレンジを勝手に始めました。(続く)

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