千里眼
ちょっと報告が遅れましたが、英検1次の結果が発表されました。
今回の大金星は、中学2年生のT君。なんと、準2級一発合格です。
2017年度から導入される“厄介な形式”を見ることなく済みそうですね、ラッキー。
中間テストでも良い結果を叩き出し、ますます勢いがついているT君。次は“2級を受ける”とか言いだしそうな勢いです。それはそれで、嬉しい悲鳴となりそうです。
☆ ☆ ☆ ☆
先日、某駅のエスカレーターの出口で、某有名予備校のスタッフらしき方が、ロゴが入ったポケットティッシュを配っていました。
基本、ティッシュを配る対象が中高生であることは、言うまでもありません。
黙々とスーツ姿の人が避けられている中、なぜか私に、突然ティッシュが渡されそうになりました。(私はスラックスにジャケットの格好。学生服ではありません。)
私が10代の学生に見えたのなら、大きくハグしてお礼の言葉を述べ、それから眼科を紹介することでしょう。
しかし、勘違いにしては、何か不自然な感じがしました。
授業中、そのことを生徒に愚痴った話したところ、
Yさん:「たぶん同じ匂いがしたんですよ。だから、思わず…」
小池:「思わず?」
Yさん:「同情というか、憐みの気持ちというか。」
小池:「全然うれしくない!」
この世界で長く仕事をしていると、自分と見た目が同年代の場合に限りますが、同業者は一目で分かるようになります。
だって、自分と照らし合わせればいいだけですから。
― 判断基準 ―(ただし、
イケメン男性に限る)“くたびれたスーツを着ていても、気にしていない”
“スラックスがしわしわでも、ワイシャツが不自然にパリッとしている”
“基本、下を向いて歩いている”
“太陽の光を浴びる時間が少ないせいで、色白である”
こんな同年代の男性を見かけると、「あ、自分がいる!」と感じてしまうと同時に、「この人も同業者かな?」と思ったりします。
(*あくまで身勝手な判断です。決して、他人を揶揄するものではありません。)
あ、そうそう、エンちゃんは完全に例外です。
― この業界に身を置きながら、昼間からジョギングに出かけ、そのまま筋トレに励んだ後に、テンションマックスで授業に臨む。
― この業界に身を置きながら、深夜ジョギングに出かけ、そのまま筋トレに励んだ後でビールを飲み、テンションマックスで寝る。
こんな生き物、日本中探してもどこにもいません。(いても困ります)
エンちゃんを見て、同業者かな?と感じた塾業界人がいたら、その方は、間違いなく超能力者と言えるでしょう。