生真面目ゆえに

Sさん:「会話のドッジボールって難しいですね。」

小池:「それに、痛そうだね。」

Sさん:「…。」

エンちゃんの十八番を真似したかのような、豪快な珍言を放った中3生Sさん。

Sさん:「学校の面接練習で、“会話のキャッチボールを大切に”って言われました。」

小池:「…なるほど。」

これって、Sさんのような真面目タイプの生徒にはよくある話だったりします。

真面目な生徒ほど、自分で用意した原稿を、一字一句暗唱してしまうレベルまで読み込んでしまいます。これが相手にとっては、セリフの棒読みに聞こえてしまうんです。

原稿を読み込むことも大切ですが、その中で忘れてならないのは、伝えたい「コア」をしっかりと頭の中に染み込ませることです。

「コア」が頭の中に染み込んでいれば、言い回しを変えたって同じ内容を伝えることができます。話し方も自然になります。

そんなアドバイスを、さり気なく横から聞いていたエンちゃん、

高橋:「やはり、現代はコミュニケーション力が問われる時代なんだな~。がはは…。」

テレビや雑誌でお馴染みのテンプレを、ドヤ顔で棒読みされていました。

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➡2019年の合格体験談第一号を掲載いたしました。2018年の体験談も、まだ完成に向けて制作を続けております(汗)

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