平常運転

漢字がちょっぴり苦手という理系のS君。

彼の立派なところは、物事をきっちりロジカルに捉えようとするところ。理系ならではの姿勢、とでも言いましょうか。

英語の授業中も、英文法を何となくではなく、きちんとロジカルに落とし込もうとします。

そんなロジカル派な彼も、いよいよ4月から大学受験学年に突入。

雑談中、「大学生になれば時間があるから、未知なる色々な分野に挑戦できる」といった話になりました。

S君:「大学に入ったら、新しいことに挑戦できるんですよね。」

小池:「そうそう。」

S君:「それなら…。」

小池:「それなら?」

S君:「せ、先生!ぼ、ぼく、大学生になったら、」

小池:「大学生になったら?」

S君:「まず、漢字検定*3級に挑戦します。」  *中学卒業レベル

小池:「それを、“挑戦”と言うのかーーーっ!?」

☆ ☆ ☆

昨晩の授業後のこと、

小池:「あっ、思い出したーーーっ!」

高橋:「何を?」

小池:「そういえば、今年の春期講習の予定と案内、まだ決めていませんよね。」

高橋:「そうだった。」

小池:「ですよね~。この時期に春期の案内を出していない塾なんて、あり得ませんよ。」

高橋:「でも、今年は去年よりも気付いたのが早いから、なんか調子がいいかも~♪」

小池:「ですよね~♪」

高橋&小池:「ハハハハハハハ。」(笑い声がこだまする)

開校10周年を目前に控えた教室は、今日も平和です。

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