黒歴史と冒険
10月に入りました。定期テスト対策で教室がごった返す中、合間をぬって英検の準会場試験が行われました。
*ちなみに、今回のイラストとブログの内容は、特に関係ありません。これを書いている今日、日本で初めて女性の総理大臣が誕生しました。それを記念して差し込みました。
ここ数年、もはや「相当級より上を受けるのが普通」という空気が形成されています。
例えば、中学3年の相当級は3級と言われますが、この時期に英検を受ける中3生は、当教室では全員準2級(高校中級程度)です。
それに、中学2年の相当級である4級に挑戦する中1の生徒は、本気で満点を狙っています。みんな攻めてます。いや、むしろ突撃してます。
ただ、近年は問題が明らかに複雑化してきているんですよね。
上位級を狙うのが当たり前になってきた一方で、問題も複雑になってくるなんて。
ホント、今の学生は大変なんです。
実は私自身、今でこそ偉そうに「英検対策」なんて口に出していますが、中学2年の時に4級に落ちています(超問題発言)
きっと、あの頃の自分に「将来、英語を教える日が来るよ」なんて言っても、間違いなく「嘘をつくな!」とツッコミ返されるでしょう。
人生、何があるか分からないものです。
正直今でも、英検の授業中に黒歴史を思い出し、胸が少しチクっとすることはあります。でも、どこかワクワクした気持ちにも包まれます。
黒歴史なんてものは、その後の行動次第で人生という冒険を彩るスパイスに昇格するのです。
願わくば、他の黒歴史(若い頃、お酒の席でやらかした等)も、スパイスに昇格させたい(無理)