お得感?

授業終了後のこと、高校1年生のYさんが、嬉しそうに話しかけてきました。

Yさん:「わたし~、とうとう、結婚できるんですよ~。」

小池:「え~っ!!け、け、けっこんするのっ?!い、いつの間に。学校は?」

Yさん:「はい?何言ってんですかぁ~?昨日で16歳になったんです。法律では、私がもう結婚できちゃうんですよ。なんか凄くないですか?」

小池:「もっと、紛らわしくない“普通の表現”をしてください。」

☆ ☆ ☆

授業の雑談中に「おとり効果」という言葉が出てきました。

「おとり効果」というのは、簡単に説明をしますと、

例えば、ある人が飲食店を開業したとします。

メニューは「月見そば」と「カレーライス」の2つ。それぞれ300円で提供する予定でした。

しかし、店主はメニュー表示をこのようにしました。

月見そば     300円
カレーライス   800円

もちろんこのままでは、カレーライスの注文は、かなり少ないでしょう。

しかし、その下に3番目のメニューを置くと、

1 月見そば         300円
2 カレーライス       800円
3 月見そば&カレーライス  800円

たぶん、3の注文が圧倒的に多くなるのではないでしょうか?2は論外ですが。

2をおとりにしてお得感のある3に誘導し、実際には200円のボッタくり丸儲け。

人間の心理を突いたうまいワザです。

そんな話をした後、ふと、「これを応用すれば、当塾の授業料収入も、うへへ…」と、変な悪魔が頭をよぎりました(こらっ)

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ご指名料金

1 エンちゃん        +300円
2 講師の先生        +800円
3 エンちゃん&講師の先生  +800円

逆に2以外は、誰も選ばないような気が…。

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