「そろそろ“今年を振り返って”を書かないと。」

そう思ったのはクリスマスのこと。

講習が始まり、昼夜逆転のすさんだ生活から、太陽の光を浴びて出勤する堅気の生活に入ったことで、手付かずになっていました。

気が付けば、明日はもう大晦日。正月特訓も始まります。

「年末年始に仕事なんて~」と同情してくれる心優しい方もいますが、ただ飯にありつけるので、私は毎年スキップしながら職場に向かっています。

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今年は、推薦で大学を狙う高校生は3名(指定校2名・AO1名)在籍しました。ありがたいことに、全員桜を咲かせて巣立っています。(1人は、すでに合格体験談に掲載されています)

特に印象的だったのは、最後の最後まで怒涛の粘りを見せ、最後の最後にAOで合格をつかんだ生徒さん。

自分にとって、色々と学ばせてもらうことも多かったこの生徒さんとの逸話は、いつか折を見て紹介したいな~、と考えています。

今回のブログでは、指定校に関する話をしたいと思います。

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正直、ひと昔前までは「指定校推薦は裏道入学」と揶揄する風潮がありました。

しかし、事情は変わってきています。今どきの指定校は、なめると火傷します。

今や、大学の指定校を調べて高校を選ぶ中学生がいる時代なんです。

みんながまだ浮足立っている高1の1学期中間テストから、ぶっちぎりの成績を取り続けて指定校をかっさらっていく。

その作戦を遂行するために、あえて志望校のランクを落とすこともあるんです。

だから、今どきの指定校って、けっこう激しいバトルロイヤルなんです。

私もエンちゃんも、自身の大学受験は一般入試という戦場で戦いました。現在の講師スタッフも同じです。しかし、だからといって、指定校推薦を卑下するような考えは一切持ち合わせておりません。

指定校の吉報を受けるたびに、一般入試の吉報と同じように歓喜しています。

指定校推薦とは、初志貫徹を最後まで貫いた鉄人だけに切ることが許された黄金のゴールテープだと、我々は考えます。

高校入学時「成績は中の下でいいや~。」なんて思いながら「よーいドン!」した人はいないはずです。

ところが高校生活を送っていく中で、ふとしたことでつまづいて、ふとしたことで諦めて…、気が付けば、定期テストは捨て、一般入試に向けて受験勉強を開始した。

こんなパターンが一般的ではないでしょうか?(医学部や芸術系、国公立組は話が別ですが)

指定校推薦が取れたというのは、ゲームリア充生活といった様々な誘惑に没頭することなく、自己管理をしっかり行って2年半のトライアスロンを走り切った鉄人である証なんです。

少なくとも、私より自己管理ができる人間であることに、間違いはありません(キリッ

だから我々は、指定校での合格者を高く評価しています。一般入試で合格を果たした生徒と何ら区別していません。

悲しいことに、一般的に学習塾というのは「一般入試で有名学校に生徒をぶち込んで、どやーー!」という価値観が根付いている世界です。

「指定校を視野に入れて勉強したいと相談したら、必死に止められた」という“笑えない”エピソードをお土産話にして、当塾にやってきた生徒もいます。

(続く)