坂の上の雲の先へ
前回、「ため息も人生の通過点ですよ。」という大人顔負けの名言を残したU君。しかし今回は、子ども丸出しのご様子。
U君:「ど、どーーして!スタート(start)じゃ、ダメなんですか~っ!!」
leave Tokyo(東京を発つ)を、start Tokyoと書き、×だったことに御立腹のご様子。
辞書で「発つ」を引くと、一番最初にstartが載っていたのでそのまま使ったとのこと。
それでオッケーだったら、英文法なんて必要ありません…。後ろに来る形によって、意味は変わるのです。
それを説明するのが授業だと思っていますが、今回のU君は、なかなか手ごわいです。
小池:「…という訳で、start Tokyoだと東京を始めるになっちゃうでしょ。おかしくない?」
数秒後、
U君:「いいえ、幕末の人たちが明治維新を起こそうとしている場面と考えれば、」
小池&周りの生徒:「…。」
U君:「今、なんか~、僕良いこと言いましたぁ~?座布団一枚ですか?てへっ。」
この機転の良さを、もっと勉強に生かしてくれたら、きっと凄いことになるんだろうなあ~、と切に思いながら、
小池:「椅子ごと撤去。」