夜は目玉焼き(2)
(前回の続きになります)
*3夜連続、ビールのおつまみは目玉焼きです♪
当時小6生だった生徒も、現在は中学1年生となりました。
先日、その生徒さんが英検の準2級に合格しました。嬉しいことに、ライティングは満点でした。
準2級って、一応、高校2年生修了程度のレベルとされています。
つまりは、
「6年後か…。」
新しい始まりの歌。遠くから聞こえる前奏に、耳を傾けました。
のはずが、
「あと1年か…」
始まりの歌は、すでに1番、2番、そして間奏を終え、3番の後半に入りました。
という展開になっています。
ところで、
何か尋常ではない事態にお気付きでしょうか?
この生徒は、帰国子女ではありません。
1年前、アルファベットの小文字の書き方から英語学習を始めた生徒です。
中1の1学期には、中2終了程度の4級、2学期には中3終了程度の3級、そして今回準2級に挑戦して、全て合格してきました。
何か物理的な法則みたいなものが、明らかに無視されていません?
1年前、保護者の方のご要望は「できるだけ先取り」をしてほしいとのことでした。
消化不良を承知の上で、通常の3倍以上の進度で授業を進め、わずか1桁の授業回数で、「三単現のS」まで強引に教え込みました。
今になって思うと、水泳の初心者に、数回のレッスンで「バタフライ」までやらせるような酷いメニューだったと感じます。
今回彼が成し遂げた偉業は、ひとえに我々が理想とする教育理念と、彼の類いまれな創造力が高い次元で化学変化を起こし、そこから誕生した奇跡のファンタジアが螺旋階段となって・・
こういった恥ずかしい自分語りの「うんたらかんたら」とは、全く関係ありません。
100パーセント、彼の力です。
ぶっちゃけ英検に関して言えば、私はほとんど何もしていません(キリッ)
私は自慢ではありませんが、中2の時に英検4級に落ちた人間です。だから、そろそろ彼に対して敬語を使った方が良いのでは?と焦り始めています。