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今年を振り返って2024(2) 12月31日
(前回の続きになります)
私やエンちゃんが受験生だった時代、合格者の番号は現在のようにインターネット上ではなく、冷酷にも大学の掲示板に張り出されました。
そして掲示板の前では、
「あ、あったーーっ!やったぁぁぁーーっ!」
合格者の誰もが、おそらく脳の指令よりも早く自動的に声を発していました。
私自身も例にもれず、番号を見つけた瞬間、自動的に声が出てしまいました。この時の衝撃は、まだ記憶に残っています。ついでに言うと、長い受験番号さえ、まだ覚えています(笑)
こういった”思い出”は、一般受験組にしか味わえないご褒美だと言えるでしょう。
それだけではありません。もっと大切なものがあります。
苦難を乗り越えて大きな目標を達成した時、人は自分を大切に思うようになるのです。
1996年のアトランタ五輪女子マラソンで、有森裕子選手が銅メダルを獲得した際に「初めて自分で自分をほめたいです!」と語り、同年の流行語大賞にもなりました。
私は合格発表の帰り道、初めて心から自分で自分をほめていました。
正直、私はそれまで自分という人間を、あまり評価していませんでした。
大して中身もないくせに、プライドだけは一人前。単なるハリボテに思えていました。
でも、そんなハリボテでも、その時は心から自分で自分をほめていました。不器用な自分を、初めて等身大のまま受け入れていました。
☆ ☆ ☆
人間というのは、ある意味で非常に自己中心的な生き物です。自分自身への評価が低いと、他者への評価も低くなります。
凶悪犯が罪なき人に平然と危害を加えることができるのは、根本的に自分への評価が絶望的に低いからです。自分をくだらない人間だと感じているから、相手もくだらない人間に思えてしまい、凶行に及べるのです。
反対に、他人を大切にする人は、自分への評価が高い人です。
自身を高く評価し、自分を大切に思っているからこそ、他人のことも大切に思えるのです。
「自分で自分をほめる」という行為は、こういった自己に対する評価を、自身の手で大きく高めるキッカケとなります。本当に計り知れない宝物なのです。
そして、長い人生において、そんな素敵な宝物に遭遇できるチャンスの一つが、大学の一般受験であると、私は信じています。
だから一般受験組の皆さん、今をしっかり戦い抜きましょう。2月や3月に、きっと大好きになれる自分が待っているはずです!
☆ ☆ ☆
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
毎年恒例となりましたが、こんな長い自分語り文を最後まで読んでくれたあなたは、間違いなく”特異な方”です。ありがとうございました!
それでは、生徒の皆さん、
保護者の皆さま、
ご近所の皆さま、
そして、いつも素通りされる通行人の皆さま、
今年も本当にお世話になりました。来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。
皆さまが、実りある2025年を迎えられますように。
今年を振り返って2024 12月30日
それでは、よいお年をお迎えください。
今年も残すところ、あと2日となりました。
12月に入ってから、年末のブログは何を書こうかなあ~と考えていましたが、今年は不思議なことに、ネタが「なーんにも」思い浮かびませんでした。
気付けば29日になってしまい、さすがに焦りを感じました。
最終手段として「よし!以前に書いたものを、適当にパクろう!」という邪道な発想に至り、以前の大晦日のブログを漁ったところ、2018年の大晦日に大学の指定校推薦について自分の考えを述べたものを見つけました。今回は“これ”をちょっと焼き増したいと思います(笑)
頑張った者がきちんと報われる。私のような昭和生まれの老害は、そんな根性系ファンタジーに魅力を感じてしまうのです。
指定校を目指すのは、ギャンブルではなく、コツコツ貯金してお金を増やすことに似ています。
社会人になった時、家庭を持った時、親になった時、大切なのはどちらでしょうか。
この考えは、今でも変わらないと思います。
実際に当塾では今年、指定校推薦や総合型で7名の生徒が大学進学を決めました。
指定校合格者の中には、定期テストで毎回学年1位をキープした化け物も猛者も存在します。その生徒が唯一2位に甘んじたのは、高1最初の中間テストのみ。後は最後まで1位を維持しました。
大抵の高校生は、定期テストの2週間くらい前から対策を始めるものですが、その生徒が開始したのは毎回3週間以上前。
試験直前期になると、もうやることがなくなってしまい、自ら予想問題を製作して解く有様でした。さらには、それを学校のクラスメートに解答まで付けて配布し、クラスの赤点阻止&平均点底上げに貢献していました。
基本的に指定校を狙う生徒は、ライバルに良い点を取ってほしくないもの。しかし彼は、ライバルも含めて予想問題をばらまいていました。マザーテレサも驚きの博愛主義者でした。
彼は現在も当塾に通い、TOEICなどの勉強に励んでいます。本当に脱帽します。
彼以外にも、指定校合格が決まった後も塾に残り、勉強を続けている生徒が複数います。
確かに、指定校で合格した人の中には「一般だったら手が届かない大学に、俺入っちまったぜ~。へへ~♪」みたいに毒づいて、一般受験組をイラつかせる不逞の輩もいるでしょう。
しかし、先ほど紹介したような真摯な人間がいることも事実です。大学に入ってから成功するのは、そういった人間でしょう。
一方で不逞の輩は、考えを改めないと遊びすぎて単位を落とし、「翌年から指定校枠の取り消し」という土産を、母校に捧げてしまうオチが待っています。
私は、指定校を勝ち取った真摯な生徒たちの活躍を、心から祈っています。
ぜひ、素敵な大学生活を!
さて、このままでは本当にブログの”焼き増し”で終わってしまうので、今回は一般受験に対する肯定的意見を述べてみたいと思います。
☆ ☆ ☆
悲しいかな、一般入試は冷酷なサバイバルゲームです。「ここにいるみんなで合格しよう!」では成り立ちません。
限られた枠を奪い合う受験生にとって、お互いはWIN-LOSEの関係でしかなく、そこにWIN-WINは存在しません。
その上、運という要素が大きな影響力を誇ります。例えば試験当日の受験倍率。この倍率の乱高下により、大学間の難易度はサクッと入れ替わります。
実際、昨年の大阪大学外国語学部インドネシア語専攻では、募集定員10人に対し、受験者数が10人という珍事がおきました。倍率は1倍。
天下の阪大で、さすがに全員合格はないだろう?と思っていたところ、そのまま全員合格。ニュースにもなりました。
これは極端な例ですが、それでも大学の一般入試では、こういった運の要素も大きく働きます。一般受験生はこういった理不尽にも、耐え忍ぶしかありません。
しかし、だからこそ、
試練を乗り越えて合格した時の喜びは、何物にも代え難い宝物として心の中に宿り続けるのではないでしょうか(続く)
今どきの若いモン 12月23日
いよいよ年末ムードが漂ってきました。
今年度は、推薦入試で大学合格を果たした生徒達に関しては、合格速報という形で例年よりも早く掲示しております。
考えてみたら、毎年11月~12月上旬に「おめでとーーっ!!」の吉報が届いている訳ですから、お披露目の時期は先行するのが普通ですよね。
わざわざ2月まで待つ必要もなかったようで…。それゆえ、今年度から推薦入試による大学合格者は、年内に掲載していきます。
これで、やっと普通の塾に昇格できそうです(汗)
さて、驚くことに合格者の中には、まだ塾に在籍してTOEIC試験に向けて勉強を続けている生徒が複数名存在します。
大学の英語のクラス分けで点数が必要!というのが主な理由ですが、よくよく考えてみると、もう受験は終わっているんですよ。
どうやら今どきの若いモンは「やることはやった」→「もう羽目を外してもいい!」という発想には至らないようです。
仮に、私やエンちゃんだったら、間違いなく遊びまくっていますよ。これは自信を持って言えます。
今どきの若いモンって、本当に堅実なんです。ただ、ただ、リスペクトです。
☆ ☆ ☆
4月からめでたく理系の大学に進学するN君。彼も例にもれず、TOEICの勉強を始めました。
理系のN君:「せんせーが、TOEICを受けたのは、いつですか?」
小池:「そうだねえ、君が立って歩き始めた頃だね。」
理系のN君:「じゃあ、10年前ですか。」
小池:「なるほど、じゃあ君はランドセルを背負う年まで、ハイハイしていたのかい。」
理系のN君:「あっ。」
猿も木から落ちる。理系だって足し算を間違えることはあります。
私だって、中1の英単語のスペルを間違って板書し…(以下略)
激動の社会を 12月9日
一気に寒くなってきました。無性に暖かいものが食べたくなる季節の到来ですね。
私も例にもれず、暖かいラーメンが食べたくなって、久しぶりに近所の中華食堂へ向かいました。
私の記憶では、そのお店で提供されるラーメンには、チャーシューが3枚付いています。
そのため、ラーメンを食べる際の”チャーシュー・マネージメント”が非常に容易でした(笑)
普通のお店だと、ラーメンのチャーシューは1~2枚が妥当です。そのため、毎回どのタイミングでチャーシューを味わうべきか、意外と苦労します。一般的には、麺をある程度食べ進めた中盤あたりでしょうか。
でも3枚揃っていると、いきなり最初の1枚目を頬張ることもできちゃいます。なんという至上の贅沢!(これって、学習塾のブログだよね?)
この贅沢を久しぶりに味わうぞーっ、とワクワクしながらカウンター席で待っていました。しかし、今回は少し違う結果が待っていました。
店員:「お待たせしました~。」
さあ、きたきた~♪
箸を取ってレンゲを手に持った瞬間、私は目の前のドンブリを見ながら一瞬硬直しました。
チャーシューが2枚しか乗っていない…。厚くなって2枚に、という訳でもありません。
「え、まさかっ、ミス?それとも、仕様が変わったのか?」
店員さんに原因を確認をしたかったのですが、いい歳した”おぢさん”が、そんなこと恥ずかしいこと聞けますか?(チャーシューが1枚足りなかったことをブログに書いている時点で、十分恥ずかしくないか?)
ふと思い出したようにメニュー表の写真を見ると、いつの間にか2枚に。
「まじかーっ、物価高の影響が、ここまで来ていたのかーっ!」
チャーシューが1枚減ったことで、私は昨今の激動する日本の社会情勢を、パーソナルな視点から認識させられた思いがしました。(なんか、言い方だけはカッコいい)
そんな激動する社会を生き抜く為に、まず我々が越えなければならない最初の課題は、難易度の上がった”チャーシュー・マネージメント”を成功させること。
手持ちの貴重な2枚を効率的に、かつ効果的に味わうべく、口に入れるタイミングを探求しつつ、麺をすすりました。
約10分後、
「まだまだ、この激動社会を生き抜けられそうだ!」
店を出た後は、心地よい満腹感と達成感に満たされながら、意気揚々と教室に向かいました。(だ・か・ら、これって、学習塾のブログだよね?)
12月に入りました 12月3日
ご無沙汰しております。気が付けば、12月に入ってしまいました。
11月は公立中学生の内申点を決める大切な期末テストの対策や、大学の推薦入試に向けた小論文と面接の練習。おまけに英検の2次面接試験の練習が重なり、もう連日火の車でした。
嵐は無事に過ぎ去りましたが、現在は高校生の期末テスト直前という、第二弾の嵐に襲われています。
いい加減、エンちゃんも教室も壊れてしまうのではないかと…。
☆ ☆ ☆
授業中、テキストに「ライラック」の花が登場してきました。
Sさん:「なんか、テレビのCMで聞いたことがある。」
ライラックの花を見たことがないというSさんが、そうつぶやきました。
小池:「ライラックの花が登場するCMなんてあったっけ?もしかして、ライザップの聞き間違いとか?(笑)結果にコミット。」
Sさん:「ちがいます。病気がなんとかって言ってたような。」
しばらくして、
小池:「そ、そ、それはたぶん。」
Sさん:「それはたぶん?」
小池:「ライラックじゃなくて、アフラック」
Sさん:「ビンゴ!」
さあ、いよいよ師走です。
普通に秋 10月7日
授業中、be covered with~「~で覆われている」を使って、何か例文を考えてもらいました。
即座に解答したOさん、
Oさん:「彼はブルーシートで覆われている。」
小池:「それじゃあ、〇体だろ!」
頭の切れは素晴らしいのに、使い方がずれている…。
☆ ☆ ☆
Oさんが解き終わったプリントの丸付けをしていた時、イラストの落書きを発見。
人物の横顔らしきイラストでした。
小池:「これって、誰なの?」
Oさん:「誰だか分かりますか?」
小池:「なんか口に咥えている。もしかして、ポパイ?ちょっと古いかな。」
Oさん:「ざんねーん。」
小池:「じゃあ、いったい誰?」
Oさん:「マッカーサー」
一同:「渋っ!」
さあ、すっかり、2学期という感じです(どういう感じだ?)
いきなり秋 9月23日
なんか、いきなり秋が差し込んできました。
まるで、50-50をいきなり跳び超えて51-51を達成した大谷選手に負けないかのように、季節も更新をいきなり行いました。
若干の肌寒さを感じると共に、いよいよ受験シーズンの入り口が見え始めてきた思いです。

遅くなりましたが、真夏に行われた金魚すくいについてご報告します。すっかり”掲載したつもり”で忘れていました(汗)
今年も例年通り、生徒やそのお友達、そして保護者の皆様に数多くご参加いただきました。スタッフ一同、嬉しい悲鳴でした。
今回は新たにタイムアタックの時間を設け、制限時間内により多くの金魚をすくえた人に賞品プレゼントするなど、ゲーム性も高めました。
また、スーパーボールすくいの他に、水中コイン落としゲームも取り入れました。こちらも高得点者には豪華?賞品が用意されており、思いの外盛り上がりました。
新しい試みがなかなか好評でしたので、また来年度に生かしたいと考えています。
☆ ☆ ☆
一般的に人間というのは、善人が活躍する明るいニュースよりも、悪人がやらかす暗いショッキングなニュースの方に注目しがちです。
「好事門を出でず」や「悪事千里を走る」という諺が、それを物語っています。
他人様の善行を見るよりも、他人様のおぞましい悪行を見る方に興味があるということです。
実際の話、人の悪行は紙媒体の報道機関にとっては売り上げ部数に直結し、テレビなら視聴率という形で反映されています。ある意味で、これは人間の悲しいサガなのかもしれません。
しかし、大谷選手という善人が成し遂げた明るいニュースは、そんなつまらないサガを完全にぶっ壊し続けています。
明るいニュースって、本当にみんなの気持ちを前向きにしますよね。私は大好物です。
ちなみに51-51が達成された日、エンちゃんの睡眠時間は数十分だったとか。その状態でノリノリで授業をしていました。これもある意味、常識を完全にぶっ壊しています。
☆ ☆ ☆
善人と言えば、中3の教科書にも「キング牧師」というノーベル平和賞を受賞した立派な人間が登場します。
その本名=Martin Luther King Jr.(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)を、堂々とマーティン・ルーサー・キング・ジェイアールと読んでいた生徒がいました。
聞いてみたら、別に鉄道オタクではないらしいのですが。
バスストップ(2) 9月6日
(前回の続きになります)
クレーマー乗客:「これじゃあ、47分の電車に間に合わないよな!!」
3回繰り返して、どこかの席に座りました。
確かに雨ということもあり、バスは5分ほど遅れていたと思います。
でも、台風の日に遅延は仕方のないこと。運転手に非はありません。
どうしてもその電車に乗る必要があるのなら、もう一本前のバスに乗るなり、他の方法があったはず。しかも、夕方の時間帯ですよ。電車なんて数分ごとに発着するのに。
まあ、単なる憂さ晴らしだったのでしょう。いわゆる”カスハラ”の現場に遭遇した瞬間でした。とはいえ、あまりにも理不尽なので、運転手が気の毒に思えました。
言うまでもなく、バスの中は一転してどんよりした空気感に。みんな無言になってしまいました。私にとって、せっかくのムーバス初乗車なのに。あ~やれやれ。
私が気がかりだったのは、このバスの運転手が間違いなく強いストレスを抱えながら運転しているはずだということ。
「ブチ切れて、いきなりアクセル全開で暴走したらどうしよう?」
そんな心配は杞憂でした。運転手は淡々と仕事を遂行してました。そこはやはりプロフェッショナル。
そんな中、次のバス停の案内が流れました。
「次は~、花の通学路~、花の通学路~♪」
思わず、電光掲示板を二度見。
なんという衝撃的なネーミング。近くに亜細亜大学があるので、それに因んでいるのかしら?
いずれにせよ、私の中でさっきまでの緊迫ムードが一気に崩れ始めました。
例えるならば、ボクシングの試合前に選手同士がにらみ合っている中、両者の間をいきなり「エリマキトカゲ」が走り抜けていったような感覚とでも言えば、雰囲気が伝わるでしょうか?(伝わるわけねーだろ!)
バスを降りた時の私は、不自然な爽快感に包まれていました。
次の台風の日が、楽しみになってきました(こら!)
バスストップ 9月2日
中3生のNさんに、エンちゃんが日本地理に関する質問をしていました。
聞こえてくる内容から、答えは「宇都宮」かな?と推測されました。
答えを探しているNさんに対し、
高橋:「ヒントは、餃子が有名」
Nさん:「餃子?」
高橋:「そう、餃子」
Nさん:「餃子、餃子の…」
高橋:「餃子の?」
Nさん:「わかった!餃子の満洲!」
国も時代も飛び越えていってしまいました。
☆ ☆ ☆
7月下旬に始まった夏期講習ですが、ノロノロ台風10号に翻弄されながらも、無事に最終日を迎えました。
雨の日の出勤は、基本的に30分の徒歩か一駅だけの電車になるのですが、いかんせん台風で横風が強いので、自宅の目の前の通りを走っている「ムーバス」という100円で乗れるコミュニティバスを、今回初めて利用しました。
よくよく考えてみると、バス停は駅よりも圧倒的に近く、しかも運賃が電車より安いという好条件。どういうことか、これまで一度も利用したことがありませんでした。
初めて乗車した際、バス停とバス停の間隔が200~300mという短さに、衝撃をおぼえました。まさに、地元の人の足ってやつなんですね。
「これはこれでいい~♪」
のんびり外の景色を眺めていると、途中のバス停で、クレーマーらしき人物が乗り込んできました(続く)
今年もやります 金魚すくい大会! 8月1日
恒例となったジャムスクールの金魚すくい大会!今年は、8月4日(日)に開催いたします。
多くの方にご参加頂きたいとの思いから、今年も休みの日に日程を合わせました。
小さなお子様でも楽しめるよう、破れにくい4号ポイや、破れないネットタイプも、たっぷりご用意しております!
金魚はすくい放題!回数は無制限!
時間の許す限り、心ゆくまですくってくださいね。希望される方には、お好きな金魚をお持ち帰りいただけます。
大会当日は、ジュースやお菓子だけでなく、大人向けの麦ジュースや、おつまみもお楽しみいただけます。
参加費用は一切かかりません。塾生の関係者はもちろんのこと、これまで通り、“通行人”の方の飛び入り参加も大歓迎です。
ご家族やお友だちなどお誘い合わせの上、是非ご参加ください。
☆ ☆ ☆
現在は、夏期講習の真っただ中です。
猛暑が続きますが、当教室は冷房と扇風機とうちわのトリプル構成で、なんとか快適な学習空間を死守しております。
ちなみに、今年の夏は「一歩先を行く」をスローガンに掲げて、私自身は授業に臨んでいます。
授業中、
生徒に練習問題のプリントを渡した時のこと、
N君:「あ、せんせー、このプリント、前にやったことあります。」
こういうことって、実はどこの塾さんでもありがちなミスだったりします。
もちろん、良識のある塾さんならば、
講師:「あっ、ごめん、ごめん!今すぐ別のプリントを用意するから、ちょっと待っててね。」
一方、当塾では、
小池:「そうか、1回解いている訳だな。じゃあ、絶対に1問も間違えるなよ!」
N君:「そんな…。」
これからも、一歩斜め先を歩き続けて参ります。
夏の気配 6月27日
いよいよ、夏の陽気になってきました。
昨日、少し汗をにじませて教室に到着すると、ちょうどエンちゃんが生徒を出迎えているところでした。
生徒:「いや~、外は暑いですね~。気温どのくらいだろう。」
高橋:「俺は32℃だと予想しよう。ちょっと、調べてみるか。」
パソコン画面を見ながら、
生徒:「あ、32℃だ。」
高橋:「おお~っ、俺って天才~っ!」
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喜びを伝える表現が、小学生並みで気になります。
教室は冷房が効いていますが、出勤直後はどうしても体が汗ばんでいるので、入口の文房具置き場に積んであるうちわを手に取って席に着き、パタパタすることが習慣化しています。
いつものように席に着き、パタパタしようと手に持っていたモノを顔に近づけた時、
視界に入ってきたのは、
ハ・サ・ミ。
いったい脳内で、何が起こっていたのでしょう。
☆ ☆ ☆
授業中のこと、
小池:「この形容詞は、限定じゃないよ。叙述(じょじゅちゅ)だよ。」
N君:「叙述(じょじゅちゅ)じゃなくて、叙述(じょじゅつ)だと思いますが。」
小池:「もう~、細かいなあ~。舌がうまく回らないんだよ。それに、じょじゅちゅの方が、可愛らしくていいじゃない。チュッ!」
大人げない言い訳と、不気味な発言を同時にかましてしまいました。
暑さは正常な思考を狂わせます。みなさま、どうぞご自愛くださいませ。
*「じょじゅつ」を早口言葉で5回ほど繰り返してみてください。よっぽど天才的な舌をお持ちの方以外、途中から「じょじゅちゅ」の呪縛に縛られることでしょう。
ミックス 6月6日
休み時間、とある高1女子たちの会話が聞こえてきました。
「なんかぁ~、最近足が短くなってきた気がする。もう、重力に負けたよ。」
もはや、宇宙人の会話すぎて理解できません。
☆ ☆ ☆
期末テストに向けて自習していた中3生Oさん。
そっとのぞき込むと、
彼女の机の上に置かれていたのは「音楽の教科書」と「漢字ドリル」。
複数の科目が机に並ぶのはよく見る光景ですが、なんと彼女は、双方の科目に数分間隔で交互に取り組んでいました。
五線譜に音符を書いていたかと思えば、突然、難しい漢字の書き取りを始めていたり。
傍で見ているこちらの方が車酔いしそうな異様な光景だったので、ちょっと口を出してしまいました。
Oさん:「だってぇ~、いい気分転換になりませんか?」
小池:「それにしても、組み合わせが極端すぎないかい?」
Oさん:「あ、大丈夫です!私、お寿司を食べながら、餃子も食べられますので。」
小池:「なるほど!(納得してどうする)」
連休が終わりました 5月11日
気が付けば、ゴールデンウイークが終わってしまいました。
毎年、連休中の予定は前もって発表してきましたが、今回は事後報告となってしまいます。
例年通り、毎日開いていました。
以上。
「休みがなかったんかぁぁーーーっっ!!」
ご安心ください。あくまで、教室はスタンバイOKで連日開いていました、という意味です。
もちろん講師は交代で出勤して、授業や自習の管理にあたっていました。決してブラックではございません。
ところで、合格体験談ですが、カメの歩みではありますが一歩一歩進めております。数日以内には、二人目の大学合格体験談が掲載できると思います。今しばらく、お待ちください。
☆ ☆ ☆
大学で金融学を学びたいという高校生N君。
経済学部とか経営学部といった大雑把な枠ではなく、彼は学びたいことを初めから具体的に絞っています。計画性があり、ある意味で関心しています。
今の日本は円安が進んでいますが、そういった時事ネタには興味がありそうです。
休み時間のこと、
N君:「あっ。」
小池:「??」
N君:「財布を家に置いてきちゃった~。飲み物を買いたかったのに。」
小池:「よかったら、100円貸してあげようか?」
N君:「いいんですか?」
小池:「その代わり、金利は1日50%ね。」
N君:「年利じゃなくて”日”利って!闇金よりひどいじゃないですか。」
小池:「さすが、詳しい。」
N君:「しかも、せんせーは明日休みですよね。だったら、明日返せないじゃないですかーっ!ってことは、明後日に200円ってことですか?」
小池:「ばれたか。ちなみに、明日は100円が150円になって、明後日はその150円に金利が50%かかるから、正確には225円だ。」
N君:「鬼…。」
ラブリーモーニング 4月26日
答案の丸付けをしながら、なかなかユーモラスな解答に出会いました。
ネタの提供者は、とある新高1男子。
What a lovely morning it is!「なんて素敵な朝なんだ。」
*lovely(ラブリー) 素敵な
lovely(ラブリー)の意味がちょっと厄介なこの英文に対して、彼が導き出した和訳は、
「なんて恋したい朝なんだ!」
その行き過ぎた想像力に、しばらく二人で笑い転げてしまいました。
リア充デビューを切望するかのような力強さだけでなく、なんとなく、昔流行ったトレンディードラマのタイトルみたいな雰囲気が醸し出されています。

☆ ☆ ☆
誰しも、自分の興味のないことに対しては、無頓着なものです。
私は若い頃、ファッションに関して全く興味がなく、恐ろしいほど無頓着でした。
一番ひどかったのは19歳の頃。山手線の中で自分の足元を見たら、靴下の色が左右で違っていた、という作り話のような実話があります。
しかも、黒と灰色や茶色といった”近い”色彩の組み合わせではなく、誰が見ても明らかに”遠い”色の組み合わせ。私の足元で見事なコントラストを放っていました。
さすがにその日は、靴下を脱いで素足で過ごしました。今でいうところの石田純一氏の生活スタイルを先取りしたことになります(笑)
そんな自身の”無頓着”な歴史を思い出す出来事に、先日遭遇しました。
授業中のこと、
中学生のT君が、とある英語の質問に悩んでいました。
そっとのぞき込むと、
How old are you? 「何歳ですか?」
決して、悩むほど難しい問題ではありません。
???と思って彼に尋ねてみたところ、ビックリする箇所でつまづいていることが発覚しました。
どうやら、自分の歳が思い出せない…と。
小池:「あの~、自分の年齢にまったく興味がないのかい?」
T君:「そのようです。私って何歳ですか?」
小池:「中2になってから、もう誕生日は迎えたの?」
T君:「いいや、まだです。」
小池:「じゃあ、13歳だ。」
T君:「わかりました。」
小池:「で、誕生日を迎えたら、14歳だからね。」
T君:「はい。」
この仕事をして25年近く経ちますが、未だに驚きと発見が尽きることはありません。←なんか、綺麗にまとまった(笑)
3月27日 3月28日
ご無沙汰しております。
各学校の卒業式が終わり、新学年を迎える生徒たちは、ただいま春期講習に入っています。
春はのんびりムードで!と思われがちですが、今年に関しては、すでに全力疾走に近い状態で取り組んでいる生徒も目立ちます。感心感心♪ですね。
ところで、講習二日目の授業終了後、突然の来客がありました。
「こんばんわー♬」
懐かしい聞き覚えのある声を1年ぶりに耳にした瞬間、私は”とある”重要事項を忘れていたことに気が付きました。
入口に立っていたのは、卒業生であり元講師の吉田さん。
彼女がお花を携えている姿を見ながら、重要事項の失念は確信に変わりました。
どうやら同じ現象がエンちゃんにも起きていたようで、しばらく二人で唖然としながら、顔を見合わせました。
高橋&小池:「ど、どうして、忘れていたんだぁぁぁーー⁉」
3月27日は、当塾の開校記念日です。
毎年この日が近づくと、私は長々とブログを書き始めたりと、色々とネタを仕込みます。でも、今年は完全にノーマークだったので、言うまでもなくノー準備です。
それゆえ、27日の23時45分くらいから大慌てでパソコン画面に向かった有様です。ですので、多少の誤字脱字や言葉の違和感があっても、ご勘弁を(と保険をかけておく)
昨年は10周年という”大きな区切り”でしたので、3月27日の到来を指折り数えて待っていました。実際、➡昨年のブログでは、10周年を迎えた喜びを長々と綴っております(笑)
一方、今年は11周年という特に珍しさがない記念日ゆえか、気が緩んでいたのでしょうか?もう完全に高橋元太郎(=うっかり八兵衛)でした。
もし、吉田さんがお祝いに来てくれていなかったら、何も気づかずにこの日を終えて、翌日の授業を迎えていたことでしょう。
間一髪、セーフ!
という訳で、ここからが今回のタイトルになります。
Marking the 11th Anniversary!
さあ、当塾はいよいよ11周目のゴールテープを切り、颯爽と12周目に向かって走り始めました!
初心を忘れずに、さらなる歩みを続けていく所存です(説得力が全くない…)
☆ ☆ ☆
吉田さんと言えば、生徒時代&講師時代を通し、忘れ物の量だけでなく、その中身にも多様性を持たせるなど、独創的すぎる感性と天然さで多くの伝説を残しましたが、嬉しいことに、開校記念日のことは毎年必ず覚えていてくれます。
現在は仕事で日本全国を巡っている忙しい状態でありながらも、わざわざ駆け付けてくれました。
高橋&小池:「いや~、大切な日を思い出せて助かったよ。本当にありがとう!」
そう、お礼を言うと、
吉田さん:「10周年、おめでとうございます!あ、カードも用意しました。」
高橋&小池:「じゅっしゅうねん…?」
吉田さん:「え?」
高橋&小池:「それって、去年では?」
吉田さん:「あれぇ、1年ズレちゃいました(笑)」
卒業してもなお、新たな伝説を刻んだ彼女は、やはり別格です。もう、誰も勝てません。
それでは、日々是”忘却暴走”のジャムスクール武蔵境をどうぞ宜しくお願いいたします。
大谷選手 ありがとう~!! 3月2日
ご無沙汰しておりました。
2月は受験直前&期末テスト対策という時期だったこともあり、更新が滞っていました。
さて、ご存じだと思いますが、閏日の2月29日には、世界の二刀流が結婚するという衝撃的なニュースが日本、いや世界中を駆け抜けました。
私が教室に着いた時は、ちょうど発表の直後でしたので、もちろん教室内は大騒ぎ。(実際には、興奮したエンちゃんが一人で大騒ぎしていたというのが、正しい説明となります)
興味深いのは「お母さんが肩を落としちゃうよ」と心配している生徒がいたこと。万人に愛されるスーパースターの凄さを改めて感じます。
実は、エンちゃんもさり気なく肩を落としていたのですが(なぜだーーー!!!)、これは見なかったことにします。
そんなこともあり、29日の教室内は、翌日に都立高校入試の合格発表を控えているとは思えないテンションの高さでした。
…そうです。3月1日は、都立高校入試の合格発表日でした。
今回、当塾からは5名の生徒が都立の一般受験に挑みました。
少人数とは言えど、今回はかなり高得点を取らないと合格ラインに届かないというチャレンジ受験の生徒がほとんどでしたので(汗)、正直、全員合格はかなり厳しいかな…と、私もエンちゃんも覚悟しておりました。
授業終了後、夕方のおめでたいニュースが翌日の”吉兆“となることを祈りながら、エンちゃんと教室を去りました。
そして翌日、ここ10年で最も恐ろしく感じられた都立高校の合格発表を迎えました。
当初の我々の予想は、嬉しい意味で裏切られました。
全員がしっかり合格を果たしていたのです。我々にとっては、前日のニュースに負けないほどの衝撃でした。
あまりの嬉しさに、涙が止まりませんでした。
「いや~、本当に良かった、良かったぁぁ~。」
エンちゃんと顔を見合わせながら、何度このセリフを言ったことでしょう。
学習塾にとって、3月1日というのは新学期になります。全員合格という最高の展開で共にこの日を迎えることができて、万感胸に迫る思いです。
実は、前日の夜は結果が気になって寝られず、結局、徹夜で合格発表当日を迎えています。
でも、まだ興奮状態ですので、あと2日くらいは寝ないでも平気かもしれません。
ところで、
最後の一人から吉報を受けて受話器を置いた後に、エンちゃんが思わず発したセリフ、
「大谷選手、ありがとう~!!」
まったく訳が分かりません…。
最終コーナーに猫 2月26日
雪の降る日の授業中、
「乗る=get on」と「降りる=get off」
の説明をしていました。
小池:「そう、だから、ここでの意味は乗りるだ。」
生徒:「つまり、どっちですか?」
素で言い間違えました。(かなり恥ずかしい)
☆ ☆ ☆
2月に入り、すでに5分の1が過ぎました(どういう例えだ)。
1日から始まった中学入試は無事終了し、現在は10日から始まる私立高校入試に向けて奮闘しております。大学の一般入試は、すでに始まっています。
昨日5日には雪が降り始めました。徒歩圏内に住む生徒は普通に通塾できましたが、遠方の生徒は、無理をせずにお休みとなりました。
「雪殿!よりによって、またこの時期ですかーーっ!」
受験シーズンの天候の嫌がらせには慣れておりますが、今回はある意味で絶妙すぎるタイミングなので、少しは愚痴りたくもなってしまいます。
最終コーナーを回ってラストスパートをかけようとしたら、目の前に猫が寝そべっていた、というような”歯がゆさ”を感じると言えば伝わるでしょうか?(伝わる訳ないだろ!)
しかしそんな状態でも、今はオンラインという武器があります。だから、正直「どーしよー、どーしよー!」と右往左往はしておりません。
文明の利器をうまく活用しながら、それぞれの生徒が抜群のラストスパートをかけられるように、これまで通り力を添えていく次第です。
2月6日は道路がカチンカチンに凍結すると予想されています。皆さま、くれぐれも転倒事故などにはお気を付けください。
*今回は普通に真面目な内容なので「まるで塾のブログみたいだ」と思われるかもしれませんが、特に頭に異常をきたした訳ではございませんので、ご安心ください。
遅ればせながら 1月21日
生徒の皆さん、
保護者の皆さま、
ご近所の皆さま、
そして、いつも素通りされる通行人の皆さま、
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
*また、このたびの能登半島地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く日常を取り戻せますよう、お祈りしております。
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11回目を迎えた正月特訓中のこと、
W君:「受験のため、今年は祖父母の家に帰省できないんです。」
そう嘆いていた高3生W君。
講師:「どうして、そんなに肩を落とすの?受験が終わった後に、遊びに行けばいいじゃない。」
W君:「だって、お年玉がもらえないんですよ。」
講師:「確かにそうだけど。」
W君:「これって、痛い出費ですよ。」
独特な経済観念をお持ちのようです。
☆ ☆ ☆
先ほどもお伝えしたとおり、恒例の正月特訓は11回目を迎えました。
同時に私も、11回目の元日出勤を迎えました。
今年はせっかくなので少し志向を変え、出勤前に小金井元旦ロードレース大会に参加してきました(一体、なにをやっているんだ…)
31日の夜はアルコールを封じるなど、自分なりに準備はしました。しかし誤算だったのは、緊張で目がさえてしまい、ほとんど眠れなかったこと。
徹夜に近い状態で臨んだため、案の定、当日は体に力が入らず、小一時間ひたすら辛いだけの苦行を経験する羽目となりました。
しかし、その後の初仕事では、エンちゃんの指摘通り、走った後で”アドレナリン”が爆上がり状態だったので、不気味なテンションで授業に臨めました。
生徒にとっても、元日から”珍風景”を楽しめたことだと思います。この点が、唯一の救いと言えるでしょうか。
それゆえ、年末のブログに少し関連しますが、どんな努力にも意味がないことは”ない”と、新年早々に再確認できたと、前向きに捉えることにします(笑)
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それでは、日々是暴走のジャムスクール武蔵境を、本年もよろしくお願いいたします。



