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2009/9/15 小池
週末は都立高校の文化祭がピークを迎えた。生徒たちが満足げな顔であれこれ話してくれたのが印象深い。高校3年生にとっては、最後の大きな学校行事が終わったことになる。
気持ちが受験モードに切り替わるこの時期に、良いタイミングで吉祥寺の大型書店に赤本が出揃い始めた。生徒たちの机の上にちらほらと姿を見せる。
夏は受験の天王山と言われるが、これは誤解を生じそうな言葉だ。この先は決して下山ではないからである。勾配はむしろ険しくなる。富士山だと7合目。もう引き返そうなんて誰も考えやしない。
一般・AO・公募・指定校、それぞれの登山ルートは異なるが、登頂後は皆で笑顔を浮かべて下山したい。彼方にある3月の頂上を目指し、今は希望を灯火として行脚するのみ。
本日、1つの朗報が届いた。とても眩しい灯火が我々にプレゼントされた。
高橋先生、第2子誕生おめでとうございます。
2009/9/2 小池
「今思うと、精神的に一番辛かったのは、春の時期でした」。数日前、夏期講習の最終日に彼はボソッと言った。
彼はリベンジを果たすべく、来年の受験に向けて毎日ジャム漬けの生活を送っている受験生である。この半年間について、あたかも自己総括をしているような雰囲気であった。
「もうじき9月ですね。何かあっという間でしたよ」。以前よりもちょっぴり自信を増した彼の表情が、夏の疲労感をすっと和らげてくれた。
2009/4/27 高橋
ジャムスクール20周年記念同窓会が、4/25(土)に盛大に執り行われた。春の嵐にも関わらず、50名もの卒業生・講師OB・OGが来てくれた。
21時半からの2次会には、同窓会には参加できなかった5名の卒業生が合流。居酒屋チェーン店の一番広い部屋だったのだが、総勢40名で立錐の余地もない大盛況。もう窒息死するかと思った。閉店時刻が近づき、やむを得ず終了した朝4時近くでも、まだ17名もの卒業生らが残っていてくれた。
話は尽きず、3次会はジャムスクールに戻り、総勢13名で朝6時までこれまでのジャムについて語り明かした。ふと気がついた時には、もう朝の陽ざしがいっぱいで、あっと言う間の一晩だった。最後にみんなで、「ぜひまた30周年記念同窓会をやろう!」と、力強い約束を交わした。
開催するにあたっては、いろいろと時間や労力を費やしたけれど、そんなことはへっちゃら。みんなに会えて楽しい一時を過ごすことができて、喜びが体中を突き上げてきた。「ホントにやって良かったな!」という思いでいっぱいになった。
みなさん、お疲れさまでした。本当にありがとう!!
2009/4/11 高橋
国分寺けやき球場にて、草野球の練習試合。
終了後には、草野球チーム「エースハンターズ」のメンバーの結婚祝い。結婚したのは、今年30歳になる神長くんと、26歳になる田辺くん(ジャムスクール卒業生)の2人。そしてめでたいことに、神長くんは9月に、田辺くんは7月にパパになる予定だ。実は、私の奥さんも9月11日が出産予定日。この秋か来年の春には、応援席に3人の赤ちゃんと3人のママが勢ぞろいできるかもしれない。
こういう家族ぐるみのお付き合いが、私はとても大好きだ。その会を催す手間暇なんてものは、まったくもって苦にならない。なぜならば、みんなの笑顔は自分のパワーの源でもあるからだ。ほのぼのとした気持ちになることで、「自分は本当に周りに助けられて生かされているんだ」と謙虚な自分に戻れる。とても素晴らしい時間だ。
2009/4/1 高橋
卒業祝賀会には、32名もの生徒が参加してくれた。平日であるにもかかわらず、講師も9名が集結し、これまでになく大きく盛り上った。
1日中全力投球だったので、後片づけの時には意識朦朧。春期講習中で、毎日少ない睡眠の中で疲れも出たのか、講師の慰労会が終了した21時には、自宅へ戻ってバタンキュー。
集まってくれた生徒の中には、これからも遊びに来てくれる生徒もいるだろうし、もしかするとこれが最後になってしまう生徒もいるだろう。そう思うと、胸がキューッと切なくなる。高校・既卒部の卒業祝賀会では、終了した後も生徒たちが楽しそうに話を続けていて、なかなか帰ろうとしなかった。彼らもきっと、名残惜しかったのではなかろうか。
まさかこんな日が来るとは思わぬまま、毎日授業をしたり、話し込んだりしてきたので、なおさらのこと切なくなる。
ジャムを卒業しても、いつでも顔を見せに来てほしい。そして、また10年後に開催されるであろうジャムスクール30周年記念同窓会には、家族を連れて来てくれたら、さらにこの上なくうれしい。みんな、元気で!!
2009/3/26 高橋
連日のように合格実績を連呼したチラシが入ってくるが、見ていてうんざりすることがある。
国公立大学の合否発表が終了し、進学先(合格校)の整理が終わったので、ひとまず宣伝のために表に合格実績は貼り出しているものの、ジャムスクールは志望外受験など絶対にさせない。
「第一志望に向けての受験慣れ」という勝手な塾側の言い分で、生徒本人のみならず家族をも巻き込んで無理矢理に多数受験させれば、「~大学・~高校・~中学、~名合格!!」とアピールできる。しかし、その生徒が滑り止めとして何となく受験させられた学校に落ちてしまい、自信喪失のせいで本命でベストを尽くせなくなったというケースだってあるのだ。
生徒が今一番に何を望んでいるのか、生徒にとってどうしてあげることが幸せなのかを的確に判断し、保護者とも相談しながら進路指導をする。これが我々学習塾の役目ではないか。
時には大学進学でなく専門学校を薦めたり、時には偏差値を下げてその生徒が自信を持って学校に通学することができるようにしてあげたり。進路指導は、あくまで生徒主体で行われるべきものだ!
その結果として「合格実績」があるわけで、「合格実績」を水増しするための進路指導は、親身な指導とは言えない。私たちは、本来
あるべき真の指導を追求して行かねばならない。 生徒の学力だけでなく、性格や生活習慣や家庭環境やあれやらこれやら、何から何までしっかり把握しての指導だ。
時間はかかるが、このような温かい心のこもった指導こそが、生徒に必要とされているのではないか?同じ業界でいながら、本当に悔しい思いでいっぱいだ。
2009/3/9 高橋
大学の課題をやりに、ジャムに勉強しにやって来た元生徒2人。高校も一緒で、進学する大学学部学科も一緒の男の子と女の子。2人そろってのAO入試合格だった。
今はバイトに一生懸命だが、卒業祝賀会には、2人ともバイトの予定を空けて来てくれるとのこと。わざわざ予定を調整して来てくれるなんて、私たちにとってこんなに嬉しいことはない。本当にありがとう!
卒業祝賀会には、一人でも多くの生徒たちに参加してもらいたい。そして20歳になってから「先生、飲みに行こうぜ!」なんて声が掛かれば、喜んで朝まで語り尽くそうではないか!
2009/3/5 高橋
入校時の面談では、保護者の方から「勉強嫌いのうちの子が、毎日のように塾に通えるようになるのでしょうか?」と質問を頂戴することがある。私はいつも自信をもって「ご心配ありません」と答えている。実際に大多数の生徒は、入塾後に「これでもか」と塾を活用しているからだ。
子供は本能的に大人を判別する力を備えている。「自分を大切に扱ってくれるかどうか」を敏感に感じ取れる。ジャムの講師たちは、必要ならば自分の予定を変更して生徒のもとに駆けつける変わり者ばかり。生徒への思いは、時に迷惑なほどに熱い。
人というのは、心を開いた相手からの助言は素直に受け入れるもの。生徒と講師の関係がまさにそれで、効率的な学習指導は、その段階に到達して初めてスタートすると思っている。心を開いた生徒が「毎日ジャムで自習した方が、勉強がはかどるよ!」と担当講師からアドバイスを受ければ、その生徒は素直に聞き入れてくれる。
今年度の中3生の第一志望合格率の高さは、迷惑なほどに熱い講師陣が生み出した成果でもあると思う。
塾で大切なのは、「なんとかシステム」とか「なんとか指導法」とかよりも、まずは「人」だ。
2009/3/4 高橋
物理の講師がインフルエンザで突然のダウン。
「定期試験が近いのに、物理の授業をどうしたら?」と困っていたところ、大学受験を終えたジャムの生徒A君が、「俺が後輩たちの面倒をみてやる」と申し出てくれた。授業は別の日に振り替えることにして、その時間帯には緊急イベント「A君の物理の質問どんと来い!」を行なった。
柔らかくていねいで、しかも説得力のある説明---なかなか素晴らしい指導ぶりで正直驚いた。イベントは2時間半に及んだが、何かあっという間だった。
またもや生徒から学ばされた。常日頃から感じることなのだが、子どもたちから学ぶことの何と多いこと。常に周囲からの意見に耳を貸し、頑固おやじになってはいけないと改めて感じた。
2009/3/2 高橋
本日は我が子(年長児)の朝礼を見学した。子どもの成長を目の当たりにする良い機会でもある。
一家揃って大好きなこの幼稚園では、先生や保護者をはじめとした多くの方々によって、心のこもった手作りイベントが種々開催されている。そんな大好きな幼稚園に、我が子が通うのもあと11日。「もっと色々なイベントに顔を出したかったな」なんて、今更ながら寂しくなる。
風が強くて寒い朝だったが、園児たちは元気いっぱいに朝のお歌を歌っていた。たくさんのパワーを分けてもらった。
2009/3/1 高橋
高校生と私立中生の学年末試験が、いよいよ大詰めに差し掛かった。今日もたくさんの生徒が朝から夜まで勉強していた。この毎日の積み重ね、不断の努力が、必ず生徒たちの大きな財産となる。
「努力は人を裏切らない」---私が常に思い続けて止まないことの1つだが、そのような経験をして大人へと成長していって欲しい。やがて結婚して子供が産まれ、親となった時には、「決してあきらめないでがんばり続ける」ことの尊さを、子どもたちへ伝えてほしい。