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今年を振り返って 2017 12/31
やはり今年一番の目玉は、開校当時の中学生たちが、ついに講師スタッフとしてデビューしたことでしょう。
数年前、エンちゃんと冗談半分で「そうなったらいいね!」と語っていた夢が本当に実現しちゃったのです。この上なく、嬉しい年でした。
☆ ☆ ☆
私は自分を含め、学習塾の現場で講師という仕事を心から好きでやっている大人のことを、「ネバーランドの住人」と定義しています。
そもそも学習塾なんていうものは、子ども達に勉強を教えることしか楽しみがない「はぐれ者」たちが、白昼堂々と、学校と違ったスタンスで勉強を教えることが許された場所。
私のような大人になり損ねた中年が、永遠のピーターパンとして生きることが許された夢の楽園なのです。
だから、私にとってこの仕事は、ビジネスライクとは少し異なります。
お金を稼ぐために教室に足を運ぶのではなく、お金を払ってでも教室に足を運びたい、というのが本音であり、極論、生きるために塾で働いているのではなく、塾で働くために生きている、という有り様です(少なくとも私は)。
いよいよ来年の3月、当塾は開校5周年を迎えます。
よく巷では、「起業した会社の9割が、5年以内に消える」なんて言われたりしています。
消滅する9割に入らないように、弊社の経営セミナーに参加しませんか!うんたらかんたら…
そんなメールやファックスが、当教室にもよく送られてきています。
でも、私もエンちゃんも、この仕事に対して露骨に経営という観点を持ち込むのは、極力避けています。
経営という観点は、もちろん無視することのできない要素ではありますが、傾倒してしまうと、逆に経営自体を危うくする“諸刃の剣”にもなると感じているからです。
我々「ネバーランドの住人」にとって一番大切なのは、
「とにかく授業を楽しみたい!」
まずは、そこだと思っています。
「笑わせるな!お前は幼稚園児か?少しは大人になれ!」
そう罵られてしまうかもしれません。
でも、露骨に経営という観点を学習塾に持ち込む行為は、「ヤンキーが好感度を上げようとして、あえて人前で子犬を可愛がる行為」に共通するものを感じてしまいます。
“自称、心優しいヤンキー君”が、公園に捨てられていた子犬に、ドッグフードを買って与えていたとしましょう。
それを見た周囲の人は、「あのリーゼントの兄ちゃん、根は優しいんだ!」なんて、コロッと騙されるかもしれません。
しかし、そのドッグフード自体、クラスメイトからカツアゲした金で買っているのですよ。
つまり、結局誰かが、犠牲を払うことになるのです。
そして悲しいかな、この業界で犠牲者になるのは、私が知っている限り、99パーセント“生徒”か“講師”しかいないのです。
☆ ☆ ☆
今年最後のブログは、ちょっと湿っぽい話になってしまいました。
「ブラック」と揶揄される昨今の塾業界に対し、自分なりの思いを吐露した次第です。大晦日なので、鼻につく発言は無礼講ということでお忘れください(だったら、最初から書くなと…)。
エンちゃんのずっこけネタは、また来年お楽しみくださいね。
それでは、
生徒の皆さん、
保護者の皆さま、
ご近所の皆さま、
いつも素通りされる通行人の皆さま、
今年も本当にお世話になりました。来年も引き続き、宜しくお願い申し上げます。
皆さまが素敵な2018年を迎えられますように。
それでは、良いお年を。
クリスマス 12/25
昨日は12月24日。つまり、世間でいうところのクリスマスイブでした。
今年のイブも、当塾は平常運転。
毎年クリスマスが近づくと、
「ぜひ、その日は授業を入れてくださいっ!」
そう懇願してくる生徒や“講師”が現れます。
言葉に出せない様々な事情を汲み取り、我々は何も聞かずに、そっと授業をプレゼントしています。
☆ ☆ ☆
クリスマスの本番は25日ですが、今年は日曜日がイブと重なった為、24日にパーティーをされた方も多いのではないでしょうか。
私は、ケーキは嫌いではありませんが、自ら好んで買うことは、ほとんどしません。
とは言え、さすがに昨日はあちらこちらでケーキが売られていましたので、「このままでは、自分だけ、社会から取り残されてしまう!」という不安感に包まれました。
仕方がないので、スーパーマーケットで、プリンアラモード(168円)を買って帰りました。
それを食べようとした時、
クリスマスケーキを、満面の笑みで頬張る2歳11か月の姪っ子の写メが送られてきました。
一つは、祖父母からプレゼントされた豪華なクリスマスケーキ(5000円)を、なんと!ホールごと頬張る写真。
もう一つは、パパが買ってきたリッチなクリスマスケーキ(5000円)を、やはりホールごと頬張っている写真。
合計一万円。
恐るべき格差をしみじみと感じました(笑
まだ3歳にも満たない姪っ子に、私は口にするケーキの値段で、すでに60倍の差をつけられていました。
来年はきちんとケーキを買い、せめて差を一桁台に縮めようかと思っています。
☆ ☆ ☆
いよいよ明日26日から、冬期講習が始まります。
大晦日とお正月には、恒例の正月特訓も行われます。
大寒波なんか、みんなの熱気で吹き飛ばせ――っ!
ツインクロック 12/20
気が付けば、今年も残すところ、あと10日あまりです。
時が過ぎるのは、本当にあっという間ですね。
☆ ☆ ☆ ☆
11月11日。
巷では、「ポッキー&プリッツの日」とも言われる日。
今年は、ちょうど土曜日にあたりました。
土曜日と言えば、当教室では夕方6時半から7時過ぎまで、休憩タイムがあります。
お弁当を食べる生徒がいたり、
自習を続ける生徒がいたり、
歩道に面した窓のブラインドを目一杯閉めて、椅子で仮眠を取るエンちゃんがいたり。
普段とは、少し時間の流れ方が違います。
私は相も変わらず、近所のスーパーまで自身の“エサ”を買い出しに行きました。(*私は“食事”の定義を、アルコールを伴う栄養摂取としています。)
やはり、「ポッキー&プリッツの日」ということで、“その手の商品”が、目に付く所に配置されていました。
“カモ”という言葉を知らないピュアな私は、毎回のことですが、「ポッキーとプリッツ」を大量に衝動買い。
買い物袋の中を覗くと、自分の買ったお弁当より、“棒”が容積を食っている始末でした。
食べ切れる量ではないので、教室で生徒に配りました。
もちろん、「今日は、ポッキー&プリッツの日だから!」と言い訳をしながら。
吉田先生:「うわぁ、なんか、女子力が高いですね~!」
小池:「バレちゃったかぁ~。ははは。」
“女子力が高い”と褒められて喜んだ私は、自分でも危険人物だと思い始めています。
☆ ☆ ☆ ☆
「あっれぇーー?突然、どこへ消えちゃったの?」
私の授業スペースには、壁掛け時計がありません。
そのため、いつもホワイトボード横の本棚に、小さな時計を置いています。
かれこれ5年近い相棒となる置き時計が、突然行方をくらましてしまいました。
11月11日、ポッキーの日の放課後のことでした。いきなり“ポキッ”と消えてしまった訳です。
「女子力が高い!」と言われて、「私って、女子のように繊細な感覚を持つ男子なのか。えへ…」と、自問自答して喜んでいる場合ではなくなってしまいました。
結局、時計は見つからず。
しばらくの間、「iPad」を時計代わりに使おうとしましたが、
「先端テクノロジーの壮大なる無駄遣い!何が楽しいんですか?」
予想通り、非難の声に晒されることに…。
確かに、仮に高性能スマホを単なる時計代わりに使っている人を見たら、誰だって文句の一つも言いたくなります(笑)
紆余曲折を経て、結局、新しい置き時計をAmazonに注文。
ピカピカの新品時計が届いた昨日19日、ルンルン気分で梱包を解いていたところ、勢い余って梱包材の一部が飛び散りました。
破片を片付けようと、梱包材が飛び散った方向に目を遣った時、な、なんと!絶妙な角度でホワイトボードと本棚の間に挟まっている“相棒”を発見!
新しい時計が届いた日に、行方不明だった時計が見つかったのです。
これって、神様のイタズラにしても、酷すぎますよ。
悔しいので、しばらく両方使うことにします。
OK エンちゃん! 12/3
「Google Home」
すでに使っている方は、いますか?
「OK グーグル! 〇×やって!」
ドラえもんで描かれた未来世界の1つが、いよいよ出現するようなワクワク感を覚えます。
「どこでもドア」や「タイムマシン」にはまだ程遠いとしても、私の小学生時代から眺めたら、十分にドラえもんの四次元ポケットから登場する道具に思えます。
もしも、「Google Home」が教室に導入されたら、照明やエアコンの操作、そしてBGMの管理まで、声1つで可能になるのでしょうね。なんか、楽しすぎて、もう笑っちゃいそうです。
導入してしばらくの間は、“OK グーグル!”ばかりで、授業にはならないでしょうが…。
将来、当塾にGoogle Homeが導入された暁には、間違いなく“かけ声”を「OK グーグル!」ではなくて、「OK エンちゃん!」に変更いたします。
☆ ☆ ☆
2018年〇月×日、教室に待望の「Google Home」が導入されたとします。
小池:「OK エンちゃん! 音楽流して!」
生徒A:「OK エンちゃん! 円周率を小数第50位まで言って!」
生徒B:「OK エンちゃん! 大地讃頌を歌って!」
生徒C:「OK エンちゃん! センター試験まであと何日?」
何をリクエストしようかな♪
サブタイトル 11/27
出勤途中のこと。
他塾さんの前を通りかかった時、「冬期講習」の文字が風になびいているのが目に入ってきました。
小池:「あっ!」
☆ ☆ ☆
その日の授業終了後・・・
小池:「ところで、来月の今頃って、もう冬期講習ですよね。」
エンちゃん:「そうだな~。」
小池:「なんか、決めてましたっけ?」
エンちゃん:「決めてた?」
小池:「日程とか、どうですか?」
エンちゃん:「来年は、1月8日(月)まで公立は休みだから、冬休みは1日多くなるな。全9日間の日程になりそうだ。」
小池:「他には?」
エンちゃん:「何かある?」
小池:「なんか、サブタイトルとか作っちゃいますか?いろんな塾で出しているじゃないですか、“勝負の冬!”とか、熱い檄を飛ばす系のフレーズ。」
エンちゃん:「なんか、考えてあるの?」
小池:「“君だけの冬物語をオーダーメイド♪”」
エンちゃん:「できれば、もうちょっと、緊迫感が伝わる感じのものがいいかなあ。」
小池:「では、“サルカニ合戦!エピソード5”。」
エンちゃん:「やはり、やめておこう。」
小池:「分かりました。じゃあ後は、例年通りでいいですね?」
エンちゃん:「オッケー牧場!」
こうして、「冬期講習の日程と授業テーマを、多角的な視点とグローバルなマインドセットで考える緊急ミーティング」は、今年も無事に終了いたしました。
*大部分は事実に基づいています。冬期講習につきましては、例年通り、12月の上旬にお知らせいたします。
そろそろ11月も終わりです。いよいよ師走ですね。
逆サンド? 11/20
日曜日は、まさに「冬がはじまるよ♪」っていう感じの寒さでした。
仕事の帰り道、武蔵境駅のプラットホームで夜風にブルブル震えながら、「コートを羽織らずに出勤した半日前の愚かな自分」と、「教室の隣りに家があるエンちゃん」に対して、激しい怒りを覚えました。
☆ ☆ ☆
公立中学の期末テストが、とうとうクライマックスを迎えます。
内申点を決める大切なテストだけに、中3生の気合いの入り方も別物です。
もはや、私とエンちゃんだけでは手が回らないので、講師スタッフに、有無を言わせず連日授業をサポートしてもらっています。
もちろん、22時以降は、当然のように延長戦になだれ込みます。(*当塾は、人使いの荒さには定評があります。)
先日の英検二次対策を彷彿させるかのように、講師が同時に4人存在するカルテットが、お世辞にも広いとはいえない教室で、連日に渡って奏でられています。
嬉しくもあり、悲しくもあるのは、生徒たちは年をとった“猿やおっさん”よりも、フレッシュな“お兄さん先生やお姉さん先生”から教わっている時の方が、表情がキラキラしていることです。
「我々は本当に、スタッフに恵まれてますね~。」
最近の深夜ミーティングでは、エンちゃんとそんな話ばかりしています。
☆ ☆ ☆
先日の土曜日、どうしても文系のサポートが必要となった為、すでに予定がギッシリ埋まっていた吉田先生に、急遽、無理やり午前中をこじ開けてもらい、授業をしてもらいました。
それだけにとどまらず、午後10時過ぎに再び教室に足を運んでもらい、今度は延長戦に突入した生徒たちの相手をしてもらうことになりました。
一日に二回、ジャムに出勤となった訳です。(*当塾は、人使いの荒さには定評があります。)
授業終了後・・・
小池:「お疲れさまでした~。助かりました~。」
吉田先生:「今日一日は、ジャムで始まり、ジャムで終わりました~。」
小池:「はは(汗)・・。」
吉田先生:「もう、ジャムサンド~。」
小池:「ははは(大汗)・・。」
“ジャムに挟まれた食パン”。確かに、おぞましいものがあります。
逆Pardon? 11/13
日曜日、英検の二次試験が行われました。
「前の人が終わって教室から出てきた時、14年間生きてきた中で、一番緊張しちゃった。」
そう語ってくれたのは、3級の試験に臨んだ中2生のSさん。
「なにを大げさな・・・」
そんな風にお思いになるかもしれませんが、彼女くらいの年齢では、学校の先生を除いて、血縁関係のない大人と会話をすることなんて、ほとんど皆無の生活を送っているものです。
見ず知らずの大人と会話をしなければならない不安感が(しかも英語で)大きいのです。
そういう意味では、3級の2次試験というものは、他の級とは違った特別な緊張感を味わえる試験とも言えますね。
☆ ☆ ☆
二次試験まで、残り二日となった金曜の夜のこと。
放課後の教室では、とうとうおぞましき夢のカルテット(四重奏)が実現していました。
教室の左端には吉田先生+生徒。中央左に金井先生+生徒。中央右にエンちゃん+生徒。そして、右端に小池+生徒という状態で、二次試験の対策を開始。
人数にして8名の英会話が飛び交っていた教室は、まさにインターナショナルなグローバル空間、それともカオスの空間…。
真相は、ご想像にお任せします。
☆ ☆ ☆
水曜日に英検デビュー戦を迎えた吉田先生。
そのまま翌日も連投してもらっています。ちなみに金曜日と土曜日も。(当塾は、人使いの荒さには定評があります。)
木曜日、準2級に挑む中3生I君の面接練習を担当してもらった時のこと。
I君と吉田先生とのやり取りを聞いていて、「なるほどなあ~」と感心させられる一幕がありました。
それは、最後の質問に入った時のこと。
吉田先生:「No.5. This is the last question.(5番目の質問です。これが最後の質問ですよ)」
実際に、面接官のセリフとして対策本に記載されているのは、「No.5(5番目の質問です。)」だけです。
後でその理由を聞いたところ、
吉田先生:「なんか、“これで最後だよ!”と告げてあげる方が、生徒もやる気が出るような気がして・・」
彼女の生徒に対する気遣いを目の当たりにし、「なるほどー!」と素直に納得しました。
同じ仕事を長らくやっていると、自然と内容がパターン化してしまいます。
最近の私なんて、ただ対策本の英文を正確に読むだけでしたから。
「常に新しい視点に立つことを忘れてはならない。」
そう反省しました。
☆ ☆ ☆
英検二次の前日となった土曜日の夜。
その日は、私がI君を担当していました。
最後の質問に差しかかった時、
小池:「No.5(5番目の質問です。)」
・・・
小池:「ちょ、ちょっと待ってーー!!も、もう一回言わせて!お、お願い!」
I君:「…? あ、はい。」
小池(どや顔で):「No.5. This is the last question.(5番目の質問です。これが最後の質問だよ。)」
I君(にやり顔で):「O.K.」
本番で、面接官に質問を聞き直したい時には、“Pardon?”が定番です。
面接官から、質問のやり直し“逆Pardon?”を頼まれるようなことは、100%ありませんので、ご安心ください。
カルテット 11/7
今週から英検面接の練習が本格化しております。放課後の時間は、たっぷり面接練習にあてられます。
もちろん、前回お伝えした「*講師規定第3条」により、その日に授業をした講師たちは、放課後そのまま強制的に英検対策という残業に突入します。
*講師規定第3条を改正する為には、教室スタッフの3分の2以上の賛成が必要で、エンちゃんがこれを発議し、最終的には生徒と保護者の過半数の賛成を必要とします。
変な話ですが、しばらくは夜10時以降の方が賑やかな状態が続きます。
昨日の月曜日は、なんと4人もの練習が控えていました。一回の練習で、最低でも30分はみっちりやりますので、一人だけで行うと、4人目が終わる頃には12時を回ってしまいます。
そのため、授業を終えた講師2名にそのまま残業してもらって、あとは私とエンちゃんの合計4人態勢で、面接練習を行うことになりました。
教室の四方向から英会話が聞こえてくるという、なんとも知的なカルテット(四重奏)が奏でられる予定でした。
☆ ☆ ☆
そんな中で今回は、金井先生が面接官役デビューを果たしました。
初めての経験だったにも関わらず、それを全く感じさせない程、ハキハキと楽しそうに対応していました。堂々たるものです。
すでに3~4回ほど経験されている八雲先生は、もはやベテランの風格を漂わせており、面接官のキャラクターを演じ分けるといった新天地に足を踏み入れておられます。
二人とも、間違いなく心臓に毛が生えていますね。頼もしい限りです。
教室の左端には八雲先生、教室の右端には金井先生、そして正面にはエンちゃんがドンと陣取って、三方向から放たれた英会語のシャワー。
それはそれはもう、熱い指導が飛び交っていました。教室内に熱いトリオ(三重奏)が、奏でられていました。
私はというと・・・
予定していた生徒から、急にお休みの連絡がありました。
“理系”の講師2名とエンちゃんが、英検2次対策で汗を流している姿を横目で見ながら、私は優雅にペプシコーラを飲み、iPadでネットサーフィンに興じていました。
こういうのを、ブラック社員といいます。経営者の皆様、気を付けましょう。
近日中に、“文系”の吉田先生も加わります。ますます楽しみになります。
三大義務 10/31
いよいよ月末になりました。
恒例のハロウィンを迎えています。
教室は、10月上旬からハロウィンを意識した飾り付けになっていますので、カボチャのお化けとは、もうすっかりお友達です。
☆ ☆ ☆
前回のお知らせで、次回の英検2次面接対策は「おそらく講師総動員となることでしょう」とお伝えいたしました。
それに対して、
「どうして、“講師総動員となることでしょう”と宣言できるの?」
そんな質問を、珍しく生徒さんからいただきました。
公民で勉強したことがあると思いますが、日本国憲法に定められた「国民の三大義務」というのを覚えているでしょうか?
・勤労の義務
・納税の義務
・保護する子女に普通教育を受けさせる義務
以上の三つですが、実は当塾にも「講師の三大義務」という規定が定められております。
・つべこべ言わずに授業を行う義務
・つべこべ言わずに搾取される義務
・つべこべ言わずに放課後残業して英検2次対策を行う義務
ご存知の通り、上の2つはすでに敢行されております。つまり、いよいよ最後の3つ目の番がやってきたのです。
☆ ☆ ☆
二次試験面接対策のトップバッターを飾ったのは、八雲先生。
前日にテキストを持ち帰って、みっちり予習に励んでくれた模様。
その気合いの入りようには、始まる前から頼もしさを感じずにはいられませんでした。
八雲先生:「さあ!通しで最初から始めるぞ!」
F君:「はい。」
八雲先生:「もちろん“入室時のMay I come in?”から始めよう!寒くならないように、ジャンパーを着ておけよ!」
F君:「・・・。」
エンちゃん&小池:「・・・こ、この教室の入口から(外から)ですかーーーーーっ!!?」
教室に、新たな伝説が生まれました。
パーフェクト 10/24
23日、英検1次試験の合格発表がありました。
中学部では面白いことに、ジャム生全員が、上位級へのチャレンジ受験となってました。
中2で3級(中3終了程度)、中3で準2級(高2修了程度)という組み合わせです。
もちろん、ダメもとのでチャレンジではなく、みんな本気で勝ちを取りに行きました。
そして、迎えた23日の発表日。
「期末試験が近いというのに、2次対策にも追われるのか?」
そんな、嬉しい悲鳴が上がる事態となりました。
☆ ☆ ☆
前回、あと数点で準2級に落ちたという中3のS君。ジャムのメンバーとなり、リベンジに燃えて勉強しました。
もちろん今回は、ぶっちぎりの合格を果たしていましたが、セクションごとの点数の詳細を見ていて、
小池:「や、や、やばーーーいっ!!! やばくないか?これは!」
*最近の私は、若者を真似して、良い意味での“やばい”を愛用しております。
ライティングセクションが、
600点満点中、
600点。
小池:「い、い、一体、何を書いたんだーーっ!メモは保存してあるかーーっ?まさか、捨ててはいないだろうなーーっ!捨てていたら、一文字も間違わずに思い出せーーーっ!!!」
今後の生徒たちの為にも、どの位のクオリティで書けば満点がもらえるのか、これからS君と共に“激しく”研究していく予定です。
英検が新しくなってから、直前期はライティングの授業を押し付けて行ってきましたが、少しは役に立っているようで、嬉しい限りです。
当サイトにおいて「明らかに、ふざけているだろ?」と悪評の高い“英検 新形式ライティング”の3級と準2級の解答例ですが、次回からは真面目な内容にしようか?と少し迷い気味です。
2次対策は、おそらく講師総動員となることでしょう。
もちろん、エンちゃんにも手伝っていただきますので。
台風接近のため 10/22
大型台風が接近しているため、22日の夜の授業はお休みとなります。
あらかじめ生徒の皆さんには伝えてありますが、授業だけでなく、自習もお休みとなりますので、ご注意ください。
☆ ☆ ☆
昨晩のミーティング風景
小池:「なるほど・・わかりました。明日の夕方以降は、教室を閉めましょう。」
エンちゃん:「生徒だけでなく、講師の先生方や我々だって通勤が大変になるし。」
・・。
小池(心の声):「通勤って、家はとなりでしょ!!!」
ギガジャティス 10/19
とある“意識高い系”会社のミーティング風景
Aさん:「この新規プロジェクトの特徴は、うんぬんかんぬん…」
周り:「ふむふむ。」
Aさん:「それに、副次的ベネフィットとして期待できるのが、うんぬんかんぬん…」
周り:「ふむふむ。」
Aさん:「コストパフォーマンスの面でも、うんぬんかんぬん…」
周り:「ふむふむ。」
Bさん:「っていうか、」
周り:「(イラっ)」
それまでの話の流れを一切無効化し、その上、主導権も奪ってしまう恐ろしいフレーズ、「っていうか、」。
まさに、ドラクエ7に登場する「魔力を無効化する呪文“ギガジャティス”」に相当する厄介な呪文です。
不運にも、Bさんが上司だったりしたら、部下のモチベーションは、一瞬でガタガタですよ。
そのため、「っていうか、」の使用には、慎重になるべきです。
ところが、最近では驚いたことに、この魔の呪文を「ところで、= by the way」という意味だと勘違いしている輩がいると聞きます。
「っていうか、」自体を、誤用しているのです。
“悪いアイテム”を正しくないやり方で使用していたら、マイナスとマイナスで、プラスじゃないか!
こんな楽観的な世界に生きていられたら、なんとも幸せですが、残念なことに現実世界では、単なる混乱の元にしかなりません。
例えば、もしもエンちゃんが、「っていうか、」を誤用して使い始めたら、教室内の会話はどうなってしまうでしょうか?
<実験的な誤用風景>
生徒A:「せ、せ、せんせーっ!やりましたー!英語のテストが30点も上がりました!」
エンちゃん:「おおっ、よかったな。っていうか、数学は?」
生徒A:「…。」
エンちゃんの意図 →「ところで、数学の方も上がったのかい?」
生徒への伝わり方 →「英語の点数なんて俺には関係ないんだよ!肝心の数学の点数は、一体どうだったんだよ!」
近頃は、良い事にも悪い事にも、「え、やばーい!」という言葉が使われています。誤用だとしても、私個人としては誤解を招かない範囲であれば、こういう使い方も「あり」だと思っています。でも、「っていうか、」の誤用は、ちょっと危険かと感じます。
☆ ☆ ☆
っていうか、10月7日に教室で、英検準会場試験が行われました。(早速、誤用しました。)
「意識が高すぎて、全く参考にならない!」と好評を博しているライティングの解答例ですが、今回も全く反省することなく、同じテイストで作成を開始しました。
もちろん、授業においては、手ごろでパパっと書ける解答例を伝えていきます。
時間の合間を縫って作成しておりますので、のんびりペースとなります。次回の英検までには仕上げる予定です…。
スーパーヒーロー 10/13
教科書とにらめっこしていた高1生のT君が、突然質問してきました。
T君:「せんせー、この部分が、訳せないのですが。」
小池:「ええっと、・・たとえ心の傷が痛んでも、生きる喜びは、どんなに素晴らしいものか、・・」
小池:「あれ・・。ちょっと、最初のタイトルを見せてくれる?」
― A Strange but True Super Hero ―
小池:「こ、これって、アンパンマンのマーチじゃないか!」
☆ ☆ ☆
「やるなー、最近の教科書って。」
これが私の率直な感想です。
わずか一部とは言え、アンパンマンのマーチの英訳に、まさか“教科書の中”でお目にかかれるなんて、ゆめゆめ思ってもいませんでした。普通にビックリしました。
自然と、28年間変わらない“あのオープニング曲”が、頭の中に流れてくるのを感じました。
「そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ 胸の傷がいたんでも~♪」
この歌は間違いなく、大人になってから改めて聞くべき歌です。
実際に、アンパンマンのマーチが大好きな大人って、かなりいるんですよ。
ネットでちょっと検索してみただけでも、「この歌に救われた」という“大人たち”の賛辞の言葉が見つかります。
幼児がアンパンマンのマーチが好きなのは、爽やかでキャッチーなメロディーラインに親しみを覚えるからでしょうが、大人がアンパンマンのマーチを好きなのは、それにプラスして歌詞の深さに感銘するからです。
幼児にとっては、ヒーローというより、“お友達”に近い存在であるアンパンマン。
大人になり、そして人の親となり、今度は我が子と一緒に、再びこの歌を歌う。
「生きるよろこび」の“ど真ん中”ではしゃぐ我が子を見ながら、自分自身が“ど真ん中”だった時代には、気付かなかった歌詞の意味を噛みしめる。
もう、パネェっすよ!アンパンマンのマーチって。
☆ ☆ ☆
ちなみに私個人は、歌詞の冒頭にある
「何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ♪」
のフレーズを耳にするたび、“ビクッ”としています。
と言うのは、私はまだ、この問いに“答えられていない”からです。
でも、“解答例”は、直後の歌詞に書いてあるんですよ。
「今を生きることで、熱い心 燃える♪」
“まだ本気じゃない”とか、“所詮リハーサルだから”、といった言い訳を探すのではなく、目の前のことに全力で向かう勇気を持ちなさい!
この歌を歌う聴くたびに、そのような叱咤激励を受けます。
“True superheroes help people in need.”
「真のスーパーヒーローは、困っている人たちを助けてあげるものだ。」
私のような大人の成り損ないも含め、厳しい社会の“ど真ん中”に生きる大人たちを陰で支えてくれるアンパンマンは、やはり、True Super Hero(真のスーパーヒーロー)なのです。
スペリング 10/10
「スペルの長い単語が多くて、もう、心が折れそうです。」
定期テスト対策で、連日ジャムに缶詰め状態の中3のE君が、そう愚痴をこぼしました。
普段なら「甘ったれたこと、言ってるんじゃなーーーい!」と檄を入れたくもなるのですが、今回に限っては、確かにE君の言い分にも、一理ある気がしています。
今回の試験範囲に登場するnecessary「必要だ」とか、important「大切だ」などは、確かに文字数は長いですが、これからの英語学習において、文字通り「必要であり大切な」単語なので、有無を言わずに覚え込むことも、ここでは“必要であり大切”です。
しかし、E君が指摘していたのは、私も少し気になっていた単語でした。
embarrassed
正直、私自身は、これは普通の中学3年生には負担の大きい単語だと感じています(少なくともスペルは)。でも、教科書に登場する以上は、有無を言わずにしっかり覚えるしかなんですよ~。
E君:「せんせー、“えんばらすど”のスペルを忘れちゃいました~。すみません、ちょっと、書いてくれませんか?」
小池:「これは、うん、仕方がないよね~、しっかり写すんだよ。サラサラ~(板書の音)」
E君:「ありがとうございます~。」
☆ ☆ ☆
5分後、何気に自分の書いた板書を見たところ、
あれ、embarassedって書かれていない?
小池(心の声):「まじかよ…。embarrassed の r が1つ足りなかった。」
もちろん、その場で正直にE君に告げて、書き直してもらいました。
その後、私は何となくこの状況を誤魔化そうとして、
小池:「そ、そ、そうだね。も、もちろん、embarrassedの意味は、お、おさえているよね?」
E君:「先生の今の気分ですか?」
小池:「い、いぢわる・・・。」
embarrassed「気まずい・恥ずかしい」
Hello October 10/1
昨日のエン語録より
生徒に「だんだん調子が良くなってきたな!」と声をかけようとして、
高橋:「だんだん調子づいてきたな。」
10月に入りました。
市内の公立中学の中間テストが、いよいよ直前に迫っています。
府中や田無の生徒さんにとっては、ちょうど終わったばかりの戦(いくさ)ですが、武蔵野市や三鷹市の生徒さんにとっては、まさにこれから始まる戦です。
各市によって、また同じ市でも各学校によって、戦の日程テストの日程がずれていますが、実のところ、この状況は、塾にとって少しありがたかったりもします。
仮に、もしそうでないとしたら、この時期は教室の机が足りなくなってしまうのです。
定員が一人オーバーまでならば、入口のエンちゃんの机に座らせて、“通行人の視線をガラス越しに浴びながら勉学に励む”という究極の精神鍛錬コースが用意されておりますが…(先着後着順)。
なんとか一つでも多くの机を設置しようと、エンちゃんは連日に渡り、毎晩日付が変わる時間まで、机の幾何学パズルに大忙しです。
☆ ☆ ☆
「えっ、これ、馬じゃないんですかぁ~?」
三鷹市から通っている中2のSさんが、不思議な顔をして聞いてきました。
horse(馬)という英単語の意味を書く問題で、「鳥」と書いてあったので×をつけたのですが、彼女の口から聞こえてきたのは、「馬」という単語でした。
小池:「え、“鳥”って書いてなかった?」
Sさん:「“馬”です。」
よく見ると・・・
確かに。
小池:「なんかぁ、二つの漢字とも、“漢字”だけに、雰囲気が似てる“感じ”がするんだよね~。」
Sさん&周りの生徒:「そんな“感じ”は、全くしません。」
小池:「みんな、冷たい…。」
お名刺の交換は? 9/26
英語に苦手意識を持つ公立中3年生のY君が、果敢にも英検準2級(高校2年修了程度)に挑んだのは1学期のこと。
英文ライティングが導入された初回の試験でもありました。
毎年、中3の時点で準2級に挑む生徒は一定数おりますが、ほとんどの挑戦者は2学期の10月に挑みます。
2学期になってからとは言えど、初めて過去問を見た中3生は、知らない単語の洪水に自信を無くすことも少なくありません。舐めてかかると火傷する試験です。
そんな中で、Y君は1学期に挑戦しました。
新形式のライティングを含め、塾として一通りの対策は施しましたが、中3の1学期時点のY君にとって、これは大きすぎる挑戦にも思えました。
心無い人間ならば、無謀なチャレンジと言ったかもしれません。
ところがY君は、英語の苦手意識を払拭するキッカケを自ら探し求めているのか、決して記念受験でも様子見の受験でもなく、本気で勝ちに行くモードで勉強していました。
そして・・・
なんと、自分よりも英語を得意とする中学の知人がことごとく撃沈した中で、唯一1次試験を突破したのです。
英文ライティング(記述試験)が入っているので、「マークが当たってラッキー」といったふざけた偶然では、もちろん合格できませんよ。
それだけに、結果を聞いた時は、思わず歓喜の声が上がりました。
☆ ☆ ☆
その後に待っていたのは、もちろん2次対策。
英語に苦手意識を持つ生徒にとって、英会話の練習なんて、もう嫌がらせ以外の何物でもありません。
しかし彼は、授業終了後のマンツーマン面接練習に、毎回しっかり足を運んできました。
そして、いよいよ試験前夜、
最後の練習では、問題なく合格点に到達できる、しっかりとした応答ができていました。
小池:「じゃあ、明日は堂々と!」
Y君:「なんか、いけるかもしれない。いける気がするっ!頑張ってきます!」
彼はそう言って、颯爽と教室を出ていきました。
何となく、英語にちょっぴり自信をつけたように見えたY君の表情が、個人的にはとても嬉しく思われました。
☆ ☆ ☆
2日後
教室にやってきたY君の表情は、浮かないものでした。
最初の音読のところで、簡単な単語を読み間違えてしまったとのこと。それを引きずって、なかなか思うようにいかなかったと、エンちゃんに話していました。
Y君:「面接官の人は、とてもフレンドリーな感じだったのに~。あ~、もったいない~。」
と、肩を落としていました。
苦手意識を持っていた英語に対して、せっかく自信が芽生え始めたというのに。
なんかタイミングが悪すぎて、何とも言えませんでした。
小池(心の声):「でも、まだ2学期があるじゃないか。今回のはリハーサルだと考えよう!次回は間違いなくリベンジをかけた壮絶な練習になるから、今はゆっくり休んでおくれ。」
そのような配慮で、その日から私は、2次試験の結果発表を待たずして、彼に英検の話題を持ち出すことは控えました。
☆ ☆ ☆
時は過ぎ、9月25日。
「そろそろ、再チャレンジに向けて、Y君に話を切り出してもいい頃だな。」
私は思い切って、Y君に話を始めました。
ところが、
何を言われているのか、わけワカメで、ポカーンとしているY君。
エンちゃん:「あっれ~?コピーして渡した2次試験の結果一覧、見ていませんでしたか~?」
“見ていた”とは思うのですが、“次回リベンジだ!”という勝手な私の思い込みから、肝心なところを見落としていたようです…。
しばらくして、事態を把握したY君からも、
Y君:「あ、前回、受かっていましたよ。」
名刺管理サービスのコマーシャルに出てくる「松重豊」氏のセリフが、そのまま口から出てきました。
小池:「それさぁ、早く言ってよぉ~」
アンカー 9/10
9月に入り、10日が過ぎました。
当塾の夏期講習&金魚すくい大会を、今年も歩道から暖かく見守ってくれたヒマワリ流星群ですが、いよいよ“アンカー”が姿を見せています。
ヒマワリが、当塾にとって特別な存在であることは、今さら言うまでもありません。
講師と生徒が最も疲弊する夏期講習期間において、太陽に向かって凛と咲き誇っている姿は、毎年大きな癒しと元気を分け与えてくれます。
アンカーがゴールすると、これで今年のヒマワリとはお別れです。
流星群が去った直後の歩道は、閑散とした状態になりますので、
通行人から、
「この、ハゲーーーーーっ!」You baaaaaaaaldy!
と罵倒されないか、少し心配ではあります。
☆ ☆ ☆
そんな心配も、どうやら無用に終わりそうです。
枯れ始めたヒマワリの下では、アンカーからバトンを受け取ったかのように、新しい花が咲き始めていました。
ヒマワリ殿、今年もありがとうございました。また来年の再会を楽しみにしております。
空から 9/6
ジャムスクール武蔵境では、英検の準会場試験を実施しております。当塾の生徒さんだけでなく、一般の学生さんや社会人の方でも、お申し込みできます。
人が多いと“緊張してしまう”方、こじんまりとした塾の教室で、エンちゃんの顔を眺めながら“ゆる~く”受験してみるというのは、いかがでしょうか?リラックスして試験に臨むことができますよ!
次回の準会場試験は、2017年10月7日(土)を予定しております。
受験をご希望される方は、9月14日(木)までにお電話をいただくか、「メールからのお問い合わせ・ご相談」より、ご連絡ください。
準1と1級に関しては、本会場のみの受験となりますが、お申し込みは、当塾からでも可能です。
☆ ☆ ☆ ☆
授業中、生徒から give way「崩れ落ちる」を使った例文を求められました。
すぐに頭に浮かんだのは、多くの受験生にとって定番の英単語集「DUO3.0」に登場する例文でした。↓
“Watch out! The ceiling is giving way!”
「気をつけろ! 天井が崩れかけているぞ!」
説明を始める前に、ひとまずホワイトボードにササッと板書したところ、
中3生のS君が、それを見ながら不可思議な表情をしていました。
そして、その表情は、私が板書を読み終えると、ニヤニヤに変わりました。
小池:「ねえ、どうしたの?」
ホワイトボードを指しながら、
S君:「先生、天丼になっています。」
・・・
小池:「いやあぁぁーーー!!」
まさに、私自身が思いっきり give way しそうになりました。
とは言っても、空から天丼が降ってくる光景というのも、なんか、素敵でファンタジーな世界観だと思えませんか?
私は、永遠のピーターパンを目指していく自由を、これからも大切にしていきます(開き直り)
まあ、いいか~。 9/1
「最後の最後まで、全力を尽くすんだ!」
塾講師というのは、大人に向かって言えない恥ずかしいセリフを、白昼堂々、子どもに向かって言っています。
つまり、変人です。
おまけに、家では「全力を“尽くさない”生活」だったりします。
「あっ、ゴミの収集車が来ている!急げば間に合うけど、まあ、いいか~。」
「あっ、シャンプーがない!まあ、(石鹸でも)いいか~。」
少なくとも、私はこんな感じです。教室でも私生活でも、限りなく全力を尽くせるような人は、間違いなく本物の変人か、当塾の猿人だけです。
しかし、私のような人間でも、夏期講習の期間だけは、きちんと全力を尽くした私生活を送るようにしています。
そうしないと、間違いなく授業に支障が出てしまうからです。
「眠れないよ~!まあ、いいか~。」
これですと、翌日の授業中に、確実に寝落ちしてしまいます。
「眠れないだと?最後の最後まで、全力で眠れーーっっ!しっかり目を閉じろーーーっっ!!」
毎晩、あの松岡修造氏に、枕元で叫ばれているような気がしました。
私にとって、夏期講習とは「まあ、いいか~。」が許されない期間。常識的な大人として生きる、サバイバルな1カ月間なのです。
そんな期間の終わりを告げるのが、8月31日。
☆ ☆ ☆
最終コマの授業が終わり、
「明日から元の世界か~!」
「さあ、待ちに待った夏のビールを堪能するぞ~!」
そんなことを思いめぐらせながら、私は教室の後片付けをしていました。
最後に戸締りをしてドアの外へ出た時、私を待っていたのは、予想外の気温の低さでした。
「これじゃ、ビールの美味しさが半減だよ~。」
そう思った矢先、
三日前の猛暑を、まるで三か月前の出来事と錯覚させるような、ひんやりとした風が私の背中をさすっていきました。
疲労した体が、一足早い秋風に、スッと優しく包まれていくのを感じました。
「秋のビールでも、まあ、いいか~。」
足取り軽く、教室を後にしました。
さあ、新学期のスタートです。実りの秋となりますように。
早起きは 8/25
夏期講習は最後の中休みを迎えました。いよいよ残すところ、あと6日です。
9月1日(金)は新学期準備という名の言い訳のもと、のため、お休みとなります。
間違って来てしまった生徒さんは、隣のエンちゃんの家で粛々と勉強してください。
☆ ☆ ☆
夕方の休み時間に、高校生A君と八雲先生が、なんか楽しそうに議論をしていました。
二人の話を聞いていると、A君は「早起き派」で、八雲先生は「早起きしない派」という対立軸が見えました。
A君:「昔から、早起きは三文の徳(得)って言いませんか?」
八雲先生:「確かに言う。でもな、三文というのは、“二束三文”の三文でもあるんだ。」
A君:「はい。」
八雲先生:「ということは、三文というのは、言葉は悪いが“はした金”なんだ。それよりも、しっかりと睡眠をとって、高いポテンシャルを引き出して勉強した方が、結果として、三文以上のプラスが得られるんだ。」
TEDのスーパープレゼンを思わせるかのような説得力に、一同唖然。
A君:「でも、“塵も積もれば山となる”という言葉もありますよ。」
負けじと食い下がるA君。なかなか大したものです。
ところで、
言い忘れていましたが、二人とも理系です。
☆ ☆ ☆
三文は、諸説ありますが、現代だと40円~90円くらいの価値になるそうです。
スーパーで、“100円引き”の値札が付いている商品を買ったら、それでペイする額です。
500円だったら、さすがの八雲先生も考え直してくれるかもしれません。
マイク&マイク 8/18
中期日程が終了しました。本日は中休みとなります。
いよいよ明日からは、締めくくりの後期日程に突入します。
前期は木曜日が中休みでしたが、後期は金曜日が中休みとなります。私にとってのプレミアム木曜日は、金曜日へと変更になります。まさに、プレミアムフライデー。
面白いことに、最後の中休みにあたる25日は、なんと本物の“プレミアムフライデー”と重なっています。
出来ることならば、その日は夕方から街に繰り出して、実際にどの程度寂れて賑わっているのか、自らアルコールにまみれながら検証してみたい気分ではあります。
☆ ☆ ☆
中3生や高3生は、前期・中期とほぼ毎日塾に足を運んできました。高3生の中には、学校で行われている夏期授業に参加し、その後に塾に来る強者もいました。
その強者の1人であるEさん。
お盆などで学校の授業がない日は、午前中から塾で勉強していました。
また、そういう日は昼食も夕食も、ご家族の方が届けてくれるお弁当を食べていました。
毎回ご家族の方がお弁当をお届けに来るたびに、受験勉強は当人だけの戦いではない、と改めて考えさせられます。
受験勉強は、ご家族の支援があってこそのもの。
来年は、ご家族で思いっきり夏休みを楽しんでいただきたいと、心から願わずにはいられません。
そういえば、K.K君(現 金井先生)は、合格体験談の最後に、家族に対してお礼の言葉を添えていました。今更ながら、その重みを感じます。
☆ ☆ ☆
そんなEさんですが、さすがに「もう、頑張り過ぎだよ~!」と少し心配になってしまう出来事が…。
Eさん:「せんせー、解答には“バス停で、マイクをもっていたから”って書いてあるんですけど、これって、どういう状況なんですか?」
その解答を見ることなく、彼女が何を読み間違えたのか、すぐに見当が付きました。
小池:「ああ、何という不憫な。漢字が霞んでしまうほど勉強するなんて。いいかい、大きく深呼吸して、しばらく休憩するんだ!」
Eさん:「??」
数分後、
小池:「さあ、もう一回読んでみよう。」
Eさん:「バス停で、」
小池:「バス停で、」
Eさん:「マイクを」
小池:「マイクを」
Eさん:「“待って”いた」
Eさん:「いやあぁぁーーー!!」
今年も大盛況になっちゃいました!金魚すくい大会2017 8/12
8月11日(金祝)、当教室で金魚すくい大会が行われました。
祭日とはいえど、帰省ラッシュのピーク日と重なっていたため、
「今年は、これまでで一番質素な大会になるかも」
と予想しておりました。ところが、ふたを開けてみてビックリ!
参加者が100名を超える大盛況のイベントになっていました。
通行人の方の飛び入り参加も、去年より増えました。
使用したポイの枚数は2,200枚以上。もちろん記録更新です。
卒業生や講師陣に無理やり手伝わせなかったらの自主的なお手伝いがなかったら、一体どうなっていたことやら…。
今年も嬉しい悲鳴をあげることができました。ご参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
気が早いですが、来年は8月4日(土)を予定しております。
次回は帰省される方が多いお盆の時期を外れていますので、もっと多くの方にご参加いただけると思っています。(なぜ、そんな自爆行為を、エンちゃん・・・)
私としては、教室が壊れてしまわないか不安です。
今のうちに補強工事を施すべきか、エンちゃんと真剣に話し合うつもりです。
さあ、次回の金魚すくい大会まで、あと357日!
略称 8/8
「トイトレ」と呼ばれる市販の英文法問題集があります。
正式名称は「総合英語Forest 解いてトレーニング 完全準拠問題集」
まさに、「豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ☆シュウマイ」を彷彿とさせる長い名称ですが、かの有名な英文法書「Forest」と中味がリンクしており、非常に使い勝手の良い問題集です。
「解いてトレーニング」という名称だけでも、まだ長さを感じてしまうゆえ、いつの間にか「解いトレ(トイトレ)」と呼ぶようになりました。
面白いことに、略称を使い続けていると、次第に元の名称を忘れてしまうものです。先日、そんなエピソードに遭遇しました。
夏休みの宿題が「トイトレ」から膨大に出題されている高校生Yさん。
彼女の自習時間は、いつも「トイトレ」とにらめっこ状態です。
授業の冒頭で、
小池「今日は、“解いてトレーニング”をどのくらい進められたの?」
なんとなく、きちんと“元の名称”を使ったところ、
Yさん:「トイレトレーニング?」
小池:「三歳児か!」
二人そろって大笑いでした。
私とYさんの間では、悪ふざけで「トイレ」と呼び始めています。
大人の階段? 8/3
今年の金魚すくい大会は、8月11日(金)に開催いたします。
ジャムスクール武蔵境の「社訓 第一条」に記載されている、年間を通じて最も優先される行事、金魚すくい大会!
多くの方にご参加頂きたいとの思いから、今年も祭日に日程をあわせました。
昨年同様、小さなお子様でも楽しめるように、破れにくい4号ポイや破れないネットタイプも、たっぷり用意いたします。
金魚はすくい放題!回数は無制限です!時間の許す限り、心ゆくまですくってください。希望される方には、お好きな金魚を差し上げます。
参加費用はかかりません。ご家族やお友だちなどお誘い合わせの上、是非ご参加ください。
当日はジュースやお菓子だけでなく、“大人向け”の麦ジュースやおつまみも、お楽しみいただけます。
それでは、8月11日(金)に、みなさんとお会いできることを楽しみにしております。
☆ ☆ ☆
前期日程が終了いたしました。本日8月3日は、お休み日です。
おとといは疲労のピークでした。家に帰って冷蔵庫を開けると、なぜかポテトチップスが入っていた始末。やっとこさ2回目のプレミアム木曜日を迎えることができて、ホッとしています。
「よいプレミアム木曜日を!」
と声を掛け合ってきました。
しかし、プレミアム木曜日となった午前4時過ぎに、私はこのブログを書いています。
おそらく、もう赤信号が灯っています。
☆ ☆ ☆
前期期間中は、突然の雨に見舞われてしまうことが多々ありました。
自転車で来た生徒が、不憫で仕方がありませんでした。
そんな中での一コマ、
高橋:「とりあえず、お迎えの車が“クルマ”で、大人しく自習していなさい。」
生徒一同:「あはは・・(はぁ~)」
こんなおやじギャグにも、生徒達は反応してくれます。
しかし、これがもし、世間一般の会社内での出来事だったとしたらどうでしょう?
エンちゃんは間違いなく、部下につまらないギャグを押し付ける“パワハラ上司”として訴えられていることでしょう。
エンちゃんが法廷に呼び出されることなく、今日の日を迎えられるのも、慈悲深いジャム生の皆さんのおかげですね。本当にありがとう。
☆ ☆ ☆
講習の10日目の授業のこと。
「給食の歴史」をテーマとした大学入試の英文が登場しました。
雑談は言うまでもなく「生徒たちの小中学時代の学校給食」の話となります。
個人的に私は「大学にも給食があっていいんじゃないか?」と感じるほど給食が大好きなので、楽しい雑談を予感しました。
小池:「それで~、高校に入ってからは、いきなりお弁当に変わっちゃうんだよね~。なんか、とっても残念だよね~。」
Kさん:「でも、今は、お弁当の方がいいです!」
小池:「えっ?ど、どうして?」
Kさん:「だってえ~、お弁当だと、早弁ができるじゃないですかぁ~(ニコニコ)。昼休みの時間は、全部有効に使わないともったいない!」
3秒ほどの沈黙・・・
小池(心の声1):「う、嘘だーっ!JKが早弁なんて。なにかの間違いだ~。」
小池(心の声2):「お、お願いだから、冗談だと言ってくれーーっ!!」
3秒後・・・
小池(実際のセリフ):「へ、へえ~、なるほどねー。確かに、効率的だよな~。」
Kさん:「はい(ニコニコ)。」
僕はその時、一つ大人になれた気がしました。
プレミアム木曜日 7/27
7月21日から始まった夏期講習は、前期日程の前半(6分の1)が終了いたしました。本日27日は、お休み日です。
毎年のことですが、この時期はブ〇ック企業なみの激務状態に陥るため、お酒が豪快に飲めなくなります。
ビールが美味しい夏に、質素倹約の生活となってしまうのです。
そんな境遇に対して、講師10年目くらいまでは、
「仕事だから、もうこれは仕方がないこと。」
と、まだ大人の心構えが維持できていました。
しかし最近は、
「もうこれはジャムのせいだ。」
「もうこれはエンちゃんのせいだ!」
と、何かに八つ当たりをするようになっています。
精神年齢が年々下がっていくのが、自分でも分かります。生徒に抜かれてしまうのも、時間の問題でしょう。
☆ ☆ ☆
そういった訳で、講習期間中のお休み日というのは、私にとってはプレミアムな日に値します。
夕方の早い時間帯なら、アルコールだって豪快に堪能できるんですから。まさに聖なる日。
私は密かに、7月27日を“プレミアム木曜日”と名付け、以下の予定を組んでいました。
ステージ1 昼過ぎに優雅に起きる。のんびりコーヒーを堪能する。
ステージ2 デパートの本屋で、優雅に教材を吟味。スポーツショップで、優雅に夏用のランニングウエアを吟味。デパ地下で、ちょっと贅沢なお惣菜や珍しいビールを優雅にお買い物。
ステージ3 自宅に戻り、ビールを冷やしている間、買ってきた新しいランニングウエアを着て、優雅に走りに行く。
ステージ4 風呂上がりにキンキンに冷えたビールを優雅に飲み干し、お惣菜に舌鼓を打つ。
ステージ5 優雅に寝る。
ところが、疲れがたまっていたのか、単なる年なのか、目が覚めると、もう15時過ぎでした。予定表で言うところの、ステージ3…。
結局、
慌てて近所のスーパーに買い物に行き、古いランニングウエアを着て走り、慌ててビールを飲み干し、普通のおかずを食べ、案の定眠くならなくて、明日に不安を感じながらブログを書く。
なかなか思い通りにはいかないものです。
次回のプレミアムデーは、8月3日。今度こそ…。
☆ ☆ ☆
さあ、夏期講習の第2ラウンドが始まります!
お得感? 7/17
授業終了後のこと、高校1年生のYさんが、嬉しそうに話しかけてきました。
Yさん:「わたし~、とうとう、結婚できるんですよ~。」
小池:「え~っ!!け、け、けっこんするのっ?!い、いつの間に。学校は?」
Yさん:「はい?何言ってんですかぁ~?昨日で16歳になったんです。法律では、私がもう結婚できちゃうんですよ。なんか凄くないですか?」
小池:「もっと、紛らわしくない“普通の表現”をしてください。」
☆ ☆ ☆
授業の雑談中に「おとり効果」という言葉が出てきました。
「おとり効果」というのは、簡単に説明をしますと、
例えば、ある人が飲食店を開業したとします。
メニューは「月見そば」と「カレーライス」の2つ。それぞれ300円で提供する予定でした。
しかし、店主はメニュー表示をこのようにしました。
月見そば 300円
カレーライス 800円
もちろんこのままでは、カレーライスの注文は、かなり少ないでしょう。
しかし、その下に3番目のメニューを置くと、
1 月見そば 300円
2 カレーライス 800円
3 月見そば&カレーライス 800円
たぶん、3の注文が圧倒的に多くなるのではないでしょうか?2は論外ですが。
2をおとりにしてお得感のある3に誘導し、実際には200円のボッタくり丸儲け。
人間の心理を突いたうまいワザです。
そんな話をした後、ふと、「これを応用すれば、当塾の授業料収入も、うへへ…」と、変な悪魔が頭をよぎりました(こらっ)
― 新規オプション!さあ、先生を独り占め!“1対1”スペシャルコース! ―
ご指名料金
1 エンちゃん +300円
2 講師の先生 +800円
3 エンちゃん&講師の先生 +800円
逆に2以外は、誰も選ばないような気が…。
月見そば 7/14
「私は鳥になりたい」
文法的うんぬんはさておき、秘めたる思いがあふれ出ているる素敵な作品です。
天性の詩人か?それとも、青春を謳歌する中二病?
おそらくは、目の前に迫ってきた夏期講習に対する現実逃避かと。
真相は、本人のみぞ知ります。
☆ ☆ ☆
蒸し暑い日が続きます。
こういう時こそ、私はアツアツの「月見そば」が食べたくなります。
武蔵境駅がリニューアルし、駅中にそば屋が誕生して以来、その癖が悪化してしまいました。
もちろん、暑い日にそんなものを食べて授業に臨んでしまったら、生徒たちにおぞましい中年の汗をほとばしる青春の汗を、まき散らすことになります。
だから、着替えの半袖は、常に持参しています(キリッ)
☆ ☆ ☆
「月見そば」って、本当にお得ですよね。
一杯で二つの味わいを楽しめるんですよ。
最初の半分は、黄身を混ぜずに純粋にスープとそばを味わう。
後半の半分は、黄身を混ぜて、まろやかでコクのあるスープとそばを味わう。
もう、お得すぎて困ってしまいますね。
ただ、「月見そば」を注文すると、どうしても20回に1回くらいは、“避けられない事故”に遭遇することがあります。
誰もが一度は経験し、涙を飲んでいる事故。
そう、
初めから黄身が割れている…涙(店員さん、勘弁してくださいよ)
そうなると、強制的に“まろやかでコクのあるバージョン”しか味わえません。
私は災難に遭遇すると、必ずその日の授業で、生徒たちに当たり散らす同情を求める習性があります。
つい先日、久しぶりに、その事故に遭遇してしまいました。
いつまでたっても心が大人になれない私は、言うまでもなく、授業中に愚痴り同情を求めました。
そんな中、ある生徒が、
「先生は、選択の自由が奪われてしまったのですね!」
小池:「…。」
彼は最近、“公民”の勉強にはまっています。
歩き単語 7/5
中学生の定期テストが終わったと思いきや、そのまま高校生の定期テストに突入しました。
1学期のこの時期って、ある意味で1番ドタバタしている時期なんです。
元気印のエンちゃんでさえ、さすがに疲労がたまっているのか、
高橋:「今日は“体調”が“快調”ではない。」
なんとなく、ギャグにキレがありません。
☆ ☆ ☆
高橋:「おおっ、今日は3人目だ。」
前回紹介した時には、まだつぼみが残っていた歩道のユリの花ですが、
現在は全開で咲いています。
ここ数日は、ユリの花の写真を撮っていく通行人の姿を見かけます。
なんか、自然と嬉しくなってしまいます。
☆ ☆ ☆
高校生のテスト期間ということもあり、電車内ではスマホ画面ではなく、単語帳やプリント等をじっと眺めている高校生をよく目にします。
そんな中、たまたま私の目の前に立っていた学生さんは、かなり使い込まれた英単語帳を眺めていました。
大切だと思われる英熟語には、黄色いマーカーが引かれていました。
のぞき見るつもりは毛頭ありませんが、ラッシュアワーで混み合った車内では、顔の向きを変えるのも一苦労です。
目を閉じる以外には、その高校生と一緒に英単語の勉強に励むしかないのです。
テストが近いのでしょうか。かなり集中している様子でした。一心不乱という言葉がピッタリ。
私が武蔵境駅で降りた際、その高校生も降りました。
私が眉をひそめてしまったのは、高校生が単語帳をじっと見つめながら電車を降りたこと。
そのまま、混み合ったホームで、歩きスマホならぬ、歩き単語帳になっていました。
ちょうど高校生の目の前を歩く形となった私は、嫌な予感がしました。
予想通り、電車を降りた大勢の人が合流する下り階段に差しかかった際、その高校生は、そのまま私の背中に軽く追突してしまいました。
ある程度、予想はできていたので、特に驚きはありませんでしたが、私が幼児やお年寄りだったら、ちょっとした事故になってしまいますよ。
「まあ、“あの黄色いマーカーの箇所”の暗記に役立ってくれたなら、それで良しとしようか。」
そう思いながら、駅を後にしました。
pay attention 注意を払う
領収書 6/26
定期テストを直前に控えた週末の教室は、もうカオス状態でした。
エンちゃんは一つでも机を増やそうと、幾何学パズルに大奔走!
魔法の補助線を引くことで、新たに二つの机の配置に成功しました。
自身の生み出した“マジカルライン”に、かなりご満悦の様子。
そんなドタバタの中でも、教室前の歩道の花壇では、ユリの花がいい感じに咲き始めてくれました。
つぼみがたくさんあるので、これからの数日間が本当に楽しみです。
夏は、もうすぐ!
☆ ☆ ☆
先日、書店に立ち寄った際、興味を引いた教材を数冊購入しました。
手に取った書籍をレジまで持っていく行為が、本当に懐かしく思われました。
というのも、今や教材購入は、すっかり“オンライン”になってしまったからです。
「調子の悪い機械は、叩いて直せ!」
こんな昭和気質のエンちゃんでさえ、教材の購入は、もっぱらパソコン上で済ませています。
まあ、確かに便利です。本当に。
10年ほど前までは、夏期講習といった大きなイベントが近づくと、何か掘り出し物を探し求め、丸一日かけて書店巡りをしたものです。それが楽しみでもありました。
いつの間にかそれは、パソコン画面とのにらめっこ状態の一日に変わってしまいました。
さて、久しぶりに書店のカウンターで支払いをしたのですが、懐かしいわずらわしさと“久しぶり”に対面しました。
店員:「領収書のお宛名はどういたします?」
小池:「ジャムスクールで。」
店員:「えっ、もう一回お願いします。」
小池:「カタカナで、“ジ ャ ム ス ク ー ル”です。」
これは別に店員さんが悪い訳ではありません。このふざけた個性的な塾名が悪いんです。
店員さんに聞き返されることなく宛名が伝わった経験は、私個人の記憶するところでは1回だけです。それも、ジャムの卒業生がバイトをしていたというオチで…。
途中からは「領収書の宛名はこちらでお願いします。」と言いながら、「ジャムスクール」と書かれたメモ用紙を渡すようにしていました。
☆ ☆ ☆
そんなこんなで、塾名が原因となる支払い時の珍騒動は、思い返せば色々と出てきます。
最も印象に残っているのは、とある文房具店にて、
店員:「領収書のお宛名はどういたします?」
小池:「ジャムスクールで。」
店員:「はい。かしこまりました。」
小池:「(心の声)すごーい、一発で通っちゃったよ!」
世の中には、こーゆー臨機応変な人もいるんだね~!
または、もしかして塾の近所に住んでいる人かな~?
そんなことを考えながら店を出て、受け取った領収書を何気に見てみると、
お宛名「ジャム・スプーン様」
ある意味、単語と単語のつながりを重視した見事すぎる推測かと…。
清算しないで、手元に残しておきたくなったことを覚えています。
忘れん坊将軍 6/17
高橋:「どうして女生徒は、俺をいつも“熱烈に”避けるんだ?」
言葉の使い方が“熱烈に”ずれている気がしない訳でもありませんが、最近のエンちゃんは、どうやら自虐系がお気に入りのようです。
☆ ☆ ☆ ☆
「筆記用具一式ぜーーーんぶ、○×大学に置き忘れてきちゃいました。」
新しくなった講師紹介欄で「高校入試の前日、筆記用具を全て塾に置き忘れたレジェンド」として紹介されている吉田先生ですが、先日授業終了後のミーティング中に、衝撃的な“その話の続き”を聞かされました。
自らの伝説を、自らの新しい伝説で上書きした内容と言えるでしょう。
☆ ☆ ☆ ☆
生徒時代の吉田先生の忘れ物の凄まじさは、舐めてかかると本当に火傷しますよ。
“机の中”に筆記用具を置き忘れて帰った経験は、誰にでもあるはず。しかし吉田先生の場合は、“机の上”に筆記用具を置き忘れて帰っていました。もう、凡人には理解できない領域。
確か、吉田先生が生徒時代にずっと愛用していた筆箱は、色とりどりのマーカーや修正テープが入ってしまう特大の筆箱でした。忘れて帰るのが“非常に難しい”代物です。
ところが、授業終了後“机の上”に取り残された筆箱君と私が対面した回数は、計り知れません。
☆ ☆ ☆ ☆
「筆記用具一式ぜーーーんぶ、○×大学に置き忘れてきちゃいました。」
この日は大学受験の最終日。翌日には第一志望校の合否発表が迫っていました。(もちろんハッピーエンドが待っていました。)
これまでの受験生活の締めくくりを告げる大切な記念日。
そんな中で、誰も真似できない「“憂愁”の美」を飾ってしまったようなのです。
初めての高校受験の前日・・・筆記用具を、全部“塾”に置き忘れて帰る。
最後の大学受験の日・・・3年前と同じ筆記用具を、全部“試験会場”に置き忘れて帰る。
気が付いたのは、4月の中旬のことだったとか…。
「入試が終わってから、それまで一度も筆記用具に触れようとしなかったのかい!」
そんなツッコミが頭の中を埋め尽くしました。
自称“変な人間”を自負している私でも、
「ああ、世の中、上には上がいるんだな。」
そう思い知らされました。
ちなみに、記念日に置き去りにされた筆箱ですが、その後ダメもとで大学に問い合わせたところ、なんと「保管されていた」とのこと。
5月の半ば、○×大学に出向き、ちょうど3か月ぶりに対面を果たしたとのことです。
めでたし、めでたし。(本当に、めでたしなのか…?)
☆ ☆ ☆ ☆
そんな吉田先生ですが、
先日の授業終了後、
吉田先生:「高橋せんせー!これ、○○君の忘れ物みたいですー!」
なんか、感慨深いものがあります。
ワナビー 6/5
土曜日、教室で英検の準会場試験が行われました。
今回の目玉は言うまでもなく、リニューアルされた3級と準2級です。
待ちに待った新形式問題と対面を果たし、ワクワクしながら3級の問題冊子をめくりました。
QUESTIONについて、あなたの考えとその理由を2つ英文で書きなさい。
QUESTION
What do you like to do in your free time?
(時間がある時に何をするのが好きですか?)
しばらく目が点になりました。
いきなりステーキいきなり罠が仕込まれた問題を出すなんて、相手はほとんど中学生なのに。
容赦のなさが、パねえっすよ。
「何をするの?」ではなく、「何をするのが好き?」
変わらないように見えますが、これって理由を述べる際に大きな溝が生まれると思うんです。
前者(時間がある時に何をするの?)で聞かれたならば、
返答 ― 時間がある時には、本を読みます。
理由 ― 本を読むのが好きだからです。
といった感じで、1つ目の理由として条件反射的に「好きだから」という決め技が使えるので、スイスイと書き始められます。
しかし、今回のような聞かれ方(時間がある時に何をするのが好き?)だと、
返答 ― 時間がある時には、本を読むのが好きです。
理由 ― 本を読むのが好きだからです。
あれれ???
となってしまうのです。
ここでは、“好きである理由”を答えなければなりません。これに“運悪く”気付いてしまうと、かなり時間を奪われる結果になりそうです。
似たような問題を何度か授業で扱っていたので、生徒の皆さんは、うまくかわしてくれたことを祈るのみです。➡解答例
☆ ☆ ☆
NEW GENERATIONの講師たちですが、初めの頃の緊張感もどこへやら、最近では、楽しそうな笑い声が聞こえてくるようになりました。
その内、エンちゃんに負けないくらい、たくさんの珍言&迷言が飛び出すんでしょうか?
今から、非常に楽しみでもあります。
ワナビー 6/2
中3生のI君。府中市から自転車で30分かけて通塾しています。
そんな彼に、ねぎらいの言葉をかけていたエンちゃん。
高橋:「本当に遠いところから大変だよね。俺だったら、22分だけど。」
ここでライバル心を燃やして、どうするんですか…。
☆ ☆ ☆
いよいよ今週末、教室で英検準会場試験が実施されます。
3級と準2級が新形式に移行して最初の試験。ついに英文ライティングが、これらの級にも登場します。
3級では25語~35語、準2級では50語~60語のボリュームになります。対策ゼロで本番に臨むのは、あまり得策とは思えません。
それ故、今週は英検受験者を対象にした「ライティング祭り」を開催していました。
そんな中、
E君:「まったくもう…、前回受けておけばよかった…」
愚痴をこぼしながら、ライティングの練習に励む中3のE君。
What kind of subject do you like?
「好きな教科は?」
というお題で、書いてもらいました。
彼は数学は好きではないのですが、なぜか、
My favorite subject is math.
「数学が好きです。」
という意見で書き始めていました。
E君:「全て創作ですから。」
そう言い切って、続きを書き始めたE君。
空想世界の夢物語を楽しもうとするかのように…。
しばらくして、
どうやら、最後に何か適当な1文を添えたいらしく、立ち往生しているようでした。
こういった場面での常套手段を伝えました。
もちろん、同業者なら誰もが知っている“あれ”です。
小池:「コテコテの例文(I want to be a(an) ~ teacher in the future./将来は~の先生になりたいです)でお茶を濁すのは?数学だとI want to be a math teacher in the future.だね。」
ところが、なかなかシャーペンを動かさないE君…。
E君:「(エンちゃんの方をちらっと見て)う、嘘でも、それだけは、絶対に嫌だぁ~。」
こそあど 5/28
講師だけでなく、生徒の方も“NEW GENERATION”が勢いを増しています。
新世代を象徴する変な個性的な生徒の代表格である中2生Kさん。
授業中のこと、
Kさん:「あの~(問題文を指さして)“これ”って、“あれ”ですか?」
小池:「??」
“あれ”って、いったい何なのよ?
余りにもツッコミどころが満載すぎて、一瞬どころか、二瞬も三瞬も唖然としてしまいました。
もちろん、何を言わんとしているのか、全然分かりませんでしたが、
小池:「そう、“あれ”だよ!」
思わず悪ノリしてしまいました。ところが、
Kさん:「分っかりましたーっ!」
数分後・・・
Kさん:「せんせー、できましたーーっ!」
(丸付け)
小池:「おおっ、全問正解!」
Kさん:「やったーっ!」
傍目から見たら、完璧な“以心伝心”に思われそうですが(フフッ
“あれ”が一体何だったのか、未だに謎のままです。
今さら本人に尋ねても、もう覚えていないでしょうね。
気になってモヤモヤしています。素直に聞いておけばよかった。
☆ ☆ ☆
もはや、旧世代?と見られてしまう高3生Eさん。
最近では、私の出勤時刻よりも早く教室に来ていることが普通になってしまいました。
授業中、
Eさん:「この『たとえば“なし”は省く』ってどういう意味ですか?」
小池:「えっ?うーん、“解なし”といった類の解答はダメとか?ちょっと見せて。」
・・・
小池:「こ・こ・これは、『たとえ“話”は省く』だぁーーっ!!」
Eさん:「い・いやぁぁぁぁーーっ!!」
個性的という意味では、まだまだ新世代に負けません。
桜を狩り 紅葉を求め 5/23
先日、新聞の中で「蛍狩り」という言葉に出会いました。
「蛍狩り」とは、そのまま文字通りに「蛍を捕まえる」という意味ではなく、「蛍を鑑賞する」という意味で使われます。
「紅葉狩り」という言葉を思い浮かべると、ピンとくると思います。
・・・と、私自身、辞書で調べて確認しました(汗)
ふと、思ったのは、
「もしも、オヤジ狩りの“狩り”が、蛍狩りの“狩り”と同じ意味で使われていたら?」
永遠の17歳を自負する私の脳裏に、若々しい溢れんばかりの妄想が駆け抜けました。
― 広辞猿 第六版 ―
「オヤジ狩り」・・・中年男性を鑑賞すること
例文/エンちゃんは、女子高生からオヤジ狩りにあったと、誇らしげに僕に語った。
“のほほん”と平和な感じがして、社会の治安も良さそうで、私は好きですね。
ただ、気持ち悪い状況であることに、間違いはありませんが。
☆ ☆ ☆
創立5年目を迎えた当塾は、とうとう新しい卒業生スタッフを3名補充することが迎え入れることができました。
色々と規格外で破天荒な3名によって、この塾は一体、今後どう破壊されていくのでしょうか?
それは、我々にも分かりません。
3名の詳細は、新しくなった➡講師紹介の欄で(上の2匹は変わりませんが)ご確認ください。
KY(空気の読めない)カレンダー 5/11
珍しく、連日の投稿となります(笑)
いよいよ今日から、市内のいくつかの公立中学校で中間テストが始まっています。
テスト前日にあたる10日は、翌日にテストを控えた公立中学生にとって「理想郷とも言うべき学習環境を、人間工学に基づいて算出」した結果、大胆に机の配置を入れ替えたフォーメーションでの授業となりました。
もちろん、どの時間帯の授業においても、エンちゃんの雄叫びは、教室中にこだましておりました。(毎回のことですが)
ご存知だと思いますが、高校入試の合否に大きく影響をもたらす内申点を決めてしまうのは、言うまでもなく2学期の成績となります。
ところが、死ぬ気で猛勉強して、めでたく2学期のテストで見事にぶっちぎりの高得点を獲得したとしても、仮に1学期の成績が3だったとしたら、それが2つ上がって5になるようなことはないんです。
つまり、1学期でしっかり高いポジションを確保しておくことが、2学期で飛躍するためには、実は必須事項だったりするのです。
そんな目に見えない現実が水面下にあったりするので、1学期の試験は2学期の試験と同じくらい重要であると我々は考えています。
そりゃあ、エンちゃんの絶叫が止まらない訳ですよね。
☆ ☆ ☆
10日の授業中のことです。
入口の下駄箱に飾ってある「日めくりカレンダー、まいにち!修造」が、ふと、私の目に入ってきました。
私は、ふと、松岡修造氏の心を奮い立たせる至極の名言を、教室で一生懸命テスト勉強に励んでいるみんなに向かって、投げかけたくなりました。
本日版のお言葉を、まったく確認しないままに…。
小池:「さぁて、本日の修造先生のお言葉は、いったい何かな~?どれどれ…」
エンちゃん&生徒一同:「・・・」
今回に限っては、全然OK!じゃないからーーーっ!!!
“日”字新聞 5/10
仕事帰りのことです。日付が変わり、30分が経った頃の武蔵境駅のプラットホームにて。
私はコーヒーを買おうとして、テクテク自販機に向かって歩いていました。
ふと目に飛び込んできたのは、ベンチに座って黙々と新聞を読みふける一人の男性の姿。
足を組みながら、まじまじと顔を近づけて、真剣に今朝の新聞(時刻的には昨日の新聞)を読んでいました。
もしも、男性が手にしている新聞が競馬新聞だったら、そのまま“場外馬券売り場”の風景にも、溶け込めていたことでしょう。
数分後、電車が到着し、私とその男性は同じ車両に乗り込んでいました。
男性はその後も、黙々と新聞とにらめっこ状態。
ところで、その男性が気になってしまった理由は、彼が外国人(アメリカ人?)だったからです。
清潔感あふれるビジネススーツを着こなして、足元には大きなキャリングケース。おそらく、仕事で日本に来ているエリートビジネスマンといったところでしょう。
鬱陶しくてたまらない愛してやまない喧騒とした深夜の電車の中において、男性は周りのことなんて一切気にしない様子で、一心不乱に新聞を読み続けていました。
大都会東京の“ど真ん中”を走る中央線ですよー。インターナショナルな路線で、各駅のキヨスクには英字新聞も売られているんですよー。それなのに、なぜに日本語の新聞?
なんとも稀有な光景を目の当たりにして、
「アメリカにいる日本人観光客が、現地で新聞を買って読んでいたら、周りにはこんな感じに映っているのかなあ~」
そんな感想を抱きました。
男性は途中の駅で降りてしまいました。その際、それまで彼がずっと同じページを開いていたことに気付き、やっと理由が分かりました。
それに気付けなかった自分が、ちょっと恥ずかしくも思えました。
自身の語学力を磨こうとして、日本語の新聞を読んでいたのです。男性は勉強していたのです。
もちろん、仕事で日本に来ているのですから、日本語で仕事の会話ができちゃうかなりの実力者であることに、間違いはないでしょう。
そんな方でも、こういった隙間時間に自己研鑽に勤めているのです。
大きな衝撃でした。
一つ水を差されたのは、男性の斜め向かいに座っていたおっさん中年男性が、「マナーなんて、おととい来やがれ!」的なオーラ全開で、携帯電話で話していたこと。この光景は、同じ日本人として、恥ずかしくて…もう、アホかとやめてくれと。
自宅に帰り、いつもの酒宴に興じた後は、そのまま“ベッドにダイブ”せず、久しぶりに“積ん読”状態だった洋書を開きました。
勉強というのは、終わりなき旅。その男性の姿にさっそく刺激された次第です。
5ページくらい進んだところで、寝落ちしたというオチですが…。
座りスマホ 4/30
連休中(4/29~5/7)の予定ですが、
「全日開いております。」
― 以上です(汗)
☆ ☆ ☆
「歩きスマホ」が社会問題となっていますが、なかなか改善されないのが、残念に思われます。
出勤時、混雑した武蔵境駅の下り階段で、スマホ画面を見ながらフラフラ歩いている輩を見ない日は、残念ながらほとんどありません。
当の本人は、「転んでも、自分の責任だから関係ないでしょ!」といった認識だと思いますが、周りの人間が接触しないように気を配っていることに、気が付いていないのでしょう。
それに、もしも転ばれてしまったら、間違いなく周りを豪快に巻き込みます。エンちゃんの好きな言葉「自業自爆」では済まされません。
そんな鈍感屋さんだから、言うまでもなく周りの状況なんて見えていません。堂々と2列分にまたがって歩いちゃったりして、混雑の悪化にも立派に貢献しています。
ところが最近、これを凌ぐ強者が出現してしまいました。
「歩き書籍」
小さなポケットブックではなく、そこそこ大きな書籍を堂々と広げながら、駅の階段を下っていくのです。隣に「歩きスマホ」が合流したりすると、もうカオス状態。
以前は、どこの小学校にも「薪を背負って読書をする」二宮金次郎の銅像がありました。
この銅像が最近見られなくなったのは、「児童労働を推奨している」という批判もありますが、主としては「歩きながら本を読んだら危ない!」という指摘によるものです。
最近の二宮金次郎の銅像は、座って本を読んでいます。
新しい二宮金次郎を見習い、駅のベンチに腰を下ろして、「座りスマホ」や「座り書籍」に興じてほしいものですね。
たまには 4/21
ジャムスクール武蔵境では、英検の準会場試験を実施しております。当塾の生徒さんだけでなく、一般の学生さんや社会人の方でも、お申し込みできます。
人が多いと“緊張してしまう”方、こじんまりした塾の教室で、エンちゃんの顔を眺めながら“ゆる~く”受験してみるというのは、いかがでしょう?緊張感が全くない少ないので、リラックスして試験に臨むことができますよ!
次回の準会場試験は、2017年6月3日(土)を予定しております。受験級は5級から2級です。3級と準2級に関しては、新たにライティングが導入された最初の試験となります。
受験をご希望される方は、5月11日(木)までにお電話をいただくか、「メールからのお問い合わせ・ご相談」より、ご連絡ください。
準1と1級に関しては、本会場のみの受験となりますが、お申し込みは、当塾からでも可能です。
3級と準2級に導入されたライティングに関しては、こちらの➡解答例が、多少でもお役に立てたら幸いです。
☆ ☆ ☆ ☆
三ツ矢サイダーの新CMですが、「トランペットを練習している人の背に、かけよってきた友人たちがぶつかるシーン」の危険性が指摘されて、消えてしまいました。
私は、クレーマーに怯えて何も挑戦できないような風潮は好きではありませんが、自分自身が金管楽器の経験者なので、今回の件は援護します(笑)
これって、本当に、危ないんですよ。
唇が接するマウスピースは、大半が真鍮製です。水道の蛇口と同じです。
水道の蛇口を咥えている人(普通いませんが)に、背後からぶつかるのと同じなんです。下手すると前歯が折れます。
現在、吹奏楽部で金管楽器を担当している生徒さんの99パーセントが、CMを見た瞬間、「まじかよ!」と驚愕したはずです。
金管楽器から何十年も離れていた私でさえ、ゾクッとしましたから。
もちろん、良い子のみんなは、真似してはいけません!
今回は、クレーマーがどうとかではなく、中止して正解だったのではないでしょうか。個人的にはそう感じます。
と、たまには真面目な話で終わってみようかと。
オチがないのが、オチです…。
24倍 4/16
大学生になったO君が、お土産を持って教室に立ち寄ってくれました。
大学で栽培された小麦で作ったクッキーなんて、なんとも興味深いものがあります。→
現在は新歓ラッシュの“ど真ん中”らしく、毎晩、夕食代が浮いてしまうとのこと。なんとも羨ましい限りですね。
O君の親友であり、めでたく“ビリギャル”の母校に旅立ったK君ですが、実は“まだ旅立っていない”ようでして、現在は、自宅から湘南藤沢キャンパスまで、早起きして通学しているとのこと。もうビックリ!!
O君経由の情報によれば、高校時代と比べて通学時間が24倍になったらしいです。恐らく、5分→2時間ということでしょうか?
一度、定期券を見てみた~い!
耳にタコが 4/10
入学式ラッシュが終了し、いよいよ今週から、新しい学校生活が本格的にスタートします。
ジャムを巣立った卒業生たちは、元気にやっているのでしょうか?
かなり気になるところではあります。
とは言え、ジャムには兄弟姉妹で通っている生徒が多い故、弟君や妹さんから、その後の情報が筒抜けだったりします(笑)
何かしら良からぬ噂を聞いた瞬間に、エンちゃんがいたずら電話を掛けますので、油断せずに学生の本文をまっとうしてくださいね。
☆ ☆ ☆
数日前のこと
小池:「さあ、いよいよ今日から~」
Eさん:「もう~、今日はこれで3回目」
始業式を終えてきた高3生のEさん。
彼女が言うには、
まずは始業式で、校長先生から「いよいよ受験学年なんだから、うんぬんかんぬん・・・」
次に、新しいクラス担任から「いよいよ受験学年なんだから、うんぬんかんぬん・・・」
と、同じ話を繰り返し聞かされたとのこと。
小池:「それはそれは~お疲れ様でした。でも、まだ2回だよね。」
Eさん:「今、絶対に言おうとしてたでしょ…」
小池:「すみませんでした。」
期間限定 4/3
新しく仲間になった生徒に対して、
高橋:「俺は、生徒を監禁して勉強させるようなことは、絶対にしない。ただ、軟禁して勉強させるだけだ!」
新生徒:「…。」
エンちゃんの暴言と共に始まった春期講習も、気が付けば8日目を迎えました。
春休みも、もう残りわずかです。
☆ ☆ ☆
新高1のYさん。
春休みの課題として学校から出されたサイドリーダーを和訳していました。
講師:「この部分は、“二人でニューヨークにアパートを借りよう”だね。」
Yさん:「なんで、わざわざ“その日”なんですか?」
講師:「??」
Yさん:「だって、二人で入学式にアパートを借りようって。」
気が付けば4月。世の中では、今日から入学式ラッシュの一週間が始まっています。
こんな空耳が登場するのも、今の時期だからこそですね。
Marking the Fourth Anniversary! 3/28
ジャムスクール武蔵境は、昨日開校4周年を迎えました。
今年も生徒さんから(*正確には元生徒さんから)、素敵なお花を頂きました。
27日は外出してしまうということで、わざわざ26日の夜に届けに来てくれたんですよ。
ユーモラスなイラストが添えられていて、本当に嬉しい限りです。
このイラストは早速、今年度の合格実績のコーナーで使わせていただきます。
←当塾開校の前夜(2013.3.26)にお祝いとして頂いた植物は、なんと、まだ元気です。
かれこれ4年、入り口の下駄箱の上にドンと構えて、教室を見守っています。驚くばかりの生命力。
日めくりカレンダー「まいにち、修造!」と共に、これからも当塾の双璧をなす門番であり続けてほしい、と願っています。
ここ武蔵境の地に教室を構えて、いよいよ5年目に入りました。
今年の目玉は何と言っても、開校1年目を盛り上げてくれた当時の中3生が、いよいよスタッフに加わって教室をウロウロし始めることです。
5月あたりからは、スタッフ紹介のコーナーが賑やかになるんでしょうね。人材に恵まれて、本当にありがたく感じます。
まだ今から3年前は、教室が“このような色”に染まってくれるなんて、予想もできませんでした。
もちろん、今業界で流行りの“ブラック色”とは違います(笑)
☆ ☆ ☆
こんなオチで、開校4周年の投稿を締めくくる予定でしたが、
今回は、本物のオチが付いてしまいました。それは↓
な、な、なんとjamの看板の j の字が、見事に外れてしまったのです。よりによって、“この日”に。
歩道に落ちていた j の字を発見して、「じぇ、じぇ、ジェイがぁ~!」と悲鳴が。
当面、塾の名称は「アムスクール武蔵境」、もしくは「午前中スクール武蔵境」となる予定です。
通勤サバイバル 3/24
入試期間が過ぎて、
「さあ、いよいよ給料泥棒月間に突入だー!」
と思いきや、今年は一部の私立校の期末テストが、綺麗に入試の後に続きました。
当然、しっかりと仕事を続けさせていただきました。
例年ならば、毎日のように顔を突き合わせていた高3生がパタッといなくなり、心にぽっかり穴が開いてしまう時期。
でも、期末テストの忙しさのおかげで、そのような気持ちに飲み込まれることなく過ごせました。気付けば、数日後には春期講習が迫っているという状態です。
☆ ☆ ☆ ☆
通勤時に携帯音楽プレーヤーは欠かせません。
別に私は「NO MUSIC, NO LIFE」といった音楽依存症の人間ではありません。アルコール依存症の人間です。
携帯音楽プレーヤーが欠かせないのは、電車内で、他人様のおしゃべりをあまり耳にしたくないというのがあります。
ところが先日は、終電間近に慌てて教室を出たので、携帯音楽プレーヤーを置いてきてしまいました。
途中で気が付きましたが、戻ったら終電を逃すのは必至ゆえに諦めました。タクシーで帰った方が心にダメージは少ないかな?と思いながら(財布にダメージはありますが)駅に向かいました。
携帯音楽プレーヤーなしで終電に乗ると、心を痛めることがあります。
まずは、駅のプラットホーム。終電は遅れることが多々あります。
そのような場合、通常は「電車が遅れて、申し訳ございません。」といったアナウンスが流れますが、運が悪いと、変な客に絡まれて苛立ちが頂点に達した駅員の「“別に俺が悪い訳じゃねーよ”オーラ全開の、ふてくされた刺々しい逆切れアナウンス」が流れます。
一日の仕事を終えて帰路につく人間にとっては、そんなものを聞かされると、その一日を否定された気分になり、心がしょぼんとしてしまいます。
正直、虫唾が走る思いがして(私の暴言だらけなので、割愛)
そして次に、電車に乗り込むと、今度は酔っ払いが(私の暴言が続くので、割愛)
こうして、往路が終了します。
次の日、今度は職場に向かう復路が始まります。
さすがに時間的に酔っ払いはいませんが、携帯電話で話す輩とか、オーバーアクションでリア充を披露するカップル、何かを熱く語り合う人など「アピール屋」に悩まされます。
「アピール屋」と揶揄するのは、こういった輩は、周囲に聞こえていることを前提として喋っていることが、バレバレなんですよ。
ナレーション口調とでも言えばよいのか、初めて聞いた人でも、内容が分かるように配慮されているんです(笑)
で、結局「自分はこんな凄いことを考えているんだぜ」と、話し相手だけでなく、ご丁寧に周囲の人間にもわかりやすく教えてくれます。
そんな方々に囲まれてしまう環境なので、携帯音楽プレーヤーがないと、本当に精神が修羅場となってしまいます。
さて、覚悟を決めて乗り込んだ車内は、今回は珍しく静かでした。
わずかに聞こえてきたのは、日本語ではなく英語。
カップルが小声のトーンで話していました。
「マナーの良い外国人だなあ」と感心して見ると、片方は日本人女性。
あまりに流暢だったので、てっきりネイティブ同士かと。
驚いたのは、女性が意図的に声のトーンを下げることで、相手の外国人男性も自然とトーンを落としている感じだったこと。
「凄い人って、やっぱり凄いやー!」
公共の場で、これ見よがしに外国人と話す人を見ることはありますが、TPOをわきまえて、会話を目立たぬように誘導していた人は、初めて見ました。
「世の中には、あーゆー人もいるんだ!」
なんか嬉しくなって、授業の一コマ目からテンションマックスでした。
生徒は“目が点”でした。
馬鹿が風邪をひいた 3/13
私は風邪というものを、ほとんどひきません。これまでの人生で経験した頭痛の95%は、「二日酔い」です(キリッ
生徒の前で胸を張って、「ほら、馬鹿は風邪をひかないって、本当でしょ!」と話しているくらいです。
そんな私も、入試に向けた授業がひとまず終わり、どこかで気が抜けたのでしょうか?
珍しくマスク状態での授業が2~3日続いてしまいました。ご迷惑をおかけしました。
☆ ☆ ☆ ☆
エンちゃんの方は、相変わらず元気です。
この時期のエンちゃんの授業中の口癖は、
「質問がなさすぎて、頭がおかしくなりそうだ!」
すでにおかしいことに、間違いはありませんが。
ちなみに昨日(日曜日)のエンちゃんは、午前中に埼玉県で息子さんの野球の試合を応援し、そのまま高速道路で帰ってきて午後から授業と、自らを敢えて超人的なスケジュールにはめ込んで、楽しんでいました。
月曜日にエンちゃんの声が枯れ気味の時は、前日にそういう類のスケジュールが組まれていたと、お察しください。
☆ ☆ ☆ ☆
現在、合格体験談2017の準備を、だらだらと着々と進めております。
トップバッターは、前回紹介した通り、言うまでもなく高3生のYさんです。
合格体験談の原稿を読みながら、思わず“目から汁”が出たのは初めての経験でした。素敵な体験談を、本当にありがとう!
4月あたりまでかけて、出来上がり次第、随時更新していく予定です。
桜が咲く頃には 2/28
― 2014年2月28日
「ダメでしたーーっ!ごめんなさーーいっ!」
☆ ☆ ☆ ☆
覚えているでしょうか?
3年前、当塾の花形キャラだった“立ち勉”のK君とYさんのことを。
私立高校入試において、飛ぶ鳥を落とす快進撃を続けた立ち勉のK君は、そのまま都立の難関高校に合格。周りを騒然とさせました。
しかし同日、“もう一人”の立ち勉の立役者であるYさんに、勝利の女神は、残酷な気まぐれを起こしていました。
☆ ☆ ☆ ☆
「こんなに机に向かえる生徒は、今まで見たことがない!」
2013年6月、教室スタッフの誰もが、Yさんの勉強姿勢に感心していました。
「なにーーっ!長時間座って腰が痛いから、立ちながら勉強したいだと!」
これが、Yさんの立ち勉の起源です。(K君は、眠気を抑えるためでした)
明るく、ハキハキしていて、努力することを全く嫌がらない。おまけに、講師を笑わせるツボも心得ていた彼女は、教室に欠かせないムードメーカーとなっていました。
夏にウェブサイトを立ち上げた時には、積極的に素材を提供してくれました。手書きのイラストは、ほとんど彼女の作品です。
当塾に在籍していない“お友達”の作品まで、いただきました。(→)
早い時期から、私とエンちゃんの間では、
「今年度の合格体験談のトップを飾るのは、間違いなくYさんだね!」
そう決めていました。
「こんなに机に向かえる生徒を、第1志望に合格させられない塾講師がいたら、その人は詐欺師だよ。」
そう思えてなりませんでした。ボーダー上ではありましたが、勝利を疑いませんでした。
☆ ☆ ☆ ☆
2014年2月28日
私は、詐欺師だったことを思い知らされました。
「熱意ある学生が報われない社会なんて、もう、犬の餌にでもなっちまえよー!」
自らの不甲斐なさを棚に上げ、怒りのやり場を探すことしかできませんでした。
☆ ☆ ☆ ☆
高校生になっても、彼女の勉強に対する姿勢は、変わりませんでした。
学年が上がって部活を引退してからは、私の出勤時刻よりも早く教室に来て、自習を始めていることもありました。
「勝利の女神さんよ!彼女のことをきちんと見ていますか?」
私は心の中で、何度も悪態をつきました。
☆ ☆ ☆ ☆
歳月は流れ ―
紅白歌合戦にピコ太郎が登場してから2週間後、彼女は初めての大学入試となるセンター試験を迎えました。
何としても、3年前のリベンジを果たしてほしい!
教室の誰もが、そう祈りました。
「努力に勝る天才なし」
彼女は一番緊張する最初の科目で、なんと、満点というキックオフを成し遂げていました。
☆ ☆ ☆ ☆
ちょうど1カ月後の“その日”の朝は、偶然にも「笑ってしまうほど、空に雲ひとつない大快晴」だったことを覚えています。
午前9時35分。エンちゃんの待機する教室に、3年間待ち続けた電話が鳴り響きました。
☆ ☆ ☆ ☆
勉強というものは、諸刃の剣です。
成功した時の喜び、達成感は何物にも代えがたいものがあります。心を支える武器となり、持ち主の人生を切り開いてくれることでしょう。
しかし、ちょっとしたボタンの掛け違いで、持ち主に刃を向けてきます。
悲しいのは、刃を向けられてしまった人間のほとんどが、勉強から距離を置き始めてしまうこと。
「これ以上、傷つきたくない」という防衛本能が働いてしまうのです。
中学、高校、大学入試というイベントにおいて、毎年多くの若者たちが、この刃で怪我を負い、そして、静かに勉強から離れていきます。この現状は、正直、いたたまれません。
世間一般において先生と呼ばれる方々は、この刃で切られた経験って、おありでしょうか?
もちろん、おありだとは思いますが、おそらく“かすり傷”程度だったはず。もし深手を負っていたならば、間違いなく、勉強から距離を置いたことでしょう。先生には、なっていないはずです。
だから私は、先生と呼ばれる人間の最初の仕事は、この刃の切れ味を知ることだと思っています。
彼女は3年前、不運にも、勝利の女神の気まぐれに遭遇しました。
間違いなく、大きな傷を負ったはずです。それでも、安全地帯に身を寄せることなく、自らに刃を向けた剣を再び手に取り、前へ進み続けました。
彼女は、勉強で傷ついた人の心を、身をもって理解しているのです。
☆ ☆ ☆ ☆
私とエンちゃんは、彼女に“二つの依頼”をしました。
一つ目はもちろん、3年前に依頼できなかった合格体験談。
この瞬間の到来を、心から待ち望んでいました。
そして、もう一つ。
それは…
☆ ☆ ☆ ☆
:「はい、新〇学問題集。この業界では、もう定番中の定番テキスト。」
:「予習は大切だよ。必ず自分の勉強にもなるからね。」
:「今日からエンちゃんは、君の先生ではない。ボスだ!」
:「高校生の英語を担当したくなったら、私を刺しなさい…」
彼女がこれまで自習で使っていた机は、桜が咲く頃には、彼女の講師机となっているでしょう。
春はもうそこまで 2/9
さあ、2月に入りました。(いつの話だ…)
いよいよ受験シーズン本番の月。
2月1日から始まった中学入試では、N君の快進撃が教室中を震撼させました。「最後は気力で解いた」というN君の気迫は、これから受験に挑むお兄さんお姉さん方にとって、素敵な追い風となりそうです。
10日からは、私立高校入試が始まります。そして、徐々に大学受験の合格発表も。
ここ数日間、授業の緊張感は、もうハンパじゃありません。
この時期こそ、講師という仕事に、一番のやりがいを感じます。
とは言え、一年中続いたら、間違いなく“ぶっ倒れて”しまいます。
☆ ☆ ☆
ところで、非受験学年も負けてはいません。受験生たちの背中が、刺激を与えているようですよ。連日、熱心に教室に足を運んでいます。
その中の一人が、高校2年生のEさん。
先日、学校で英語の小テストがあったのですが、
Eさん:「最後の確認として、電車の中で勉強しようと思ったんです。」
小池:「うんうん。」
Eさん:「でも、やめたんです。」
小池:「ど、どうして?」
Eさん:「参考書はカバンから出したんですよ。だけど、」
小池:「だけど?」
Eさん:「目の前に座っていた人が、同じ参考書を見ていたんです。」
・・・なんか、分かる気もする。
そんなEさんも、4月からは大学受験学年。
電車の中だろうと、どこだろうと、恥ずかしがらず参考書に没頭するようになるんでしょうね。
時間が経つのが、本当にあっという間です。
最終コーナー 1/30
久しぶりの更新となります。
さあ、いよいよセンター試験が終わりました。(いつの話だ…)
英語に関しては、幸い出題形式に大きな変更点がなかったので、何人かの生徒は自己最高点を叩き出して帰ってきました。大きな驚きと喜びを感じています。
社会では、とうとう満点獲得者が誕生しました。センターリサーチに「100点」と入力する時の幸福感は、なぜか、たまらないものが…(涙)
いよいよ入試直前期。言うまでもなく、いつにも増して授業に力が入ります。
現在、ジャムの受験生たちは、尋常でない集中力で勉強しています。生徒たちの姿を見ていると、「この直前期だけで、偏差値が軽く20以上伸びていても、おかしくない!」と本気で思えてなりません。
そして、そんな生徒たちの熱意を、連日たっぷりと浴びることができるのが、今のこの時期。講師として、ある意味で“一番緊張し、一番充実している時”だと感じます。
そんなこんなで、ブログの更新は遅れ気味です。すみません。
ところで、いよいよ英検も終わりました。(いつの話だ…)
今回の新形式ライティング問題の解答例ですが、現在のところ、まだ2級の準会場試験分しか掲載できておりません。残りは時間がある時に、順次手を付けていきます。よろしくお願いいたします。
センター試験 1/14
寒波の襲来と共に、いよいよセンター試験が始まりました。
若干名とは言えど、当教室からも、高3生が果敢に挑んでいます。
毎年恒例、縁起を担いだお菓子のプレゼントですが、今年はしっかりと“ホンモノ”を渡すことができました。
Toppoのoにマジックで尻尾を足したTopp”a”とは、やっぱり一味違います。
きちんとした正規品が渡せたのは、思えば4年ぶり…。
☆ ☆ ☆
これを書いている今現在は、ちょうど英語の筆記が行われている時刻。
前日に“これが出る!”と予想した「発音・アクセント問題」が、当たっていてほしいと願ってやみません。
大手予備校では、早速、午前中に行われた社会の分析が発表されています。(はやっ!)
世界史は、昨年と難易度は変わらない様子。予定通りかな?Yさん。
日本史は、予備校によっては“やや難化”との評価も。しっかりSさん!
☆ ☆ ☆
センター試験の当日って、私はやることがありません。
こんな感じで、昼からパソコンの前に張り付いて、情報が流れてくるのを待っていることしかできません。
毎年のことですが、何とも歯がゆい思いがいたします。
気が付けば17時。そろそろリスニングが始まる時間になりました。
夜は、明日の理数に備えて樋口先生が待っていますよ。O君、K君、ファイトだぁ~!
本物は黙して語らず 1/11
インターネット上で、「中年のウザい自慢話ランキング」という記事を見かけました。
読む前の段階で、大方予想できた自慢話は、
「これでも昔は俺、やんちゃしててさ~」
とか、
「昔と比べて、俺もずいぶん丸くなったよなあ~」
といった、意味もなく“ちょいワル系”を演出する痛々しい発言。特に、我々団塊ジュニア世代に当てはまりがちな内容です。
予想を裏切らず、その手のフレーズがランキングに散見していましたが、そんな中において、方向性が真逆で気になった自慢話?が一つありました。
「俺って、変態だからさ~」
“自慢”よりも“自虐”という新しいトレンドです。
☆ ☆ ☆
実は、この「俺って、変態だからさ~」は、私がよく生徒の前で使うフレーズだったりします。
無意識のうちに、最先端の「ウザい中年のど真ん中」に位置していたなんて…。
今後の誇りに反省材料にしたいと思います。
確かに、自分から「変態だ~」と豪語する人に限って、人畜無害の小心者だったりするものです。
エンちゃんような別格クラスともなれば、本人が口に出そうが出すまいが、関係ありませんが。
イノセント 1/7
冬期講習も、残すところあと3日!
一週間後には、とうとうセンター試験が始まります。
時の流れの速さに、ただ驚くばかりです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
授業中、innocent(イノセント)という単語が登場した時のこと、
小池:「innocentは、“無罪”という意味だけでなくて、」
H君:「素直、純粋といった意味もありますよね?」
小池:「そうそう。まさに、私のように“穢れを知らない”ことだね。」
(受け狙いで言ったのですが)
H君:「せんせーが、“穢れしか知らない”なんて、そんなことありませんよ。」
小池:「…。」
小池:「なぜに、そう聞こえた?」
ある意味で、innocentな感想かもしれません。
恭賀新年 1/1
さあ、いよいよ2017年が幕を開けました。
生徒の皆さん、
保護者の皆さま、
ご近所の皆さま、
そして、
いつも教室の前を素通りされる通行人の皆さま、
新年、明けましておめでとうございます。
本年も、皆さまにとって良い年でありますように。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
恒例の正月特訓が、“大晦日”に始まりました。
小池:「ここでは、牛肉とワインのどちらが好き?って言っているんだから…」
Yさん:「??」
Yさん:「あの~、f(エフ)ではなくて、r(アール)です。」
小池:「…うっ、うわ~っ! い、いやだぁ~っ」
自他共に認めるアルコール依存症飲んべえが、beef(ビーフ)とbeer(ビール)を見間違えるなんて、もはや、飲んべえの風上にも置けません。
そのような懸念を、Yさんにオブラートに伝えてみたところ、
Yさん:「それは、良かったですねえ~。」
小池:「…はい。」
年内最後の授業を終えて自宅に戻ると、まだ年明けまで2時間弱残っていました。
私はここ4年ほど「かき揚げ」と冷たいビールで年を越してきました。しかし今回に限っては、ホカホカの「牛丼」と冷たいビールで、カウントダウンを楽しみました。beef(ビーフ)とbeer(ビール)を見間違えたことを反省しながら。
真冬のビールって、おいしいんですよ。(いったい、何のブログなのか)
それでは、今年も“日々是暴走”のジャムスクール武蔵境を、どうぞよろしくお願いいたします。