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Have a happy new year! 12/31
高橋:「イケメンで性格が良かったら、ズルいじゃないか!」
こんなエンちゃんの“ボヤキ”(エン語録12.26)で始まった冬期講習。無事に前半戦が終了いたしました。正月休みを挟んで、1月4日から後半戦に入ります。
大晦日からは、いよいよ三日間に渡る正月特訓が始まります。
「せっかくのお正月に、お仕事ですか~」と憐みの声をかけてくれる優しい“生徒”もいますが、この期間中は、ただ飯にありつけることができるので、生徒たちと楽しい食事ができるので、これはこれで楽しみなんですよ。
冬期講習が始まった26日以降、受験学年の生徒たちは朝から教室で勉強に励んでいます。一方、非受験学年の生徒たちは、部活でたっぷり汗を流してから塾に来るパターンが目立ちます。
文武両道は、もちろん素晴らしいこと。でも、最後まで継続するのは並大抵のことではありません。寝落ちしそうな疲れ気味の生徒がちらほらと。
とうとう睡魔に負けて、“うとうと”し始めた高1生のKさん。現場を目撃したエンちゃんから、今年を締めくくるトップクラスの暴言激励が飛び出しました。
高橋:「もう、目覚まし代わりに“電流を流すぞ”!」
高橋:「もう、目覚まし代わりに“電流を流すぞ”!」
大変なことなので、2度書きました。
そんなKさんに対して、
小池:「もう、訴えちゃっていいよ!」
小池:「もう、訴えちゃっていいよ!」
大切なことなので、2度言いました。
今年最後を締めくくる4人目となる合格体験談は、文武両道をやり遂げた好青年が登場します。
嬉しいことに、推薦組は全員合格を果たすことができました。この素敵な流れが、ずっと繋がっていくことを祈りつつ・・
それではみなさん、良いお年を!
先駆者2 12/26
クリスマス当日。自宅を出て最初に目に飛び込んできたのが、サンタクロースの格好をした宅配ピザ屋さん。
昼食は焼き魚でも食べようかと思っていましたが、すっかり洋食が食べたくなってしまいました。
☆ ☆ ☆ ☆
武蔵境の駅前は、すっかりクリスマスムード一色。
駅前のコンビニでは、店先でサンタクロースが山積みされたケーキやチキンを販売していました。そんな光景を横目に・・
(授業中)
小池:「クリスマスムード一色の店内で、“緑茶”と“焼きそばパン”を買ってやったぜ~!ワイルドだろう~?」
笑う生徒が半分、同情に近い憐れみを向ける生徒が半分。
高橋:「クリスマスに欠席しないのが、真のリア充!」
そして、先駆者が一人。
先駆者 12/25
昨夜はクリスマスイブ。
特にイベントを催した訳ではありませんが、教室の雰囲気は不思議と高揚していました。
年の瀬が迫っているという高揚感は、やっぱりいいものですね!
さて、クリスマスと関係なく、一年中気持ちが高揚している我らがエンちゃんは・・
(授業中)
高橋:「調子に乗ってはしゃぎ過ぎていると、頭の血管に“餅”が詰まるぞ!」
・・すでに、一週間先を走っていました。
それでは、メリークリスマス♪
「機能する」と愉快な仲間たち 12/22
授業終了後、
Fさん:「あれ?ファンクション(function)ってどんな意味だっけ?」
FさんとSさんが、帰り支度をしながら英単語談義で盛り上がっていました。
Sさん:「それって、いっぱい意味がある単語でしょ?」
Fさん:「そう、そう、それ~。そういうのって、本当に嫌~。」
こんな感じで、二人の会話は進んでいました。
“いっぱい意味がある”英単語を覚えるコツは、“コア”となるイメージを掴むこと。とは言えど、この場面で会話に割り込むのは失礼なので、次の授業で触れることにして口を挟むのはやめました。
ファンクション談義は続き・・
Fさん:「あっ、高速道路で見たことある~。幡ヶ谷“ファンクション”」
(5秒後)
小池「(思わず口を挟んで)それを言うなら、幡ヶ谷“ジャンクション”じゃぁ~~っ!!」
Fさん&Sさん:「きゃあぁぁ~~~!!」
なぜ、○○は××なのか?その2 12/16
近頃は「なぜ、○○は××なのか?」といったタイトルをよく目にします。
“この手”のタイトルって、何となく世論を♪ぽぽぽぽーーーん♪と操作している感じがしませんか?
2年前、「なぜ、鳥取県にはスターバックスがないのか?」という記事タイトルを目にした時、私は「スタバがない“理由”」そのものよりも、「スタバがないという“事実”」に驚かされました。
もちろん、この記事はここで言う“世論操作”とは関係ありません。だって鳥取県にスタバがないことは、本当に“事実”だったのですから。(*現在は2店舗あるとのことです)
しかし、以下のようなタイトル例には、“これって♪ぽぽぽぽーーーん♪だな~!”と感じてしまいます。
➡その① 「なぜ、若者は“出世意欲がない”のか?」
そもそも“出世意欲がない”って、本当に“事実”なんでしょうか?
内容はまだ知りませんが、私のようなピュアな人間?がタイトルだけを読むと、“なぜ”の理由よりも先に、「へえ~、今の若者は出世意欲がないんだ~」と自然に思い込んでしまいます。
ジャムの卒業生の中には、出世競争に燃えて目をギラギラさせている20代が普通にいますよ。
➡その② 「なぜ、一流の人間は疲れを翌日に持ち越さないのか?」
これには思わずポカーン。人を煽っているだけにしか思えません。
世の中には、家族のためにクタクタになるまで働くパパさん&ママさんが沢山います。家族を守ろうとすることに関しては、みんな“超”が付く一流の人間ばかりのはず。
「疲れを翌日に持ち越すようでは二流だ。」という理念でしょうが、仮にそうならば、講習期間中やテスト前のジャムスクール武蔵境は、間違いなく講師&生徒全員が堂々と二流以下の存在になりますね。時には、五流くらいまで突進してしまう伝説の猛者もいますので。
夢を実現させるためには、「明日ではなく、まずは今日できることに全力を尽くす!」という姿勢も必要なのです。「いつやるか、今でしょ!」下流上等!
がむしゃらに突き進んで目標をつかんだ猛者を紹介する“合格体験談”に、めでたく3人目が追加されました!
前だけを見て 12/12
If I had wings, I would fly to you.
「もしも僕に翼があったら、君のもとへ飛んでいくのに。」
高校生以上の生徒さんならば、一度は学んだことがある仮定法。
現実の世界とは異なる妄想や中二病ワールド空想や理想郷を語る際に、重宝する用法です。
そんな仮定法の世界を今回初めて学習したEさん。一つ一つ例文を取り出しながら説明していきました。
小池:「・・ということで、ここの場面では、自分への激しい後悔がにじみ出ているよね。」
Eさん:「うーん。」
Eさん:「なんか仮定法って、気持ちが前向きではありませんね~。」
小池:「そういう一面もあるけど。」
Eさん:「じゃあ、私は“くよくよ”しない人間ですので、覚える必要なんてありませんよね!」
小池:「ちょっと待て・・」
仮定法を必要としない前向きな生き方ができたら・・。これぞ“仮定法”になってしまいますね。
そばかす なんて♪ 気にしないわ♪ 12/5
いよいよ高校生の期末テスト対策が、佳境に入り始めました。
サッカー三昧の学校生活を送るI君も、今だけはテスト勉強三昧。
I君:「これ(Cindy)って人の名前だと思うんですけど、何て読むんですか?」
小池:「ああ、“シンディー”だよ。」
I君:「男ですか?」
小池:「えっ、どーしてっ!!」
I君:「響きが男っぽくないですか?」
小池:「そうなの?」
・・若者との感覚のズレをじわじわ噛みしめながら、
小池:「そういえば、Cindyの“i”を“a”に変えたら、Candy(キャンディ)になっちゃうね~。あ、キャンディだったら、男性のイメージは消えるよね?」
I君:「男女どちらにも合うような気がしますが」
・・さすがにこの感覚は理解できなかったので、
小池:「だ、だって、“キャンディ・キャンディ”のキャンディだよ?(もはや、日本語が意味不明)」
I君:「??」
小池:「アニメの“キャンディ・キャンディ”くらい、聞いたことあるよね?」
I君:「ありません。」
・・ジェネレーションギャップという現実を、まじまじと実感しました。
そんなやり取りを聞いていたエンちゃん。突然、私の援軍に回ってくれました。
高橋:「なんだとーっ、俺のカラオケ十八番を知らないというのか?」
小池:「!!」
一同:「・・。」
♪ そばかすっ なんて~、気~にっし~なっい~わ ♪
周りがドン引きしたことは、気にしてください。
私の記憶の中では、エンちゃんの十八番は“キューティーハニー”でした。どうやら最近、嗜好が変わってしまったようです。
あきらめないこと 11/29
テスト勉強に励んでいた高校一年生のI君。授業中に突然、
I君:「せんせー、“人生で一番重要なこと”って何ですか?」
小池:「はい?」
あまりにも唐突な質問だったので、単なる冗談だと思って聞き流そうとしました。ところが、彼の目はキラキラと輝きを放っていて・・
小池:(心の声)「これって、私に人生談義を始めろってこと?しかも授業中に?一体どうしよう・・。」
そんなことを思いめぐらしている内に、I君がもう一度質問を繰り返してきました。
I君:「せんせー、“人生で一番重要なこと”って、何て書くんですか?ちょっとヒントだけでも。」
小池:「??」
I君:「関係詞を使うように指示があるんですが。」
小池:「・・。」
小池:「それって、もしかして英作文の問題?」
I君:「はい。」
小池:「ぐぅぁぁああーーーっっ!!」
少し考え過ぎていました。
「人生で一番重要なことは、あきらめないことです。」
というものでした。
まなざし 11/26
中3生H君の答案より➡
模範解答は「青い目をした猫」なのですが、この「青いまなざしの猫」というのも、なかなか捨てがたいものがあります。
本来は、「キャサリンは、青いまなざしを僕に向けた。」といった形で使われます。登場人物が異国人であることを浮き立たせる際に、特に効果的な表現だと思われます。
見事に“猫”に応用してしまったH君。なんか、この先が楽しみな大型風流人?の誕生です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
授業中・・
時間がなくて、慌てて買ってきたペットボトルの緑茶を見せつけながら、
小池「(スギちゃん風に)この伊右衛門、スーパーの隣りの自販機で(定価で)買ってやったぜぇ~。ワイルドだろう~?」
Yさん「・・。」
私のくだらない冗談に、いつもは無理して笑顔で反応してくれるYさんも、とうとう呆れてしまった様子。
小池「そ、そんな“冷たいまなざし”を僕に向けないでください。」
いよいよ合格体験談の速報第二弾が出ました。
今回の生徒イラストのコンセプトは、昨年と同様「壁ドン!」です。*参照はこちらから
自分の顔を「少女漫画の主人公風に描いてもらえる!」と、密かに好評を博しています!
今回の生徒さんは、漫画「とっとこハム太郎」のキャラクターのように、キラキラした瞳に仕上がりました。キラキラした大学生活が送れることを祈っています。合格おめでとう!
まだまだ食欲の秋 11/19
最近、ハム&エッグにはまっています。もちろん単数形のハム&エッグです。
実は、私もSさん家と同じで、つい最近までハムと卵は別々に焼いて盛り付けていました。だから、試しに本物の“単数形ハム&エッグ”を作ってみたのですが、これがまたGoooooooood!!
ハムと卵白がくっ付いている個所の中途半端な生焼き加減が、なんとも食欲をそそるというか・・とにかく、はまっています。
☆ ☆ ☆ ☆
高3生のYさんと料理談義になりました。(➡前回はこちら)
スーパーなどで売っている豚肉って、色々と種類がありますよね。
「ロース」「こまぎれ」「かた」「もも」「バラ」など。
「もも」とか聞くと、なんか脂身が少ないというイメージがありますし、「バラ」ですと、脂ダラダラというイメージがあります。焼肉だったら、間違いなく火が付いちゃう。
小池「(冗談半分で強面風)・・という訳でぇ~、今我が家の冷蔵庫には、消費期限間近の“バラ肉”が余っているんよ。一体どーしろと?」
Yさん「(おどおど・・)な、なんでも合いますよ。サッと野菜と一緒に炒めたらどうですか?おいしいですよ。バラって万能なんです。誰が料理しても・・」
小池「(調子に乗って強面風)つまりぃ、俺みたいなド素人は、“バラ肉”を調理して喜んでいるのがお似合いって事かい?」
Yさん「そ、そんな言い方していませんっ!」
小池「(おどおど・・)す、すみませんでした。」
P.S.
2016年度 合格体験談第1号の準備ができました。
今年度の初め、冗談半分で2年遅れの高校合格体験談を書いてくれた生徒が、今度はトップバッターとして、嬉しい大学合格体験談を書くことになりました。
本当に喜ばしい限りです。
あけおめ ことよろ 11/12
Eさん:「じゃあ、分かり次第連絡します。」
帰り際に、エンちゃんと次回の予定を確認していたEさん。
高橋:「じゃあ、“なるはや“で!」
Eさん:「・・なるはや?」
高橋:「あ、“なるべく早く”って意味。」
確かに英語でも、「as soon as possible(なるべく早く)」を短縮して「A.S.A.P」と書いたりします。なんか、人を“急かす”言葉って、言葉自体も“急かされて”短くなってしまうものなんでしょうか?
私が以前I君に使った“ディフィッ”(difficultの短縮?)は、言うまでもなく完全な偽物ですが、この「なる早」は本物の略語です。2006年には日本語俗語辞書というサイトに収録されるなど、地道に活躍しています。
さて、我らがエンちゃんですが、何を勘違いしていたのか、
高橋:「う~ん、ボキャブラリーが最先端過ぎたかな~、ははは。」
Eさん:「・・。」
― 言わぬが花、知らぬが仏 ―
昔の人はうまい名言を残してくれたものです。
レベル高い系 11/6
先日、自宅が午後から断水になりました。
通常よりも早く家を出る羽目になったので、書店に立ち寄って時間をつぶすことに。最近はもっぱらオンラインで書籍を購入しているので、書店に入るのは本当に久しぶりでした。
独特な“本屋さんのにおい”に懐かしさを感じながら、店内を物色していると、
学生A「俺さぁ、今ハイレベルやってて…」
英語の学参コーナーで談笑していた二人の男子高校生。声のトーンが大きかったので、否が応にも耳に入ってきました。
学生B「まじ~っ、ハイレベルの…□○□○」
学生A「ハイレベルって…○×○×」
学生B「ハイレベルに…△□△□」
学生A「ハイレベルは…○△○△」
学生B「ハイレベルが…×□×□」
不自然な程に何度も登場する“ハイレベル”という枕詞。まるで「レベルの高い問題集を使っていますが、何か?」と、さり気なく?周りにアピールしちゃっているかのようでした。
― “意識高い系”の大学生も一目置く、“レベル高い系”の高校生 ―
そんな冗談を頭に浮かべつつ、私は“基礎レベル編”の問題集を手に取って学参コーナーを離れました。
レジにて、
店員「領収書の但し書きは、いかが致しましょうか?」
小池「(ぼーっとしていて)あっ、はい、レベル代・・・書籍代でお願いします。」
私はどうやら、“意識破壊系”。
腐っても鯛でしょ? 11/1
① 千円しか持ってない。
② 千円も持っている。
状況は同じであっても、伝わる印象はガラッと変わります。
大人が自分の財布をのぞいた時、もし残金が1000円ならば、おそらく①のような言い方をするでしょう。しかし、これが幼稚園児だったら、②のように言うのではないでしょうか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「半神半人って?」
ギリシャ神話に登場する“へラクレス”を紹介する英文を読んでいた高校2年生のHさん。突然まじまじと質問してきました。
その鋭い眼光に圧倒されながら、
小池(オドオドして)「そ、その字のごとく、は、半分は神様で、は、半分は人間の存在だよ。」
そんなふうに説明したところ、
Hさん「えぇ~っ、神様が半分しか入っていないんですかぁ~?」
小池「・・ちょっと待って、仮に10分の1だって、体内に神様が宿っていたら、超凄くないかい?」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
私がまだ高校生の頃、“Mr.マリック”という凄腕の手品師が一世を風靡していました。
もちろん手品ですのでトリックはあるのですが、あまりの巧妙さゆえに、Mr.マリック氏は“超魔術師”と称えられ、まるで超能力者のような演出を施されていました。
テレビが主たる情報源だった当時は、Mr.マリック氏のことを、本物の超能力者と信じた人も少なくありません。“エンターテインメントと現実の区別がつかない現象”が、普通にありふれていました。
時が経つにつれ、“ハンドパワー”と呼ばれた超能力にも、さすがにトリックが存在することが分かってきました。ところが爆笑なのが、興味深いのが、その当時に流布した説です。
「Mr.マリックは、超能力の効果を高めるため、あえて半分トリックを混ぜている。」
不思議なことに、しばらくの間は相当数がその説を信じていました。当時の私の同級生も、「半分はトリックなんだよね~。」と平然と語る有様。
ちょっと待ったぁぁーーーっっっ!!!
「あのぉ~っ、仮に“10分の9”がトリックで、超能力が“1”だったとしても、その1だけで世界を驚愕させる“大発見”に相当していませんか?」
「例えば、1分前後しか移動できない“タイムマシン”だって、それだけで十分ぶったまげませんか?」
当時はまだ、性格が温厚で心が清らかで誰に対しても優しかった小池青年には(*演出の効果を高めるため、あえて半分トリックを混ぜています)そんな反論ができるはずもなく、心に留めるに終わりました。
前述のHさんとのやり取りの中で、ふとそんな昔のことを思い出した次第です。
さて、今やテレビや雑誌等には、“近頃の若者は、ゲームや漫画の影響で現実と虚構の区別がつかない!”といったお決まりのフレーズがありふれています。
しかし、そんな批判をする世代だって(私の世代も含め)、Mr.マリックのエンターテインメントに対して、「超能力とトリックの融合だ」と平然と語っていた黒歴史があるんですよ。
ここ数年の間に大学を卒業して社会人となった若者は、不運にも“ゆとり”とか“平成生まれ”といった言われもないレッテルを張られる傾向にあります。
しかし我々だって、“超能力とトリックの融合を夢見たファンタジー世代!”とクスクス笑われてもおかしくないんです。当時の騒動を知る若者が少ない(まだ生まれていない)ので、指摘されないだけなんですから。
教え子たちのやり場のない憤りを、ちょっぴり緩和できたら幸いです。
簡潔に 10/28
定期テスト勉強に臨む高1生のI君。文法の演習問題を解きながらそう叫んでいました。
“むずっ”というのは、もちろん“むずかしい”の短縮です。特に珍しい表現とも言えませんが、なぜか私の心に対抗心が芽生えてきてしまいました。
小池「うんっ、確かにこの問題は“デイフィッ”だな。」
*ディフィカルト(difficult=難しい)
I君「え~っ!え、英語でも、そんな言い方があるんですね!」
小池「ありません・・。」
I君「・・。」
都合のいい話 10/18
現在の教室は、ハロウィン仕様になっています。
Kさんに続き、早速2人目のAO合格者が出ました!今のところ、誰もが涙をのむことなく、喜びを手にしています。
勝因は、練習した内容が面接本番で「直球、ど真ん中ストライク!」
・・・な~んて、塾にとって都合のいい話は、もちろんありません。
もし、そんなことがあったのなら、もっとデカデカと書いていますよ。
面接試験に挑んだ生徒は、言うまでもなく想定外なことも質問されています。でも、想定外の質問が飛んでくることは、別な意味で想定内のことなんです。
面接官というのは、受験生を熟知している百戦錬磨の人間です。受験生が、ここぞとばかりに“意識高い系の自分を朗々と語れる”ような質問を、“わざわざしてくださる”と思いますか?
むしろ、意識高い系の返答をバッチリ準備していることが見え見えな学生に対しては、気が抜けてしまうような質問に終始してしまうことも、決して珍しくありません。
数年前、看護学部に推薦で合格した生徒は、「好きなテレビドラマは?俳優は?」という質問をされました。「安楽死」とか「インフォームド・コンセント」とか、“その手”の内容をしっかり予習していった受験生は、唖然としたことでしょう。もちろん、彼女もです。
しかし彼女は、さっとウイットに富んだ返答をして、面接官を笑わせました。大切なのは、そういう即応力ではないでしょうか。彼女が目指すのは、緊急事態が日常茶飯事の医療現場なのですから。
しかし即応力というのは、一見矛盾するようですが、”積み上げられた練習時間”に比例して養われていきます。
誤解を招くような言い方になりますが、入試直前期の生徒にとっては、「質より量」の方が“精神安定剤”になります。だから、一通り練習をやり終えても、ネタがなくなってしまっても、本番まで練習が終わることはありません。
― 努力すればするほど、“積み上げた時間”という盾が守ってくれる ―
毎年この時期になると、生徒たちの背中からこのような教えを受けます。
生徒たちが実証してくれる“この摂理”だけは、いつの時代になっても変わりませんように。
進撃の教室 10/15
週末に行われた勉強キャンプでは、久しぶりに宅配カレーがオーダーされました。
今年度は、“お行儀のよろしい”中学生が、あまた“いらっしゃい”ます。昨年のように“ウケ狙い”で、わざわざ5辛カレーに挑むような野人勇者はいらっしゃいません。
「食材の味をしっかり味わうことで、食材という命に対し、感謝の思いを示そう。」
今年度の“中学生様”から、そんな教えを受けたような気さえします。
そんな神聖なる現場に同席していたのは、現在ジャムで“ぼっち席研究会”の理事長を務める、さすらいの高校生T君。
すっかり落ち着いたT君ですが、かつては“激辛カレーパフォーマンス”で、夕食会を何度も修羅場に変えてきた暴れん坊。今年度の高貴なる“中学生様”たちを横目に、淡々と高校の中間テストの勉強に取り組んでいました。
勝手に彼の心中を想定すると、おそらく…
「ジャムの世界は残酷だ。そしてとても美しい。」
T君、だいたいあっていますか?
合格第1号! 10/7
嬉しい吉報が届きました!
以前、「なんちゃって高校合格体験談」の執筆に協力してくれたKさん。
高校3年生となった彼女ですが、このたび大学受験にトップバッターとして臨み、見事合格をつかみ取りました!!
夏期講習中は懸命に勉強に取り組むあまり、小論文を1日に2本も書いてしまったことがある彼女。
“きちんと努力した人が、きちんと報われました!”
Kさん、本当によかった。おめでとう!!
啓人とか慶人とか圭人とか 10/6
Kate is a kind and wonderful woman.
「ケイトは優しくて素敵な女性だ。」
中間テストの勉強に励んでいたEさん。上記の英文を見つめながら、
Kさん:「“ケイト”って、男じゃないんですか?」
笑顔半分、真顔半分で、そう質問してきました。
小池:「英語圏では、女性の名前だよ。」
笑顔半分、真顔半分で、そう質問に答えました。
彼女は腑に落ちない顔をしながら、
Kさん:「だって、漢字に当てはめると、どう考えたって男性の名前ですよ。」
小池:「例えば?」
Kさん:「“ケイト”とか“ケイト”とか“ケイト”とか。
小池:「(笑顔半分、泣き顔半分で)音読されても困ります・・」
ハムエッグ 10/4
Ham and eggs is what I like best for breakfast.
―朝はハムエッグに限る―
この英文を見ながら、腑に落ちない表情をしているSさん。
どうやら、“Ham and eggs”をisで受けるのが(=単数扱い)気に入らない様子。
小池:「jam and bread(ジャムを塗ったパン)のように、ひとまとまりで考えているんだよ。ハムエッグって、卵白とハムがくっ付いているイメージがあるでしょう?う~ん、お腹が空いてきちゃったよ。」
Sさん:「ハムエッグが単数形という話は、もうさんざん聞かされていますよ。でも、私はこれまでハムエッグを食べたことがないんで・・。」
小池:「えっ、まさか嘘でしょう?」
Sさん:「私の家では、いつも別々に焼いてから盛り付けます。だから、“ハム焼き&目玉焼き”なんです。私にとってハムエッグは、いつだって複数形なんです!」
小池:「そ、そんなあ・・。」
ご警告 9/29
「山岳」を「山“缶”」と板書してしまった今日この頃。
生徒には “わざと書いた”と 居直りて
佐藤園「お~い抹茶!」俳句コンテスト最底辺賞
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
8年前の電子辞書の液晶画面に、指を触れると同時にキーボードのボタンを押して、“なんちゃってタッチパネル~!”と暴走している時(乗りのいい生徒は、呆れながらも「すごーい」と調子を合わせてくれます。)、こんな例文が登場!
You should see a doctor. 「病院に行きなされ。」
生徒と一緒に、しばし沈黙。
365日分の1 9/25
個人的な話となりますが、私のジョギングシューズが寿命を迎えました。(*本当に個人的過ぎ!)
新しいシューズを購入する際は、お店で“試し履き”を行うのが定石なのですが、私は長らく同じメーカーの同じシリーズを使い続けていますので、今回は思い切って通販にしちゃいました。
偶然にも、お目当てのシューズが通常時より1000円値引されていたので、“ラッキー!”とニヤニヤしながら、即断で購入。
ところが翌日、同じ通販サイトを眺めていると、なんと更に1000円安に!その上、新たに“割引クーポン”やらなんやらで、破格の投げ売り状態になっていました。
嫌な予感がしてシューズメーカーのウェブサイトを見ると、同シューズの出来立てほやほや最新型が紹介されている模様。注文して届く前から、私のシューズは在庫処分品へ降格です…
見事なダブルパンチに、爽快にノックアウト!
型落ちでも、せめて一日遅れで購入していたのなら、買い物上手という見方もできますが、型落ちを一日早まって“破格でない”価格で購入した私は、もはや究極の買い物下手?
ともあれ、これからよろしく!ピカピカの“旧型”シューズ君。
諸々のモード 9/20
いよいよシルバーウィークに入りました。
ジャムスクール武蔵境は、相も変わらず平常運転モードです。「早い時間から授業ができるじゃないか!」と、エンちゃんは張り切りモード。
私の方は、電車の中で“お出かけモード全開”の楽しそうな人々を、横目で睨みながら眺めながら、本日も元気に出勤。
学園祭を終えた高校3年生は、いよいよ本格的な受験モードに突入開始!推薦組に関しては、早くも出願が始まっています。
☆ ☆ ☆ ☆
模試を解き直していた高3生のSさん。物語の読解問題に取り組んでいました。
つまづいていたのは、引っ越しの準備をするシーン。
My father began to pack…「父は荷造りを始めた…」
この1文を不可思議そうに眺めていた彼女。
小池「もしかして、pack(パック)の意味?」
Sさん(自身の頬に手を添えながら)「なぜ、ここで化粧する必要があるんですか?」
小池「その“パック”じゃない・・」
虹 9/11
「すげえっ、見て見て~っ。」
空を見上げながら、立ち止まる人々。
西日に照らされて、空をまたぐ大きな虹。
数十分前までテレビ中継に釘付けだった私は、複雑な想いに包まれました。
虹という大自然の“表の顔”を見つめながら、時を同じくして“裏の顔”と対峙している方々に思いを馳せ、その場を後にしました。
茨城、栃木をはじめ、豪雨の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
正直に 9/8
「あ、2部です。」
コンビニのレジに並んでいた時のことです。目の前で新聞を購入していた若者が、もらい過ぎたお釣りを返そうとしていました。
確かに、同じ新聞を2部購入というのは珍しい事例だと思います。間違えた店員さんを責めることはできません。
そんな様子を見ていて、
小池(心の声):「正直に申し出るなんて、なかなかやるなあ~。」
なんか、とても清々しい気分にさせられました。
☆ ☆ ☆ ☆
その後、ラーメンを食べていた時のこと。
さあ、いよいよお待ちかねの“チャーシュー”にかぶりつこうとした時、なんとも絶妙にチャーシューが2枚重なっていることに気が付きました。
「1枚多いから、返しま~す!」
そんなこと店内で申告したら、もう単なる変な人ですよね。
小池(心の声):「もう、箸も付けちゃったし・・。」
良心に言い訳して、美味しくいただきました。
雪女 9/5
Eさんと、日本の怪談話「雪女」の英語版を読んでいました。
― ― ―
ある大雪の夜、突然現れた雪女に凍らされそうになった主人公。「誰にも話さない!」という約束で、なんとか命を奪われずにすみました。
翌年の大雪の日、彼は肌の白い美しい女性と出会いました。一目惚れした彼はその女性と結婚し、それから10人の子どもを授かりました。
ある晩、ふと遠い昔を思い出した彼は、「そう言えば、お前によく似ている」と振り返りながら、妻に“夢のような出来事”を話しました。
激怒して正体を現した雪女。そのまま主人公の命を奪うかと思いきや、「もし、子どもたちを不幸にしたら、戻ってきてお前を凍らしてやる!」と脅して、溶けて消えてしまいました。
― ― ―
読み終えて、
Eさん:「結局、普通の女だったんですよ。」
小池:「・・。」
シリアスに答えるべきか、笑ってはぐらかすべきか?
“真剣な顔をしながら笑う”という芸当ができたら・・、と一瞬考えてしまいました。
お・も・て・な・し 9/1
8月30日、夏期講習は無事に終了いたしました。
年間を通して、最も労働時間が長い授業時間が長い時期が過ぎました。毎日のようにお弁当を買い出しに行ったスーパーとも、しばらくお別れです。
今年の講習期間中に起きた一番のハプニングは、何といっても「自動ドア」が数日間「手動ドア」になったことでしょう。
3月27日に開校二周年を迎えるにあたり、私は冗談半分で「自動ドアが、手動ドアになる」という予言をしましたが、半年近い時を経て本当に実現してしまいました。驚きを隠し切れない一方、笑わずにはいられませんでした。
生徒がやってくるたび、ガラスの「手動ドア」を開けて出迎えたエンちゃん。その雄姿は、まるでお客様を迎えるホテルのベルボーイのようでした。
こんなハプニングに遭遇できるのは、もう二度とないとは思いますが、もし幸運にも?再び遭遇できたら、その時は迷わずエンちゃんにタキシードを着せて、生徒を「お・も・て・な・し」してもらう予定です。
ドアのセンサーは新品のピカピカに取り換えましたので、今では軽くタッチするだけで一発開閉します。当たり前のことと言えば当たり前ですが、妙に感動しています。
日頃は裏口を使って出入りする私ですが、ここ数日は、自然と表を使う回数が増えました。「タッチ」したくて仕方がないようです。
いっしょにされる 8/23
最終コマの授業で、
小池:「これは、分身昆布!(分詞構文!)」
生徒:「・・。」
夏期講習もラスト後期日程に入ると、さすがに疲れの蓄積からでしょうか。生徒、講師共に、珍解答・珍解釈が連発するようになります。
― 最近のキング・オブ・珍解釈より ―
センター現国の物語文に取り組みながら、不可思議な表情を浮かべていた生徒がいました。読んでいたのは、お見合いにまつわるお話。
とある出来事に憤った登場人物が、
「あんな男と、いっしょにされてたまるか!」 *あんな男と、同じだと思われてたまるか!
というようなセリフを放った場面に関して、
生徒:「男同士で、結婚させられるのですか?」
一同「!!」
私だけでなく、勘違いに気づいた本人も腹を抱えて大笑い。
その後も思い出し笑いで、授業は一時中断・・。
疲れだけでなく、残っていた気力さえも、もう全部まとめて吹き飛ばされちゃった感覚です
そうきましたか 8/20
暑苦しい熱い熱い夏期講習は、いよいよ後期日程に突入しました。
お盆期間中に帰省していた生徒たちも復活し、お土産話に話が咲いています。
7月15日の投稿でお伝えした通り、「うちわ・割り箸・醤油」を準備して臨んだ今年の夏期講習。意識するようになったせいか、箸のもらい忘れは“まだ2回”。
おかげ様で、本棚に隠してある割り箸のストックは、わずか2膳減っただけです。
本日の食事タイムで・・
大きなアジフライを、よだれを垂らしながら割り箸で割っていた時、
「バキッ!!」
3膳目が消化されました。
座布団持ってけ 8/14
小池:「仮に、教室の入り口にも花壇ができたら、何を植えてみたい?」
Kさん:「せんせーは?」
小池:「薔薇(バラ)かな。」
Sさん:「なんか、教室に来るたびに痛そうっ!」
Kさん:「ゴーヤは?虫が付きにくいって聞いてるよ。」
小池:「おおっ、それいいね!ゴーヤで緑のカーテンとか。」
高橋:「じゃあ、緑のカーテンができたら、塾名は“さあ、みんなで学(まな)ゴーヤ!”」
一同:「・・・」
最近のエンちゃんの発言には、笑点大喜利の「林家木久扇」師匠のように、おやじギャグがダジャレ要素が増えてきました。
Jamaica ジャマイカ 8/12
目が離せなかった世界水泳。
“自分を信じ切った”瀬戸選手の凄さに、もう圧巻されました。
些細な事ですが、オリンピック等の国際大会って、選手の「国名」表記が略式なんですよね。
日本(Japan)は JAN
カナダ(Canada)は CAN
といった感じに。
TV画面:「次にジャマイカの選手・・」
何か“予感”がしました。
JAM
なかなか、面白い“じゃまいか”!
暑中お見舞い 8/7
猛暑の影響からか、入り口の自動ドアが“夏バテ”してしまい、現在は一時的に“手動ドア”になっております。
「日めくりカレンダー まいにち、修造!」を購入し、はや約1か月。その熱すぎるメッセージは、授業に臨む生徒だけでなく、講師の心まで高揚させてくれますが、そんな神々しいメッセージをもってしても、機械の心は動かせないようです。
2~3日の間、ご不便をおかけします。本当に御免なさい!
☆ ☆ ☆ ☆
今まさに教室内では、猛暑が原因と思われる珍解答が量産中。
例えば、元気印のSさん。休み時間も勉強を続けるタフな彼女ですが、そこはやはり生身の人間。猛暑の影響とみられる“珍解道中膝栗毛”の真っ最中にいます。
nature「自然」が、nation「国家」に見えてしまった時には、「人間による自然破壊が止まらない」を、「人間による国家破壊が止まらない」と答えて、周りを驚愕させました。
双方とも、深刻な事態であることに違いありませんが・・。
大・大盛況!大金魚すくい大会 2015 8/5 高橋
8月2日に開催された毎年恒例の金魚すくい大会。な・な・なーんと今年は、昨年・一昨年を上回る「100名以上!!」の方が参加してくれました。
今年は、縁日で金魚すくいに並ぶ定番の「スーパーボールすくい」も仲間入り。
「金魚が持ち帰れなくても、スーパーボールなら!!」という子どもたちのために、ビニールプールには変わり種のモノも含め、600個ほどのスーパーボールが浮かびました。
ポイはというと、今年は破れにくい4号ポイだけでなく、最強ポイ→「破れないネットタイプ」も多数用意したにもかかわらず、気が付けば昨年に続き2000枚。
ジュース・お菓子は当然のことながら、大人向けジュース各種も大人気!!
卒業生や在校生もお手伝いしてくれて、今年も大盛況のうちに幕を閉じることができました。
みなさまに、言い尽くすことができないほど、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
↑水槽に巨大ボス金魚(?)5匹を配置。すくえた方には、スーパーボールを1年分贈呈?
素敵な時間 8/1
いよいよ8月に入りました。
室外は猛暑、室内にはエンちゃん。“暑さ”と“熱さ”の悶絶デュエットで、体感温度が二乗と化した前期日程。やっと最終日を迎えます。
暑苦しさの板挟み状態に慣らされている慣れているジャム生と言えど、さすがに疲れが見え始めています。
そんな中、まだ凛として、ファイティングスピリッツを見せつけてくれる生徒?を2人紹介します。
その1/夏休みに入り、原稿用紙にまみれた生活を強制されている楽しんでいる高3生のKさん。
ロボット開発に関する小論文を書いていた時のこと…
「さらに、このような“ボロット”の開発は、」
たまった疲労が、思わずボロッと出てしまったのでしょうか?
その2/市内陸上大会に向けて、練習と勉強の二足の草鞋を履いている中3生のOさん。彼女の心構えには脱帽します。
英語の授業で、受動態の復習をしていた時のこと…
A nice watch was given to the students by the school.
普通の解答:「素敵な時計が、学校から生徒たちに贈られた。」
Oさんの解答:「素敵な“時間”が、学校から生徒たちに与えられた。」
時計を“時間”としてしまった風変わりなミスに、二人で唖然。
Oさん:「でも~、なんかこの方が、素敵なお話っぽく聞こえませんかぁ~?」
小池「うん、たしかに・・。いやっ、そうではなくて!」
まぜるなキケン! 7/29
“ウナギ”を食べ損ねてしまい、気持ちが落ち込んだ土用丑の日。
「まいにち、修造!」を眺めて気持ちを回復させ、いつものスーパーへお弁当の買い出し。
ウナギの日は過ぎてしまいましたが、ラッキーなことに、“ひつまぶし”弁当が並んでいました。
リベンジを誓い、迷わず商品を手に取ったその時(反省を踏まえクレジットカード持参)
「かき揚げ、いかがですか~!揚げたてですよ~!」
お総菜コーナーから、威勢のいい声が響いてきました。勢いで一緒に購入しちゃいました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
“ひつまぶし”に、かき揚げをまぶして食べるというのも、なかなか風流なものです。
食事をしながら、ふと、“幼少時代に聞かされた言葉”を思い出しました。
記憶が鮮明になるにつれて、だんだんと不安に・・
小池:「し、しまったぁ~っ!この食い合わせは、“ウナギに天ぷら”だぁ~!お腹を壊しちゃう~っ!」
外野の声:「・・それを言うなら、“ウナギに梅干し”、または、“スイカに天ぷら”です。」
小池:「あ、はい・・。」 *現在では、科学的根拠がないので迷信とされています。
土用の丑の日 7/25
午後2時の突然の豪雨。
「ああ~、今朝干してきた洗濯物が全滅だぁ~。」
夏期講習5日目となる7月24日(金)は、土用の丑の日。
いつものスーパーに買い出しに行くと、「ウナ重」やら「ひつまぶし」など、ウナギ系のお弁当が山積みされていました。
この日は、始めから無性に「焼きそば」が食べたかったのですが、眩いばかりのウナギの陳列に、一瞬で心が奪われてしまいました。
・・2分後、私は“焼きそば”をかごに入れてレジに並びました。言葉にできない想いに包まれながら。
―さて、問題です―
「焼きそば」をかごに入れた理由は、何でしょう?
1. 自他ともに認めるひねくれ者だから
2. 初志貫徹を実践したから
3. “ウナギ入り”の焼きそばがあったから
4. ポッケに300円しか入っていないことに気が付いたから
正解 4(一部500円玉と錯覚)
金魚すくい大会 2015 7/24 高橋
8/2(日)は、毎年恒例の金魚すくい大会!
ジャムスクール武蔵境で、年間を通して最も優先されている行事?です。
多くの方にご参加頂きたいとの思いから、夏期講習の日程を前倒しにして、今年も日曜日開催を実現させました。
昨年同様、幼児でも楽しめるように、破れにくい4号ポイもたっぷり用意いたします。
金魚はもちろんすくい放題!回数は無制限!心ゆくまですくってくださいね。希望される方には、お好きな金魚を差し上げます。
参加費用はかかりません。ご家族やお友だちなどお誘い合わせの上、是非ご参加ください。当日はジュースやお菓子だけでなく、“大人向け”の麦ジュースやおつまみもお楽しみいただけます。
昨夜、神奈川に住んでいる卒業生から「金魚をすくうために、みんなで上京します!」と連絡が入りました。もう、本当に嬉しい限りです。
それでは、8/2日曜日に、8/2日曜日に(*大切なことなので二度言いました)、みなさんとお会いできることを、楽しみにしております。
夏は来ぬ 7/19
いよいよ、明日から夏期講習が始まります!
以前お伝えした通り、“授業日程より、金魚すくいを優先!”という高橋代表の“英断”に従い、今年の夏季講習は従来より一日早いスタートです。
年間を通して、最も労働時間が授業時間が長い時期。今年はどのようなドラマが生まれるのでしょうか?
個人的には、歩道に咲き誇る“ヒマワリ”と“ユリ”の花が、一役買ってくれそうな気がしています。
太陽目がけてグングン伸びていく“ヒマユリ”達(*響きが某学園名みたい?)に負けないよう、授業ではエンちゃんにグングン質問をぶつけていきましょう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
授業中、drink beer(ビールを飲む)を、無意識にdrink beef(牛肉を飲む??)と板書してしまいました。
この日は色々とタイミングが合わず、朝食・昼食抜きで授業に入っていました。空腹状態だった私の目には、ジュウジュウ焼けたお肉が映っていたのでしょうか?
確かに、眼前のホワイトボードに向かって、「ホイップクリームの味がしたら、マジで涙が出そう。」と思った瞬間はありましたが・・。
いずれにせよ、もうこれでSさん(rainを“イケメン”と読む勇者)のことを、とやかく言える立場にはありませんね。
水も滴るいい男? 7/17
Sさん:「shipって船のことですよね?でも、この文中だと、なんか意味がつながらなくって・・」
台風が迫ってきている中、我々の制止を振り切って塾にやって来た(?)やる気満々“過ぎ”の高校生Sさん。元気に質問を投げかけてきました。
小池:「これは動詞のshipだよ。“出荷する”っていう意味だよ。」
Sさん:「あっ、わっかりましたぁーっ!」
そして彼女のノートには、「商品は、三日以内に“出家する”予定です。」と書き込まれました。
彼女の聞き間違えなのか、単に漢字の書き間違えなのか?どちらにせよ、異世界の出来事になることに間違いはありません。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
数分後、rain「雨が降る」を、“イケメン”と読み始めた彼女・・
今日のSさんの目には、一体何が映っていたのでしょうか?
三種の神器 7/15
とある生徒が、タイトルの内容を質問している姿を目にしました。
三種の神器と言えば…
1950年代の後半 「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」
東京オリンピックの頃 「カラーテレビ ・クーラー・自動車」
当時の人々にとって、憧れであり目標でもあった三種の神器。
現在、この三種の神器という言葉は、「必需品」といった意味合いでよく使われています。例えば美容師さんなら「ハサミ・ドライヤー・クシ」といった感じです。
個人的なことですが、私には夏期講習期間に入ると「三種の神器」として急浮上してくるアイテムがあります。
「うちわ・割り箸・醤油」
室温に関係なく、授業中はうちわを手に持たないと落ち着かず、弁当を買いに行けば箸をもらい忘れ、とんかつでもコロッケでも、醤油をかけて食べたくなる時期だからです。
ところで、初めてエンちゃんの授業を受けることになる生徒さんへ、覚悟しておくべき“三種の心得”というのがありますよ。
「寒いギャグ・暑苦しいギャグ・開き直ったギャグ *別名、三種の珍行」に、笑顔で応えてあげること。
さあ、もう一度、しっかりと覚悟を決めてください。
笑ってしまうくらい暑い日が続きますが、歩道に咲くユリの花のように、凛とした姿勢で夏を駆け抜けましょう
限界の向こうまで(2) 7/10
昨年の夏、教室前の歩道は元気なヒマワリたちで埋め尽くされました。
今年は、芽を出し始めたヒマワリたちに混ざって、素敵なユリが花を咲かせています。雨で薄暗い風景を、鮮やかな“白”が吹き飛ばしてくれています。
さあ、中学生の期末テスト結果が続々と届いています。
前回の英検で、エンちゃんの生贄役を自ら買って出たことでも定評のある、中2生のSさん。今回は5教科中、学年1位を少なくとも三つは取れたとのこと。もう、あなたは一体、何者ですか?
もう一人、かねてより潜在能力が未知数のダークホースと噂されていた、笑顔の素敵な中3生Y君。やっと牙をむき始めたようで、5教科で学年1位を二つ掴みました。
いよいよ熱い熱い夏期講習を迎えますが、この嬉しい吉報がみんなの涼しい追い風になりますように・・(ちょっと遅い七夕?)
ちなみに現在のエンちゃんは、来たる「幼稚園の盆踊り大会」に向けた振付練習で、一足先に熱くヒートアップしています。一体、この先どうなることやら・・。
とにかく、誰も倒れたりすることなく、無事に食欲の秋を迎えたいなあ~と、今はささやかに祈るばかりです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
一方、高校生の定期テストは、今まさに佳境を迎えています。
1日に紹介した、「不定詞とは?」との質問に「to+動詞の“限界”」説を唱えた高2生のHさん。連日に渡って限界ギリギリのラインまで自分を追い込んで戦っています。
ただし、“がむしゃら”に戦いすぎてしまったせいで、今や休み時間になると、おかしな言葉を発する状態にまで昇華しちゃいました。
Hさん:「せ、せんせー。何も考えなくていい時間がほしい~。脳がくたくたに疲れちゃって、もうダメ~~ッ!脳がぁ~、のうがぁ~、ノォー、ノー、のぉー、のー・・・」
このテストが終了したら、一刻も早く“がむしゃら”に休養を取るんだ!頼む、どうか休んでくれ!
優先順位? 7/7
今年度の夏期講習は、例年よりも一日早く、7月20日からスタートします。
なぜ、このような日程になったのかと申しますと、ひとえにエンちゃんが「金魚すくい大会は、ぜひ日曜日(8月2日)に開催したい~!」と駄々をこねたからです。
小池:「塾として、いったい金魚と授業のどちらが大切なんですか?」
高橋:「金魚だ!(キリっ)」
私にとっては、とうとうこれで誕生日が講習の初日となってしまいました。もう、お酒控え目の誕生会どころか、普通に飲めなくなります。
残された心の支えは、今年も再び、元気なひまわり達に会えることでしょうか。
さあ、健康生活の始まりだーー!なんか太陽がまぶしいなあぁぁぁ~(涙目)
大切なのは 7/4
ここ連日、授業終了後の教室は、英検の面接練習道場になっています。
面接は1対1でしか対応できないので、私やエンちゃんだけでなく、講師スタッフにも無理矢理残業してもらって積極的にお手伝いしてもらっています。
特にエンちゃんのプロデュースする“EN“glishは、“本番より別な意味で緊張する”と、なかなか好評を博しております。
2年前、エンちゃんが英検の面接官役として登場した時は、誰もが(講師スタッフを含め)単なる冗談かと思いましたが、今ではもうすっかり定番となりました。
エンちゃんが関わった生徒さんは、合格率が異常に高いんです(確か100%)。そのため現在は、縁起の良い猿様神様として祭られております。
私もそれにあやかり、3級と準2級はほとんど丸投げしているお任せしている状態・・。
そんな英検の面接練習中・・
3級受験を控えた中2生Sさんに対して、
高橋:「面接官も同じ人間だ。結局大切なのは“笑顔・愛嬌・ゴマすりだ”」
Sさん:「・・。」
“大人の社会で大切なもの”まで教えて、どうするんですか?
限界の向こうまで 7/1
公立中学の期末テストは、最終コーナーに差し掛かりました。次はいよいよ、高校生が第一コーナー目がけて飛び出していきます。
このテストの重要度に関しては、前回お伝えした通りです。指定校推薦がかかっている高3生は、連日、精神と肉体の限界まで自分を追い込んで勉強に励んでいます。
そんな姿を見ているだけに、必ずや大輪の花を咲かせてほしいと、願わずにはいられません。
もちろん、非受験学年も負けてはいませんよ。中でも印象的なのは、“英文法”と“睡魔”の両方に戦いを挑んでいる高2生のHさん。
小池「・・それで、不定詞ってどういう形だっけ?(答:to+動詞の原形)」
Hさん「to・・to+動詞の“限界”」
もう十分だ・・十分戦った。もう無理せず、家に帰って休むんだ!
期末テスト前の一コマ 6/29
この時期は年間を通じて唯一、中学と高校の期末テストが重なってしまいます。週末の駐輪場は、ずっと満車状態でした。
中3生に関しては今さら言うまでもありませんが、一部の高3生にとっても、指定校推薦が取れるかどうかが決まる、天下分け目の学期末試験。
それぞれにとっての関ヶ原が、いよいよ始まった!という感じです。
一方、中1生にとっては、高校生のお兄さんやお姉さん方の勉強している姿を目の前で拝見できる絶好の機会!
先輩方の背中を見て、きっと何かを学び取ってくれるものと、自然と期待せずにはいられません。
高1生 T君:「うおぉーーっ!直前でジタバタするなんて、俺のポリシーに合ってねーっ。もう、ひと思いに全部投げ捨ててやるーーっ!」
高2生 Hさん:「きゃぁーーっ、試験の範囲表が家出した~っ!!」
高3生 Kさん:「ぐあぁ~、もう~、どーしよーっ!国外へ逃亡したーいっ!!」
教室内にこだまする、諸先輩方の雄叫び声・・
お手本にしていないことを、良い刺激になっていることを、ただただ祈るばかりです。
エンちゃん:「もしもし?もしもーし!(ガチャッ)。もうっ!間違い電話には、“10倍返しだーっ!”」
こちらも、お手本にしてはいけません。
ツッコミ 6/26
いつもコツコツと勉強に取り組む、中3生のOさん。
課題のワークに取り組んでいた時、以下の英語例文が登場しました。
Don’t eat the burnt egg.(焦げた卵を食べちゃダメ~!)
Oさん「だったら、初めから焦がすなよ!」
・・厳しいツッコミが入りました。
雪の降る街を♪ 6/23
エンちゃんの特別授業に耐えて、見事に英検3級の1次を突破した中2生のSさん。
前回の定期試験では、複数教科に渡って満点をたたいた化け物才女ですが、これだけの伝説を刻んでも、天狗になる気配は微塵もありません。
「少しは自慢しちゃえよ!」と、こちらの方が余計なお節介をしたくなってしまうほど。
彼女の謙虚さは、間違いなくみんなのお手本となることでしょう。
授業で、お天気に関する英単語を取り扱っていました。
小池「・・・ということで、形容詞 rainyの意味は?」
Sさん「雨の降る。」
小池「同じく、snowyは?」
Sさん「雪の降る。」
小池「それじゃあ、sunnyは?」
Sさん「晴れの降る。」
小池&Sさん「・・。」
小池「わざと言った?」
Sさん「ノーコメントです。」
目の付け所が 6/21
長袖が、すっかり暑苦しく感じられる季節になってきました。
教室の入り口には、勉強キャンプの際によく利用するカレー屋さんのオリジナル“うちわ”が、いくつか並べてあります。
コツコツ集めた(食べ続けた)甲斐あって、昨年度版と本年度版の2種類そろっています。
暑い外から入室したばかりの時って、冷房の効き具合に関係なく、どうしても“パタパタ”したくなってしまうものです。いくら時代が進んでも、うちわは手放せません。
到着したばかりのFさんが、早速うちわでパタパタしていました。すでに室内に数時間いるはずの私も、なぜかつられてパタパタ。
小池「(パタパタ♪)このうちわに写っているカツカレー、なんかうまそうだねえ~。」
Fさん「(パタパタ♪)美味しそう~。なんかもう、お腹がすいてきちゃう。」
小池「(バタバタ♪)うんうん。」
Fさん「(パタパタ♪)このツヤツヤの白いごはん、もう超ヤバ~イ!」
小池「(パタパ・・♯)うんうん、えっ?」
もしかして、超が付くほどの炭水化物派ですか?
炎の英検(2) 6/18
6月9日にお伝えした英検ですが、火曜日に英検協会のホームページ上で、一次試験の合格最低点が発表されました。
今回の英検には、大きなチャレンジを果たした3名の生徒が存在します。
いきなり4級に挑んだ中1生。エンちゃんの熱い“指導”のもと、無理やり3級に挑まされた中2生。そして、小池の“シドロモドロ”のもと、2級に挑んだ帰国子女の小学生。
自己採点の結果、嬉しいことに3人とも合格ラインを超えたようです。4級については2次試験がありませんので、もう合格は確定です。
あとは伝家の宝刀「マークミス」が登場しないことを、祈るばかり。
実は2級に挑んだ小学生は、当日体調を崩していたんです。そんな中での1次突破。底知れぬパワーに圧倒されてしまいます。素晴らしい結果をありがとう!(小池・心の声)
そして、3級合格に王手をかけた中2生のSさん。1週間に渡るエンちゃんの嫌らがせに授業に耐えただけでなく、しっかりと結果まで残してくれました。本当に大金星です。やりましたね!もちろん、エンちゃんも。
これからの3級対策は、全部お願いしちゃおうかな・・。
気が付けば、エン語録もすでに25個になっています。もはや、量産体制に入っている模様ですね。
見~た~な~! 6/16
休み時間、こっそり教室のパソコンから「父の日」のプレゼントを物色していました。気が付くと、背後にFさんの視線。
動揺を隠しながら、瞬時に5通りくらいの言い訳を用意しましたが、結局は開き直って、“母の日、父の日の意義とは?”といった談義で切り抜けることにしました。
小池「・・という訳で、この日に何かしらの品物を贈るってことは、とっても大切なことなんだ。“たとえ、そのために、私用で教室のパソコンを使うことになったとしても・・多少の犠牲はやむを得ない!”」
Fさん「じろ~・・。(白い目)」
Fさん「私は毎日家族と一緒にいるので、わざわざ家族への気持ちを“形にする日”って、なんか少し違和感を感じます。」
小池「いやいや、逆に“こういう日”だからこそ、誰だって恥ずかしがることなく、気持ちを形にできるんだって!違和感があったっていいじゃない。上等上等!」
Fさん「この前の母の日は、なんとなくプリン買ってあげたの。お小遣いで。」
小池「おお、なかなかやるじゃん!」
Fさん「数百円だけど。」
小池「値段なんて関係ないよ。」
Fさん「そう言えば、写メ撮って待ち受け画面にしてた。」
・・そういうものなんだよ。
炎の英検 6/9
週末は、教室で英検の準会場試験が実施されました。
今回は、中学1年生が早くも4級に挑むなど、チャレンジ受験が目立ちました。一見すると、単なる記念受験にも思われそうですが、そんなことはありません!この日に備えて、本気で準備をしてきました。
中でも、血の滲むような対策をさせられた可哀想な生贄生徒を2名紹介します。
まずは、3級に挑んだSさん。まだ不規則動詞を習い始めたばかりの中学2年生。
言うまでもなく、“不定詞”やら“動名詞”といった“中ボス”との対面さえ、本来はまだまだ先の話です。何とか“中ボス”を倒して、やっと4級受験というのが普通の流れ。
にもかかわらず、中3修了程度の学力が要求される3級受験を、彼女に熱く“勧めて”しまったエンちゃん。事の重大さを認識したのは一週間前のこと。
“責任を取って”、ここ一週間は中2内容の先取り授業と並行しながら、来年に教わるはずの“受動態”や“現在完了形”といった“大ボス”にも、無理やり引き合わせていました。
学年1位を取るような彼女にとっても、これは明らかに法定外の速度。連日、エンちゃんから圧迫した白熱した授業を受けさせられる彼女の姿が、もう不憫で不憫で・・。
Sさんの異常な凄いところは、前日の最後の対策授業で、なんとボーダーの6割を取ってしまったこと。もう大金星は目の前!Sさんだけでなく、エンちゃんも。
そしてもう一人は、2級に挑戦した小学生の男の子。
帰国子女とは言えど、2級あたりになると単語の意味自体が抽象的なので、道のりは決して楽ではありません。civilization「文明」とか、culture「文化」など、小学生でなくてもイメージしにくい言葉に、色々と悩まされました。
似たような意味の単語に言い換えたり、場合によっては日本語を置き換えてみたりと、リフレーズは試行錯誤の連続。
「文明」の意味を何とか伝えられてホッとした矢先、“じゃあ、「文化」とはどう違うの?”とか突っ込まれたり・・。授業中は、何度も青ざめました。教える立場でありながら、色々と学ばせてもらいました。
私にとって、彼の合格は大きな意味を成しそうです。
授業をしている中で、昔のある生徒を思い出しました。
生徒「せんせー!refer to~(*言及する)って単語、何かわかりやすい言葉で“言及して”くれませんか?」
小池「もう、十分わかってるじゃないかー!」
邪魔!わりぃ~ 6/5
突然、教室の入り口に「クワガタ」が舞い込んできました。
教室から目と鼻の先にある小学校の裏手には、「独歩の森」と呼ばれる雑木林があります。コナラやクヌギの樹が植えられているので、クワガタやカブトムシが生息していても何ら不思議はないのですが、それでも驚きを隠しきれません。
“クワガタ”とか“カブトムシ”という昆虫を見ると、私のような青年中年でも少年時代の無尽蔵の“わくわく感”に包まれます。男子にとって、この二種類の昆虫は、永遠の“わくわく製造機”のような存在だと感じます。
この場所に教室を構えたばかりの頃、エンちゃんが「ここって、絶対にカブトムシとか飛んでくると思う!」と、少年のような瞳で話していたことを、ふと思い出しました。
当時の私が、その話を聞いているフリをしながら聞き流していたことも・・、ふと思い出しました。
地元民の嗅覚、なめていました・・。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そんな我らがエン番長。教室前の歩道に芽を出し始めたヒマワリたちを眺めながら、
高橋「また今年の夏も、“ジャムスクールひまわり”となりそうだな~。」
小池「なんか、もう少し短い呼び名にならないですかね~。」
高橋「じゃあ、“ジャマワリ!”」
小池「・・。」
まだ早い?(2) 6/1
― 液晶画面に指を触れると同時に、こっそりキーボードのボタンを押す ―
小池「ほらほら~、見て見て~っ!今日から私の電子辞書は、タッチパネル式だよーーっ!」
Yさん&Eさん「・・。」
教室に失笑が響きました。
小池「いやーーっ!そんな、冷たい目で見ないでーー!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
帰りの電車の中で・・
基本的に私は、電車では“立っている派”なのですが、その日は失笑を浴びた心と体を少しでも早く休めるために?珍しく座席に腰かけました。
対面にはすでに三人の方が座っていましたが、皆さんそれぞれ、電子機器と“にらめっこ”状態。
最近の電車内では、本を読んでいる人を見かけないことはあっても、電子機器をいじっている人を“見かけない”ことは皆無です。
正面にいたスーツの方は、ノートパソコンを広げて、何かお仕事をしている様子。お疲れ様です!!
その隣にいた方は、スマホに向かって満面とも言える笑みを浮かべていました。何か素敵なお知らせが入ったのでしょうか?お幸せに!!
そして、私を虜にしたのが、もう一人の大学生っぽい若者。この方が手にしていた電子機器は、普段電車の中で目にするものとは、かなり違っていました。
スマホにしては大きすぎ。そして、ノートパソコンにしては小さすぎ…
そう、まさかの“電子辞書!!”
画面を見つめながら、笑みを浮かべたり、時に難しい顔をしていたり。現行のタッチパネル式であるのが、何より羨ましく思われて(笑)
常人を超えてしまった“仙人”なのか、常識に満足できない“意識高すぎる系”なのか?
しばらく謎に包まれていました。
まだ早い? 5/26
およそ八年前のこと、教室の片隅に白い電子辞書が残されていました。
「やれやれ、生徒の忘れ物か・・」
その時は、まさかこの白い電子辞書が、そのまま“相棒”になるとは思ってもいませんでした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
電子辞書の発見から数週間・・持ち主が名乗り出ない状態が続きました。
捜索範囲を広げ、卒業生にも問い合わせましたが、所有者は依然として不明のまま。
破棄する訳にもいかないので、結局、英語の講師でありながら電子辞書を持っていなかった私が(笑)、持ち主が見つかるまで“保管”することになりました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
最近の電子辞書は、もう色々と次元が違いますね。
画面は本当に鮮やかですし、収録されている辞典の数なんて、完全に桁違い!
八年来となる“白い相棒”は、今や骨董品として扱われています。私はジャムで最も古い電子辞書の愛用者。
そろそろ新しい機種を・・と考えても良い頃ですが、現在はオンライン辞書がとっても充実しているので(大量の例文が“どどどぉーーっ!”と一気に表示される快感を覚えてしまうと、もう元に戻れません)、不便は感じていませんでした。
先日、ふとしたキッカケから、高三生のYさんが愛用する電子辞書(同じメーカーの同じシリーズで、二年前に購入)を使わせてもらいました。“タッチパネル式”の画面を見て、いきなり驚愕してしまった私は、もはや文明人に出会ったばかりの原始人と同じ状態・・
Yさん「で、こうやって文字をなぞると、ほらっ、色が付くんです!紙の辞書に、マーカーを引くような感覚ですよ。」
心の優しいYさんは、“必死に笑いをこらえながら”、私に使い方をレクチャーしてくれました。
Yさん「それから・・・」
原始人「ふむふむ、ほうほう。」
Yさん「さらには・・・」
原始人「うおおーーっ、なんじゃこりゃーーっ、すげえええーーっ!!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
その日の深夜、私はネットショッピングの電子辞書コーナーを徘徊していました。
あとはいよいよ、購入確定ボタンをクリックするのみ!となった時、
原因は私の足。パソコン本体の電源コードを、無意識に“ブチッ”と引っこ抜いてしまったようです。
足癖の悪さに呆れながら机の下を覗いた時、ふと目に留まったのは、床でじっとしていた“白い相棒”。
もうしばらく、待ちなさい!ってことか・・な?
うつくしいいし 5/21
現在、高校生たちは定期テストの真っ只中。前回登場した頑張り屋さんのEさんも、いよいよ大詰めを迎えています。
感嘆文のチェック中・・
小池(口頭で)「それじゃあ、『なんて“美しい石”でしょう!』って英語で言ってみよう。」
Eさん「うつくしいし??」
小池「うつくしいいし!」
Eさん「うつくしいしし(獅子?)」
小池「うつくしいいし(石)」
“い”と“し”の重なり合う響きが、何とも絶妙なバランスで悪さを働いていました。
Eさん「あっ、わっかりましたーーっ!! “しし”じゃなくて、“いし”ですね。」
小池「そうそう♪」
Eさん「それならば、What a beautiful doctor!(なんて美しい医師でしょう!)」
確かに・・。
ドラマチックに 5/18
高校に入って初めての定期試験を控え、連日ジャムで勉強に励むEさん。頑張り屋の彼女と一緒に、教科書の和訳に取り組みました。
挑んだのは「Shoes for a Dream」というタイトルのお話。ケニアの子どもたちに靴を贈る、高橋尚子さんの活動を綴ったものです。
ケニアのスラム街に住む子どもたちは、貧困で靴が買えず、地面を素足で歩くことを余儀なくされています。そのため、破傷風やHIVなどの感染症と、常に隣り合わせの生活。そんな内情を知った高橋尚子さんが、まだまだ履けるシューズを日本国内で回収して、子どもたちに届けようと奮闘します。
靴を履いて無邪気に走り回る子どもたち。“そんな子どもたちの笑顔が、私をもっと笑顔にしてくれた・・”
一緒に教科書を読み終わった時、私はもう心がホカホカ状態。お腹いっぱいの幸福感というやつでしょうか。
一方、Eさんは少し物足りない様子。
Eさん「いや、内容はとっても素晴らしいんですよ。でも、なんか本文の終わり方が、ちょっと普通かな~、って。」
どうやら彼女は、なんか仰天するような終わり方を期待していたようです。
小池「ちなみに、どんな“終わり方”を期待しちゃったの?」
Eさん「靴を与えられた子どもたちの中から、なんとオリンピックのマラソン選手が誕生しました!」
小池「・・。確かに仰天だけど、今回のお話で紹介された子どもたちは、当時(2009年)まだ小学4年生だよ。」
Eさん「でも、五年後(2014年)の”ソチ”オリンピックの頃には、もう15歳になっていませんか?」
小池「スケート靴ではありません・・」
三代目 J soul 意識高い系 5/15
元気印の高3生Sさん。
部活命の彼女ですが、いよいよ受験を意識した発言をするようになってきました。
Sさん「最近の私って凄いんですよ!信号待ちの間に、古文の単語帳を見ているんです。なんか、意識高くないですか?」
講師「それってもしかして、近ごろ流行りの・・」
Sさん「そう、意識高いJ・K(系)!」
講師「座布団一枚!」
英検 5/12
6月6日にUFOが~♪6月6日に英検が実施されます。申込み締切日は5月14日となっています。
ジャムの教室で受験できますので、知らない人だらけの会場に入って“アウェイ”感や“ぼっち”感に悩まされる心配もありません。ジャム生以外の方も受験可能ですよ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
K君「せんせー、準1級って、やっぱり難しいですか?」
突然、そんな質問をしてきた高校2年生のK君。
彼は帰国子女でも何でもなく、完全無欠な“国内学習組”。とは言えど、前回初めて挑んだ2級では、いきなり合格をむしり取ってしまった歩く武勇伝!誰もが認めるジャム屈指の変人偉人だけあって、次のステージを見据えるのも早いです。
K君「この教室だと、“ホームグラウンド”って感じなので、緊張せずに受けられます。」
そんな風に言われると、こちらとしても嬉しくなってしまいます。
でもね・・
小池(心の声)「準1級以上は、あらかじめ決められた本会場でしか受験できないんだよ。そう、“アウェイ”感や“ぼっち”感が満載な状態で・・、うっひっひ~・・」
そんな残酷なセリフ、私の口からは、とてもとても言えません・・。
支えられて 5/8
教室の北側に隣接する駐輪場ですが、これから約4カ月間の工事に入ります。しばらくご不便をおかけしますが、10月より新しい駐輪場となって復活しますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
さて、臨時の駐輪スペースに関してですが・・・
な・な・なんと、教室に隣接するアニメーション制作会社「J.C.STAFF」様より、1階の駐車場をお貸しいただけることになりました。トップ画面にある「アクセスマップ」の中で、教室の右隣に写っているカッコイイ建物です。自動販売機も付いています!
駐輪する際の注意事項等は、個別にお伝えしていきますので、しっかりとルールを守って利用してくださいね。
これ以上ない最高の場所に臨時駐輪場を確保できたのは、「J.C.STAFF」様の特段のご厚意によるものです。 本当にありがたい思いでいっぱいです。
2年前、自転車置き場をどうしよう?という問題に直面した際、笑われることを覚悟の上で、北側に隣接していた民家の方に駐車場を貸してほしいと相談に伺いました。ありがたいことに、「勉強に励む子どもたちのためなら」と、こちらが驚いてしまうほど快く承諾してくださいました。
そして今回は、南側に隣接する「J.C.STAFF」様がお力を貸してくださいました。この教室は、つくづく御近所様に恵まれているなあ、と感謝の念に堪えません。
「さまざまな方々に支えられて、やっと1周目のゴールテープが見えてきました。」
昨年の2月28日に記した文面を改めて噛みしめながら、3周年に向けて邁進していく所存です。
*写真はクリックすると拡大します。左側に背後霊のように写り込んでいるのは、我らがエンちゃん。保存して、魔除けグッズ等にお役立てください。
なめたらアカン 5/3
突然、見慣れない飴玉を取り出したYさん。
少し風邪気味だった彼女。喉の痛みを抑える飴玉であると説明してくれました。
小池「どんな味がするの?」
何となく興味が湧き、尋ねてみると、
Yさん「すっごーーく、すっごーーく、本当に、本当に、超超まずいんですけど、ひと粒なめますかぁ~?」
小池「・・。」
いいえ、遠慮しておきます。
ズンズン 4/30
I君「この英単語、昨日学校でやりました!」
自信満々に伝えてくれたI君。テキストにcousin(いとこ)が登場した時のことでした。
I君「読み方が特殊なんです。“カズン”ですよね?」
少し“ドヤ顔”っぽい表情でもありましたが、なんか嬉しそうだったので、こっちまで楽しい気分になってしまいました。
sinをズンと読むタイプは、他にraisin(干しブドウ)の“レーズン”があります。もう10年くらい前、某有名医科大学の入試で、“レーズン”の綴りを選ばせるという問題が出ました。その盲点の突きどころに、唖然とした覚えがあります。
そんな話を加えて・・
小池「そうそう、確認だけど“カズン”の意味は?」
I君「孫!」
私だけでなく、周りにいた高校生がひっくり返ったのは、言うまでもありません。
にゅーとりしょにすと 4/27
Eさん「せんせー、“栄養士”という意味の英単語(nutritionist)って、なんて読むんですか?」
次回の学校の授業で、自己紹介を英語ですることになったEさん。和英辞典とにらめっこしながら、そう尋ねてきました。
小池「結構難しいよ。ニュートリショニスト」
Eさん「ニュートリショ“リ”スト?」
小池「ニュートリショ“ニ”スト!」
Eさん「ニュートリショ“リ”スト?」
小池「ニュートリショ“ニ”スト!」
Eさん「ニュートリショ“リ”スト・・」
・・・
小池「ニュートリショ“リ”スト」
Eさん「ニュートリショ“ニ”スト」
オッケー!!
骨太に 4/22
ピカピカの高校1年生になったEさん。
新しい学校生活を楽しそうに話している姿を見ると、本当に嬉しく思われます。
ただ、英語の授業に関して言えば、毎回単語テストが行われたり、教科書をあらかじめ自分で全訳しなければならないなど、中学とは比べ物にならない膨大な予習に追われて大変だとのこと。
講師:「英文を読むときは、もっと主語Sと動詞Vを意識することが必須だよ。SとVは人間の体で言うと骨と同じで・・」
Eさん:「うわ~んっ、だったら、もう全身骨折だぁ~・・」
講師:「今からそんな面白い・・違う!今からそんな弱気でどうする~っ!」
肋骨が折れそうになるくらい笑いました。冗談を言える余裕がある分、まだまだ大丈夫!
片面に 4/19
「大学で栄養学を学び、将来は管理栄養士の資格を取りたい!」
このような希望を抱く生徒さんが、ここ数年は目立つようになりました。
小学生の時からジャムに通わされている通っている新高3生のYさんも、その中の一人。
文法の演習プリントを解いていた時、
小池「じゃあ、そろそろ答え合わせしようか!」
Yさん「あっ、まだ片面しかできて・・」
小池「大丈夫、大丈夫!片面で十分だよ!ギョウザと同じで片面焼けば十分!(笑いを誘ったつもりでした)」
若干、表情が固くなったYさん。
Yさん「それって、大切ですよ。」
小池「・・はい。」
律儀に 4/16
以前、琵琶湖ネタでみんなを和ませてくれたOさん。いよいよピカピカの中3生。
先日、授業が始まる前、彼女は筆記用具と“NEW CROWN 1”(中学1年の英語の教科書)を机の上に出していました。
小池「な・な・なぜに中1?基礎の基礎からやり直したいのかい?」
Oさん「いや、そういう訳では・・」
小池「じゃあ、なぜ?」
Oさん「新しい教科書を学校に忘れてきちゃって、2年生の教科書も家で見つからなくって・・。持ってこられる教科書がなくて・・」
小池「それで、1年生の教科書を持ってきたの?」
Oさん「はい。」
なんと律儀な・・。
意識が高い・・ 4/14
「意識が高く見える行動」に熱を上げる学生を揶揄した“意識高い系”という言葉。
自己啓発に人脈拡大。社会奉仕サークルの立ち上げにイベント主催。そして自分探しの旅・・履歴書を彩るネタを求めて日々奔走。そんな風に言われています。
しかし、就活という天下分け目のビッグイベントを控えた学生が、自分を「盛って」おきたいと願うのは当然のこと。誰だってテストで高い点数を取りたいと思うのと同じですよ。
だから私は、標準型とされる“意識高い系(笑)”とは、書きません・・(笑)
ただ時に、“平家にあらずんば人にあらず”のように、“意識が高くない学生は人にあらず”と、平凡な生活を望む学生を見下すような輩が紛れているのも事実です。
そういう輩には、心の中で思わず“(笑)”を付けたくなってしまいますね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
高校ではサッカー部に入ることを決めているスポーツマンのK君。
中学の英語の総まとめをやっていた時のこと・・
小池「おおっ、三単現のSを”付けて”間違うなんて、もはや“意識高い系”の間違い方だな。」
K君「喜んでいいんですか・・?」
桜と雪と海苔と 4/9
八日の水曜日は、いきなり寒くなりました。
朝ごみを出した時、みぞれ交じりの冷たい雨が背中に入り、思わず「うぎゃーっ!」と悲鳴を上げ・・
八王子の方では雪が降り、まだ残っている桜の花に雪が重なるという「夢のコラボ」が実現。その幻想的すぎる映像を見て感嘆しました。
「この摩訶不思議な組み合わせを、生徒たちに言葉にして伝えたい!」と思わずにはいられなくなりました。
授業中・・
小池の脳内「もうね、あの光景は、まるで高校の入学式の帰りに、中学から卒業証書を受け取ったようなもの。」
こんな感じの話をしたかったのですが、その時は思いつかず、
小池「もうね、あの光景は、まるで朝定食を全部食べ終わってから、お椀の下に海苔があったようなもの。」
生徒「・・。」
我ながら、わけワカメになってしまいました。
海っはよぉぉ~♪ 4/4
新高校3年生となったFさん。
いよいよ受験学年としての自覚が出てきたのか、結構やる気満々で春期講習に臨んでいます。
センター形式の国語の漢字問題に取り組んでいた時、
― いりょう(* 医療)の“りょう”と同じ漢字を使うものを下記より選べ ―
(1)あらりょうじ(* 荒療治)
(2)しゅりょう(* 狩猟)
(3)いっきょりょうとく(* 一挙両得)
(4)みりょう(* 魅了)
(5)さいりょうけん(* 裁量権)
正解(1)
他の問題はすいすいと解けていたのに、この問題だけは不思議なことに大苦戦していたFさん。なんか正解の(1)を選ぶことを、“敢えて”避けていた様子でした。
Fさん「だってぇ~、“あらりょうし”って、おかしいじゃあないですか~?」
小池「??」
小池「“あらりょうし”じゃなくて、“あらりょうじ”だって!」
Fさん「!!」
Fさん「な~んだあ~、それなら分かりました~!」
Fさん「もぉ~、てっきり“荒漁師”かと思っていました~。荒々しい海で働く漁師さん!」
小池「おい・・」
年度の終わりに 3/31
私は一日中部屋でボーっとしていて、気が付けば夜。なんかもったいないので、自称趣味としているジョギングに繰り出しました。
ふと自覚したのは、桜が満開の季節であること。
善福寺川緑地には、散策路に沿って見事な桜並木が延々と続いていました。
夜桜を眺めながらの風流なジョギング。思いがけぬ季節のプレゼントに、心が高揚して自然とペースも上がりました。そのまま、ここ数年経験していないオーバーペースで走り切ってしまいました。
恐るべし、桜のパワー。
でも、やばいぞ・・
翌朝とか、そんな生やさしいものじゃないんですよ・・
この歳になると、もう3日後あたりに“来ます”。
今回の感じだと、間違いなく“いや”な予感。
春期講習のまさに真っ只中に・・It is no use crying over spilt milk.(後悔先に立たず)
もしも授業中、私が座ったまま板書していたら、それは“桜”のせいですよ・・
Marking the Second Anniversary 3月27日/小池
3月15日の投稿でも紹介しましたが、ジャムスクール武蔵境は、本日開校二周年を迎えました。
今年もお祝い品をいただきました。心のこもった贈り物にスタッフ一同大喜びです。この場を借りて、再度お礼申し上げます。
Y画伯から贈られたイラストは、昨年同様、今年も“わざ”と英語のスペルを間違えるという“オチ”が残されており、冷や汗をかかせて心を和ませてくれました。
ひとまず・・
2015年3月27日
“午前9時、入口の自動ドアが、「手動ドア」となってしまったジャムスクール武蔵境”
という予見された事態は、なんとか回避できました。めでたし、めでたし。
一つの節目を迎えたということで、「セーフティーメール」のデザインを少々変更いたしました。カード右上にある“エンちゃん”をイメージしたキャラクターが、以前よりも可愛らしくなっています。
特別企画の“合格体験談~二年前の私へ”(2013年合格体験談おまけ)は、予想以上に笑われて評価を頂いております。なんか嬉しい限りです。
春期講習期間ということで、栄養ドリンクの差し入れもありました。
ありがたく、いただきます!
2.75級? 3月24日/小池
K君「しばらく、受けられる英検がないんですよね。」
中学の卒業式が終わり、いよいよ高校生活に向けて第一歩を踏み出したK君。高校から出された課題に取り組みながら、ポツリとそう言いました。
彼はすでに準2級合格を果たしているので、次を目指すとなると“2級”になってしまいます。
“高校終了程度”の力が要求される2級は、まだ新高校一年生にはさすがに壁が高い訳でして・・
小池「準2級と2級の間に、何か一つ級があればいいのにね~。」
K君「“準々2級”ってところですか。」
小池「・・」
小池「それだと、3級と準2級の間にならないかい?」
K君「・・」
ジェネレーションギャップ 3月20日/小池
英語の授業で「won’t be long(もうすぐ)」の意味を説明する際に、いつも口に出してしまう“お約束”があります。
小池「これが曲名になっている歌を知ってる?EXILEと倖田來未もカバーしている歌。」
(ちなみに我々“おじさん世代”に馴染み深いのは、バブルガム・ブラザーズのオリジナル版の方です。当時はカラオケの定番曲でした。)
4~5年前までの高校生ならば、「ああーっ、知ってるー!」と反応してくれましたが、さすがに今の生徒には少し古すぎるのか、ほとんど「???」な顔をされてしまいます。(カバー曲でも、10年近く昔なので)
年々広がり続ける生徒との“ジェネレーションギャップ”は、このようなところからも再確認できてしまいます。生徒たちの年齢層に変化はありませんが、私の年齢には変化があるのです。
―しみじみと思い出す、懐かしき4~5年前―
小池「じゃあ、サビの部分歌える?」
生徒「♪WON’T BE LONG(WON’T BE LONG) ♪WON’T BE LONG(WON’T BE LONG)♪“もうすぐ”さ、とどくまで~」
小池「ほらっ、“直後”で和訳されてるよ。学習に役立つ親切設計♪」
生徒「なるほど~!」
P.S. 今日まで中学生だった皆さんへ
新しい第一歩を踏み出したこと、心よりお祝い申し上げます。
“WON’T BE LONG”始まる皆さんの新しい高校生活が、素晴らしいものでありますように。
卒業、おめでとう!
ジャムスクール武蔵境
開校二周年に向けて 3月15日/小池
今月の27日、ジャムスクール武蔵境は開校二周年を迎えます!!
過去二回の華々しい幕開けのフレーズは・・
2013年3月27日
“午前9時、断水により、トイレが使えない状態で授業を開始したジャムスクール武蔵境”
2014年3月27日
“午前9時、シャッターが全開にならない!騒動で、時間ギリギリに授業を開始したジャムスクール武蔵境”
・・となります。
恥ずかしい幕開けのドタバタは、こちらをご参照ください。
これはあくまでも私の予想ですが、今年もこの流れを踏襲してしまうならば、今度の幕開けはおそらく“こんな感じ”になるんでしょうか?
2015年3月27日
“午前9時、入口の自動ドアが、「手動ドア」となってしまったジャムスクール武蔵境”
そうはならないことを、ひたすらに祈るばかりです。
開校二周年記念緊急特別企画!今年もやります!“なんちゃって高校合格体験談 Rebirth”
昨年3月27日に開校一周年を迎えた際、新高校二年生となった生徒さん(Y. F. さん)に、“一年前に経験した高校合格の喜び”を語ってもらいました。
開校二周年を迎えるにあたり、今度は新高校三年生となった生徒さん(M. K. さん)に、“二年前に経験した高校合格の喜び”を語ってもらうことになりました。
もはや単なる“悪ふざけ”という一面もございますが、バースデー記念ということでお許しいただけると幸いです。
さあ、前代未聞のおふざけ企画!“合格体験談~二年前の私へ”は、こちら(2013年追加版)より閲覧できます。
体験談を書いてくれたM. K.さん、変な企画に付き合ってくれて、本当に本当にありがとうね!
jamの樹 3月6日/小池
Yさん:「せんせー、新聞に名前が載ったよー!」
小池:「なにーーっ!一体どんな悪さを!」(教室内は、いつもこんなスタンス・・)
高校一年生のYさんが、新聞社主催の「新聞切り抜き作品コンクール」で、見事佳作を受賞いたしました。
Yさんと言えば、まだホームページを立ち上げたばかりの頃、色々と題材やネタを提供してくれた功労者。別名Y画伯。
あの“立ち勉”のK君と共に新しい勉強スタイルを編み出し、創成期のジャムスクール武蔵境を、さっそくふざけた塾に導いて独創的な塾に導いてくれました。
“スクール概要”の中で堂々とそびえる「jamの樹」は、彼女からのプレゼントです。
将来は法曹界に進みたいというYさん。バリバリの文系で、彼女の理系離れたるや、もはや筋金入り?と噂されつつもありますが、今回のような大活躍を目にすると、一概に心配だとは感じられなくなります。
自身で描いた「jamの樹」のように、得意分野は遠慮なくグングン育ててもらいたいです。
一長一短? 3月3日/小池
前回、豪快にカタカナを読み間違えたFさん。
授業終了後の進路相談で、
高橋:「そうだよ。大学の推薦入試のピークは、寒さが厳しくなる前の11月。うまく合格を決めてしまえば、こんな真冬の“くそ寒い”時期に、塾に足を運ぶこともないんだ!」
しばらく考え込んだFさん・・
Fさん:「でもその代わり、あの真夏の“くそ暑い”時期に、たくさん足を運ぶことになるんでしょう?」
高橋:「・・。」
P.S. 3月2日、待ちに待った都立高校の合格発表が行われました。生徒たちの喜びの合格体験談は、なんとか3月中の完成を目指して、順次掲載していきます。お楽しみに。
センチメンタル 3月1日/小池
先月24日、ついに都立入試を迎えました。
生徒たちの声を聞きながら一番嬉しかったのは、浮かないセリフを言う生徒がいなかったこと。「やりきった~!」と、爽やかな表情を浮かべていた生徒が多かったことです。
「娘が、“力を出し切ったよ!”と、満足顔で帰ってきました。」と、わざわざお電話をくださった保護者の方もおられて、もう本当に嬉しい限りでした。
現在中3生たちは、これまで我慢してきたことに“どっぷり浸かっている”時期。中には「録画しておいた半年分のテレビドラマを一気に見る!」と張り切っていた生徒も。
思い思いの時を過ごしながら、合格発表日をドキドキしながら待っている状態です。
さあ、そうなると現在の教室内は・・
授業数が減り、「しばらくは優雅な給料泥棒月間だ~!心身休養月間だ~!」と言いたいところですが、ところがどっこい!高校生たちの期末テストが迫っており、週末と言えど、教室は相変わらず賑わっています。
ジャムらしいと言えば、ジャムらしいところです。
授業中・・
Fさん:「“センチメンタル”って、英語でも“センチメンタル(sentimental)”ですかぁ?」
小池:「??」
不思議な質問をしてきたFさん。彼女は教科書の練習問題に取り組んでいました。
小池:「単語を書かせる問題で、お題がそのままカタカナ語って珍しいね!普通は“感傷的”って出るのに。」
Fさん:「だってぇ~、ここに、」
小池:「どれどれ。“トムはジョンよりも身長が5センチメ・・・”」
Fさん:「・・」
小池:「これは、“センチメートル(centimeter)”じゃぁぁぁ~っ!!」
Fさん:「きゃぁぁぁ~っ!!」
いよいよ 2月24日/小池
この日がやって来ました。
この日のために、たくさん勉強してきました。
この日のために、たくさん我慢してきました。
この日のために、たくさん泣いてきました。
いよいよ大空に、たくさんの虹が架かり始めます。
リア充アピール 2月19日/小池
Last Saturday, I went to see a movie. / 先週の土曜日、映画を見に行きました。
T君:「あと3語で、30語になるのですが。」
教室の良きムードメーカ―であり、エンちゃんと双璧をなす“宇宙人個性派キャラ”として大活躍する中3生のT君。
ここ2か月間の彼の集中力は、尋常の域を遥かに超えています。エンちゃんに「まるで、スポンジのような吸収力だ!」と言わしめるほど。
都立入試に向けて「自由英作文」の練習をしていた時、冒頭の質問をT君がしてきました。お題は「先週の土曜日にしたことを、英語で説明しなさい。ただし30語以上で。」というもの。
小池:「語数を稼ぎたいなら、露骨な作戦ではあるけれど、誰か適当に加えて『Last Saturday, I went to see a movie with my girlfriend. / 先週の土曜日、彼女と一緒に映画を見に行きました。』としたらどうかしら?」
なぜか、しばらく沈黙したT君。
T君:「先生、都立に合格するためには、“リア充アピール”も必要なんですか?」
一同:「・・。」
冗談でも面白すぎて・・思わず嫉妬しそうです。
化学変化 2月16日/小池
今年のジャムの大学受験は、大学附属に通う高校生の他大学受験が目立ちます。
附属に入ったメリットというものを無視して、果敢に自分の目指す新しい夢に挑んでいく生徒たち。
そんな生徒たちと触れ合っていると、こんな中年でも「夢を持って生きよう!」と自然に思えるようになってきます。
今回の「おめでとう!」の生徒は、薬剤師を目指している高3生のK君。
ジャム内で知らない人はいない有名人。
物腰が柔らかく、とっても心の暖かいK君。人格面では、もうパーフェクトな好青年ですが、天は二物を与えずというべきか、自己管理というのが恐ろしく苦手のようで・・。
遅刻の回数 2年連続ナンバーワン!!
無断欠席の数 2年連続ナンバーワン!! *他にも2年連続ナンバーワン記録を多数保持
K君に対する暗黙のルールとして、彼がトイレに立った際にはスマホを持たせないというのがあります。そうしないと、30分は帰ってきません。
勉強面に関しては、ハチャメチャな伝説を残し続けたK君ですが、入試が始まって以降、彼は信じられないほどに変わっていきました。
目を疑うほどに、一日単位で、いや一時間単位で、彼の学力が上がっていくのが肌で感じ取れたのです。滑り止めとした大学に蹴散らされながらも、落ちこむことなく入試問題を解き直して以降は、もの凄い勢いで改善点を消化&吸収できるようになりました。
もう数分単位で成長しているという感じで、1年を1週間に濃縮したと言えば伝わるでしょうか。
ある時点からは、模試でE判定を叩きまくった大学の過去問さえ、連続して合格点を上回り始めました。“自称”得意としていた化学に関しては、満点を叩くほど・・。もう“自称”ではなくなっていました。
気が付けば、志望大学に堂々の逆転合格。電話の向こうで、本人は泣いていました。
直前期、まさに化け物のような化学変化を遂げたK君。この伝説の化学式は、勉強の在り方自体を変えるかもしれません。
将来、薬剤師となったK君が調合する薬は、きっと何かミラクルを起こす薬だらけになるのでしょうね。本当に楽しみです。
君は本当に凄いよ。合格おめでとう!!
出題文にもマナーを? 2月7日/小池
比較的遠方に住んでいる中学生のEさん。冷気が体を刺すような寒い日でも、マフラーをグルグルに巻いて自転車でやってくる頑張り屋。
簡単な会話形式の問題に取り組んでいたところ、何か腑に落ちない様子でした。
A: My name is Taro Suzuki.
B:( )?
A: Taro Suzuki.
*答 Pardon?「もう一度言ってくれませんか?」
Eさん:「・・」
小池:「英検の面接練習でもお馴染みの、相手にもう一度言ってほしい時に使う定番の“あれ”だよ。」
Eさん:「答えがPardon?なのは分かっています。でも、」
小池:「??」
Eさん:「自己紹介の場面で名前を聞き直すなんて、そもそも失礼です!」
ごもっとも・・。
本気出すぞ!明日から 2月4日/小池
正月も帰らなかった実家に、日曜の夜、久しぶりに顔を出しました。
3週間前に生まれたばかりの新生児を、この手で抱かせてもらうためです。私にとっては初めての姪っ子。
小さいけれど、本当に温かい。真っ直ぐな温かさ。「紅葉のような手」に自分の指を置くと、ギュッと握ってきました。
力強い命の結晶を目の当たりにし、溢れ出る愛おしさで心が浄化されていきました。
命を授かった人間として、「もっと自分の体を大切にしよう!暴飲暴食は控え、深夜のポテトチップスも止めよう。」気が付くと、そう自分に誓っていました。
その日の晩は、久しぶりに父親と一献交わしました。
翌朝、東京へ向かう特急列車の中・・
すっかり二日酔い状態となっていた私は、シートにぐったり寄りかかっていました。
「本気出すぞ!明日から・・」
英検後 1月25日/小池
昨日、ジャムスクール武蔵境で英検が実施されました。
前回のお知らせで、「今回は2級受験者が目立ちます。」とお伝えしましたが、その後“きちんと人数を調べてみた”ところ、なんと2級だけでも、受験者が9名に上ることが分かりました。目立つどころの話ではなく、完全に今回のメインでした。
その中には、4名の高校1年生も含まれます。単なる“記念受験”ではなく、かなり本気で“狙っている”様子が、とても嬉しく感じられました。
ところで、
今回の2次試験は、都立入試二日前の2月22日に行われる予定ですが、“きちんと現実を考えてみた”ところ、めでたく全員が2次試験に進んだ場合、なんと2級の面接練習だけでも、対象者が9名に上ることが分かりました。
言うまでもなく、2月のエンちゃんは「中3生に檄を入れる儀式」に没頭しており、山梨のほうとう伝家の宝刀“EN”glishの登板はかなり厳しいところ・・
嬉しさと忙しさの悲鳴が、一大ハーモニー♪を奏でそうです。一体、どのような旋律が飛び出すことになるのか、すでに不安とワクワク感が共鳴しています。
英検前 1月21日/小池
今週の土曜日、ジャムスクール武蔵境で英検が行われます。
受験モードに入った中3生や高3生に代わり、今回の主役は非受験生。果敢にも2級に挑む高1、2年生が目立ちます。
準2級までは、中学生が勢いで合格を手にすることもありますが、2級は別格。語彙レベルは断然高く、付け焼刃的な対策では太刀打ちできません。
英語学習の基本である“地道にコツコツ”の精神が、色濃く反映される試験です。小細工なしで、まっすぐ正面突破を目指していきましょう!
ところで・・
英検ネタの時、右上に登場する「ふざけたシュールな掲示物は何?」「あれ全部見せて!」というふざけたシュールなリクエストを頂きました。
ジャムではリスニング試験中、静寂な環境を確保する為に入口のシャッターを閉めています。そのため、来訪者の方に向けてこれをシャッターに貼り付けているのですが、気に留めて頂いて光栄です。
これまでの分はノンジャンルに掲載しました。今後も作り続けます(笑)
センター試験前 1月16日/小池
いよいよ、土曜日からセンター試験が始まります。恒例のお菓子の用意は、バッチリです!
今年も推薦組の活躍が目覚ましく、センターを迎える受験生はごく少数となりました。とは言えど、刻一刻と本番が迫る緊張感に陰りはありません。過去問にアタックする生徒たちの真剣な表情を見ていると、うっかり冗談も言えなくなります。
我々第二次ベビーブーム世代の大学受験と言えば、まず先に「志望校ありき」でした(理系は別ですが)。学びたい分野をしっかり決めていた正統派は、まだ少ない時代でした。
特に私大文系受験(懐かしい響き?)に関しては、ブランド名が重視されるあまり、「法学部を受験した翌日に文学部を受験。次の日に経済学部で、最終日は教育学部。」といった滅茶苦茶な受験スタイルも見られました。今の受験生から「不純な輩!」と叱られそうです。
現在は様変わりしています。まずは学びたい分野(学部)をしっかり決め、その上で、それに秀でた大学をランク別に受験する「名より実」のスタイルが増えています。本来あるべき姿だと思われます。
今年のセンターに臨む生徒は、ほぼ全員が理系です。学びたい分野は明確。ある大学付属高校に通う生徒は、目指す学問が他大に見つかったという理由で、内部推薦を蹴って一般入試に臨んでいきます。
強い意志を貫いた猛者たちの戦いが、いよいよ始まります。
“気付き”上げる 1月14日/小池
I君:「“きずく”に、“きづけ”なかった。」
小池:「えっ?」
I君:「“築く”に、気付け”なかった。」
小池:「???」
実際は口頭だったので、もう訳ワカメ状態・・。
I君:「漢字の出題で、きずく(築く)にきづく(気付く)ことができず、一問落としました。」
模擬を自己採点しながら、悔しそうに呟く中三生のI君。
試験終了間際、やり忘れていて慌てて解いた問題らしく、「築く」を「気付く」と書いたとのこと。
あと2秒落ち着いて考えていたら、間違いなく“気付け”た漢字の問題。
I君:「2秒をケチって2点損。でも、おかげで慎重な姿勢を“築き”上げることができました!」
そんなこと言える余裕があるのなら、もう問題ないことにも“気付い”て!
また来年! 1月10日/小池
東京都が主催する留学支援「次世代リーダー育成道場」を利用して、もうすぐ海外へ旅立つ高校1年生のKさん。彼女は昨日、教室にお別れの挨拶に来ました。
Kさんが凄いのは、各高校に割り当てられた推薦枠からではなく、正面から自力で合格をもぎ取ったこと。吉報の知らせを受けた時は、それはもう大騒ぎになりました。
日本に帰ってくるのは、高2の12月。海外で丸一年近く生活することになります。
小池:「じゃあ、また“来年”!」
Kさん:「帰ってきたら、先生には全部英語で話しかけますから!」
小池:「いやーーっ!それだけは、勘弁してー!!」
恐ろしい台詞を残して、彼女は笑顔で去っていきました。
しみじみと1分後・・
小池:「し、しまったぁーーっ!“今年”だったぁー!」
冬期講習中の一コマ(3) 1月8日/小池
冬期講習が終了しました。短いようで、本当に短かったです。
<一コマ目>
高橋:「“床ドン”は、究極の片腕立て伏せ!」
<二コマ目>
高橋:「宿題を忘れた者には、俺から“壁ドン”をプレゼント!」
年の変わり目が影響したのか、エンちゃんはいつにも増して迷言の量産工場と化していました。ただ、最近の迷言は破壊力があり過ぎる?ため、なかなかエン語録に掲載できないのが残念です。
この講習期間中、気合の入り方が尋常でなかった大半の中三生たちは、朝一番の9時から、ラストの22時まで教室にいました。
そんな中、特に遠方から来ていた生徒は、昼間に持参したお弁当を食べ、夕方はお家の方が届けてくれた新しいお弁当を食べるといった状況でした。
ご家族の方々の支えがあってこそ、この講習が成り立っていることを、改めて肝に銘じた次第です。ご期待に沿えられるよう、刻一刻と迫る入試までの壁ドンカウントダウンを、フルスロットルで突っ走ります。
冬期講習中の一コマ(2) 正月特訓 1月3日/小池
小学6年生から大学受験生まで、今年の正月特訓は多くの参加者に恵まれました。
当然のことながら、食事の時間は深夜の居酒屋のような状態と常に笑いの絶えない状態となりました。
最終日の夕食時、流れる曲に合わせて突然歌い出した大学受験生のT君。途中からは振付まで披露してくれて、みんなの腹筋を崩壊寸前にまで追い込んでくれました。中学3年生が大半を占めている正月特訓において、彼はいつの間にか、良き兄貴のような役割を担っていました。
下級生たちを楽しますことに一生懸命で、自分が食事をする時間もなかったT君。後片付けの時間に入った時に、慌てて黙々と食べ始めた姿が目に入りました。月並みな言葉となりますが、勉強よりも“もっと大切なもの”を、彼から見せつけられた思いがします。
それでは本年も、“日々是暴走”のジャムスクール武蔵境をよろしくお願いいたします。